CV:下地紫野
概要
映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章』の登場人物。
本作が初登場となる。
赤嶺天とは友人だが、天とは対照的に活発な性格。
地元の高校に通う沖縄県民と見られ(学年は非公開)、沖縄弁や沖縄訛りの標準語で話す。
小麦色の褐色肌。身長は天より低い。
以下、えいがさき第1章のネタバレあり
初登場シーンは、美ら海水族館での近江彼方のライブ直後から。
他の観客が歓声を上げる中、難しい表情でその場を去ったことから、彼方からも心配されていた。
その夜、天の実家である沖縄料理店 兼 民宿「はいさい」の前にて、天と、その周りに立つ彼方達本州のスクールアイドルと会う(描写から見るに小糸は帰宅途中だった様子)。会うなり「まだ続けてるの?スクールアイドル」と発言。天はそれを肯定するが遠慮がちになる。
その直後、彼方に「ライブ観てくれてたよね」と言われるも、続くランジュの「スクールアイドルGPXに参加してるの?」という質問を強く否定。すれ違いざまに天に対して「やめたら?」「自分たちのライブなんて、誰にも見てもらえなかったさ」と吐き捨て、その場を去る。
後日、天がエマ・ヴェルデに語る形で、なぜ小糸がそのような態度・言動を取ったのかが明かされた。
実は小糸と天は同じ高校に通う親友同士だった。
元々、小糸と天はユニットを組んでおり、ボーカル担当の小糸が演奏担当の天を引っ張るような形だった。小糸は天の演奏技術を高く評価しており、作中でも自身の歌より天の演奏について語っている。
ある日、演奏を長めかつ派手に取りたいと小糸が発案したが、それを取り入れたライブはまったく観客が来なかった。
この光景にショックを受けた小糸は、自分が足を引っ張っていると思い、スクールアイドル活動をやめてしまった。
天から事情を聴いたエマの提案で、スクールアイドルGPXのライブ配信が実施される。エマと天のコラボステージ。
それを現地で見た小糸は、改めて天の演奏の素晴らしさを思い知るとともに、天がエマと新ユニットを組むのが正解だと結論づけた。
それを天に直接言って祝福した小糸だが、天から今までの日常の小さな不満の数々、それから小糸とスクールアイドルを続けたいという本心を大声でぶつけられる。
小糸は今まで気弱だが素直な性格の子だと思い込んでいた天がそんな事を考えていたとは夢にも思わず驚いたが、今まで彼女との接し方が間違っていたことに気付くと、「一緒に最高のスクールアイドルを目指そう」と答え、天とハイタッチした。
天の不満点からすれば、素の性格は大らかだが好き嫌いもよくするとされる。
前髪の髪飾りは天のものとお揃いで、お互い逆位置に装着。通学カバンには三線シーサーストラップをペアルックで付ける。
余談
今回の作品の舞台は沖縄県で、小糸自身も沖縄県民のようだが、演じる下地氏も沖縄県出身(これは天役の島袋美由利氏も同様)である。
天を「てーん」と伸ばして呼ぶのは、沖縄では親しい人の下の名前を伸ばして呼ぶ文化があるから。
関連タグ
赤嶺天…同じく、えいがさきで初登場するキャラクター。
大空あかり:中の人繋がりでかつ制作会社繋がり。また、彼女が所属する同じユニット内では彼女も虹ヶ咲に出演している。
北谷菜切(天華百剣)…虹ヶ咲(ラブライブ!シリーズ)と同様電撃G'sマガジンが関わっている天華百剣のキャラクターで、声優が同じで、小糸と同じく沖縄に縁がある。同作には、『えいがさき』にも登場するしずく、彼方、エマ、璃奈、天、かさねの声優も出演している。