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CV:伊藤かな恵

概要編集

高海千歌で高海家三姉妹の次女。浦の星女学院の卒業生。

明るいブラウン系の短い髪を持ち、長女の高海志満の黒髪とはあまり似ていない。美渡だけが兄弟と違っている箇所は、短い前髪を垂らしていない所と、瞳が赤眼ではなく紫寄りの色である所。


本社を含めると従業員数200名ほどの会社に勤務している社会人である。実家の旅館の仕事を特に強制されている描写はないので、忙しいときに入るくらいであろう。姉と同じく車の免許持ち。



性格は非常に気が強くて短気だが快活、いつも突拍子もない事をして騒ぐ千歌を「バカチカ」と呼んで叱咤している。千歌が迷惑を掛けると怒鳴って追い回すため彼女から畏れられており「旅館の神様に尻子玉抜かれる」などと言われた事も。志満を「志満姉」と呼び、作中では千歌の保護者同士としての会話シーンが多いが、彼女に笑顔で軽く注意されただけで美渡は萎縮している。


第1話、2階自室でやかましくしていた高海家三女に「こんな田舎でスクールアイドルは無理」と非情な忠告をしていた。

3話で千歌から、スクールアイドル部創部の懸かったファーストライブの観客ノルマ達成のために美渡の会社に告知チラシを貼らせてほしい、と頼まれた時は軽くあしらうが、職場の壁一面にチラシをビッシリ貼り、本番でトラブルを迎えて挫けそうになった千歌たちAqoursに開始時間間違いの凡ミスを笑顔で指摘して立ち直らせた。

以降はAqoursの活動を快く応援しており、志満と2人で静岡、名古屋、東京のライブ会場に出向いている。

2期4話のAqoursによる活動資金稼ぎのフリーマーケット出店では軽トラによる商品運搬を手伝っており、津島善子が己の持ち込んだ黒い羽が風で大量に舞い上がるのを眺めて感傷に浸っていたので叱った。そのフリーマーケットで数冊出品されていた少女漫画『焼魚定食物語』を美渡は2期6話で読みながら自室でくつろいでいる。


家の飼い犬しいたけの世話をしている場面が家族で一番多いが、散歩中にうっかりリードを離して桜内梨子の犬恐怖症関連のギャグシーンを作り出してしまっている。



名前は作中では家の旅館「十千万」の「十」から「と」の読みを貰ったのが由来。

キャラクター制作の面から見ると、舞台となっている沼津市内浦地区の地名、三津(みと)から命名されたものと思われる。伊豆三津シーパラダイス(通称みとしー、劇中は高海家の飼い犬しいたけとよくいるので「みとしい」である)があり、姉の志満の命名元と推察される淡島マリンパークともども観光地となっている。大都市圏ではない地方の市としては経営母体が違う一定規模がある水族館が眼と鼻の先にあるのは全国でも珍しいため姉妹ではあるが、いろいろと似ていない設定ともとれる。



高海家編集


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