概要
「ざわざわ森のがんこちゃん」とは、NHK教育(Eテレ)で放送されている、
幼稚園・保育所及び小学校1年向けの道徳教育番組である。
1996年の放送開始以来、放送が続いている長寿番組でもある。
(学校放送では、「おはなしのくに」「しぜんとあそぼ」に次ぐ3番目の長寿番組となる。)
対象学年は1996年度~2008年度が小学校1年、2009年度~2012年度が小学校1~2年、2013年度以降が幼稚園・保育園児及び小学校1年となっている。
小学校1年生相手なのにストーリーの項にあるようなどえらい設定を持ち、その上に時々こんな話をぶっこんでくる辺りNHKの本気とも言えるが。
なお、2015年10月より番組タイトルが「新・ざわざわ森のがんこちゃん」にリニューアルするとともに、放送時間も従来の15分間から10分間となった。同時に、小学校1~2年を対象とした5分間の英語番組として「えいごでがんこちゃん」もスタートした。
原作は児童文学作家の(故)末吉暁子先生。
脚本も自ら担当していたが、「新がんこちゃん」にリニューアル後は児童文学作家の押川理佐先生が担当。キャラクターデザインは、絵本作家の武田美穂先生が担当。
実は、主題歌を担当するアーティストがムダに豪華だったりする(谷啓→瀬川瑛子→松平健)。
アニメ化
2017年1月より、NHKBSプレミアムにて、アニメ版「がん がん がんこちゃん」が放送開始。アニメーション制作は10GAUGE。
タイムトラベルと言う形で人間の少年「ゲンくん」が登場する。
第二期にはまさかの萌え擬人化。公式のお知らせやニュースでは萌えがんこと呼称されている。いつものNHKである。→おじゃる17
ドラマ化
2017年3月に、放送時間3分のミニドラマ、という形で実写ドラマ化され、NHK総合テレビで放送。がんこちゃんが人間の大学生に変身する、という設定で展開されるそうな。
がんこちゃん役を、がんこちゃんの大ファンだという二階堂ふみが務める。
ストーリー
人類が滅び去って長い長い時が流れた地球。
地表は砂漠に覆われたが、一部の地域では自然が復活しつつあり、人類によって遺伝子改良を加えられ高度な知能を持って生まれ変わった動物達の子孫が楽しく暮らしていた。
主人公である恐竜の女の子がんこちゃんが都会から自然の残る「ざわざわ森」に引っ越してから、がんこちゃん達を中心とした不思議な物語が始まる。
声優
がんこちゃんの声は、長らくあきやまるな氏が務めていたが、2014年3月8日、あきやまるな氏が、虚血性心不全のため死去。現在は根本圭子氏ががんこちゃん役を務めている。
あきやまるな→根本圭子…がんこちゃん(主人公)
緒方賢一…がんこちゃんの父、沼のカッパ
日高のり子…がんぺーちゃん
吉田理保子→日高のり子…ツムちゃん、ヒポ先生
野沢雅子…ケロちゃん、ガメさん
堀絢子…ピロくん、がんこちゃんの祖母
川田妙子…チョビくん、ルンルン
梅津秀行…ギャオくん、ハジメどり、仙ちゃん
IKKAN…ラッパー
比呂公一(まじかるぱぱ名義)…ヒゲ校長
別名・表記ゆれ
表記ゆれタグとして、がんこちゃんタグが存在する。
関連タグ
- ざわざわ及びブラックな世界観つながり:賭博黙示録カイジ