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概要

2017年3月31日。ラブライブ!公式ツイッターが以下のツイートをした。

「【速報】『ラブライブ!サンシャイン!!』実写映像化!スペシャルムービーが公開されました。」

果たして公開された動画、そこでラブライバーたちが目にしたのは間違いなく“実写映像化”されたAqoursの姿...

――ただし、人 形 劇 であった。

突っ込みどころ満載のカオス人形劇であったため、ラブライバーは「どうやったらこんなストーリーを編み出せるのか…」もしくは「シングルCD収録のドラマパートにも負けないカオス」(脚本が同ドラマパートでおなじみの子安秀明さんなのでこれは納得)など、当然の反応を示した。

ただし、制作会社がその筋のプロであったり、EDはアニメ版を忠実に再現していたりと、その点は抜かりない。

制作会社

人形劇制作を担当したのは次の面々で、エイプリルフール企画にもかかわらずスタッフはガチの模様。

  • 人形劇団プーク/スタジオ・ノーヴァ

1929年創立。日本どころか、世界でも指折りの歴史と伝統を持つ由緒正しき人形劇団。

後述するように、プークはNHKをはじめとするテレビ放送のための人形劇も多く手がけているため、テレビ人形劇製作部門として「スタジオ・ノーヴァ」を運営している。

代表作は『ざわざわ森のがんこちゃん』『おかあさんといっしょ』『いないいないばあっ!』(全てNHK教育(Eテレ))など、他にも多数。

本作では演出・人形デザイン・美術・舞台装置・人形操作などを担当。

  • 人形劇団ひとみ座

1948年創立。本邦テレビジョン放送史にその名を刻む、子供向け番組の金字塔『ひょっこりひょうたん島』(NHK教育)を手がけた劇団。その他にも舞台を中心に多くの作品を生み出している。

本作では人形操作を担当。

肝心の内容

「ある日、私に起こった不思議なお話…」

主人公は桜内梨子で、このモノローグも彼女が発する。

  • 梨子が目を覚ますと、2年生がみんな豚鼻。
  • オオカミ(シーラカンス)に襲われ3匹の子豚的展開が始まるかと思いきや、千歌がいきなりスクールアイドルを始めるなどと宣言。
  • オオカミから逃げ切ったら、果南がオオカミ(!!?)と体操していて、それを見て千歌が「カメをいじめるな!」などと怒号を上げて果南をフルボッコ
  • 千歌がシーラカンスに向かって「めだかの学校に連れて行け」と言い、それから浦島太郎でおなじみの乙姫と出くわす。

それからというもの、かちかち山ウサギタヌキが現れて、鬼ヶ島のボスが善子だったり、鬼(シーラカンス)と千歌が戦うと思ったらキスして、シーラカンスがルビィへと姿を変えて…

( ^ω^)・・・

支離滅裂としか思えないだろうが、あなたの感性は正常である。

手当たり次第に童話童謡を拾い、ごった煮させたストーリーなのは言うまでもなく、やたらめったらフィーチャーされるシーラカンスが一層意味不明である。EDにも10人目のメンバーと言わんばかりに顔を出している。

余談

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シーラカンス!サンシャイン!!
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