朝おきると、学校にいきたくない。ずるやすみをしたい。
きのう、となりのせきのますだくんとけんかをしたから・・・。
概要
「となりのせきのますだくん」とは、1991年にポプラ社から発表、出版された絵本。
同年「絵本にっぽん賞」「講談社出版文化賞 絵本賞」を受賞。
1992年度には、「青少年読書感想文全国コンクール」低学年の部の、課題図書にも選定された。
武田美穂先生の代表作のひとつ。
1995年には同じ作者の作品「スーパー仮面はつよいのだ」と「あいうえおちあいくん」を混ぜたova「うしろのせきのオチアイくん」が制作された。(主人公はオチアイくん)
あらすじ
主人公みほちゃんは小学校1年生の女の子。
みほちゃんの隣の席の男の子“ますだくん”はなにかとみほちゃんをいじわるしてくる。
そんなある日、ますだくんはみほちゃんの大切な鉛筆を折ってしまう・・・。
シリーズ作品
後年、「ますだくん」シリーズとして、続編が数作刊行されている。
何れもポプラ社刊。
- 「ますだくんのランドセル」(1995年)
- ずっと欲しかったお姉ちゃんの赤いランドセルをしょって、今日はますだくんの入学式。学校の入口に青いランドセルをしょった泣いてる女の子がいて…。
- 「ますだくんの1ねんせい日記」(1996年)
- きょう、ぼくはすこしいじわるな気分でした。だって、せっかくしんせつにしてあげても、となりの席のみほちゃんは、ぼくのこと、こわがってばかりなんだもの…。
- 1作目『となりのせきのますだくん』のますだくん視点のお話
- 「ますだくんとはじめてのせきがえ」(1996年)
- となりの席のますだくんがこわくてしかたないみほちゃん。席がえがあるという話をきき喜ぶのですが、ますだくんがにらむのです…。
- 「ますだくんとまいごのみほちゃん」(1997年)
- まいごになってしまったみほちゃん。知らない街は、なんだかおばけの街みたいに気味がわるくて、みほちゃんは泣きだしてしまいました。そのころ、友達のますだくん達は「みほちゃんそうさくたい」をつくって…。
関連イラスト
表紙パロディ
表記ゆれ
表記ゆれタグとして、ますだくんタグが存在する。
ただし、このタグは表記ゆれタグであると同時に、
「キャラクターとしてのますだくん」を意味するタグでもある。