こいつらの恨みには「体験」と「意志」が欠如している!!!
実体のない...空っぽの敵なんだ!!!
概要
新魚人海賊団の頭目であるホーディ・ジョーンズは人間に対する憎悪が強く、人間友好派の同族を粛清し国家転覆を企てようとしていた。
しかし『天竜人の奴隷として屈辱を受けていた』『敬愛していた兄貴分の死』等々の明確な経験と動機を基因に、人間を憎んでいたアーロンやタイガーと違い、原作の彼自身は人間から直接虐げられる経験などは一切ない。
そもそも彼を初めとする新魚人海賊団の幹部達は、幼少の頃から人間を憎む魚人街の大人達から地上の人間に対する憎悪を聞かされる、一種の洗脳教育を施された結果『直接被害を受けたわけではないのに人間を憎む』歪んだ思想が根付いてしまったのである。
これらの狂気は当時彼らを取り囲んでいた生活環境が生み出したものであるとして、戦闘中のホーディとの対話でこれに気付いたフカボシは、新魚人海賊団を『環境が生んだバケモノ』と称した。
その後も作中では幼少期の環境から思想が歪み、悪へと堕ちる敵が多数登場していく。それらを転じて『環境が生んだバケモノ』と呼ぶ場合もある。
そしてこれは作中だけではなく、現実世界でも起こりうるケースだったりもする。
もしかしたら画面の前のあなたも気づかずにそうしている・なっているのかもしれない。
関連タグ
天竜人:ある意味ONE PIECEを代表する環境が生んだバケモノ達
黒炭家:ワノ国の環境が生んだバケモノ達