概要
2013年11月27日に発売された6thシングル。グループが楽曲披露前に行う掛け声がそのままタイトルになっている。略称は「ミュースタ」「Mスタ」。二年後に中の人達もまさかの出演を果たしたあの長寿音楽番組とは全く関係ない。
この曲より後はセンター総選挙は行われておらず、μ's名義としては2016年3月発売のシングルが最後のリリースと発表されたため、おそらくナンバリングタイトルでは実質上のラストシングルとなる。
11月26日付のオリコンデイリーランキングで6位にランクイン、翌日の27日には4位に上昇、30日には当時のμ'sとしては最高記録となる3位にランクインした。初週売上枚数は「ラブライブ!」関連シングルでは当時の最高記録となる3万7千枚を記録している。恐るべしラブライバーの購買力。
しかし当時はこんなのは序章に過ぎず、次の年以降はその二倍を平気で売り上げる程に規模が大きくなっていくのだが…
シングルはBD付超豪華盤、BD付通常盤、DVD付通常盤の3種類がリリースされ、BD付版には「Mスタ」と連動する新作OVAが収録されている。
CDには本曲とC/W曲の「LOVELESS WORLD」、ボイスドラマが収録されている。
このシングルが宣伝されるにあたって、ロリ化した真姫がPVに登場することが話題になった。また、真姫を除くμ’sの練習着(冬服)もこの時初めて明らかになった。
このPVでメンバーが着ているパジャマ、実は後に『ラブライブ!第2期』の第12話にて学校に寝泊まりするメンバーが着用するものとして再登場している。
曲として
楽曲データ
作詞 | 畑亜貴 |
---|---|
作編曲 | 山口朗彦 |
第5回総選挙の結果、見事1位となった西木野真姫がセンターを務めている。その脇を2位の絢瀬絵里と3位の高坂穂乃果が固める方式。
衣装はナンバリングタイトルでは「夏色えがおで1,2,Jump!」以来、それ以外も含むと「No_brand_girls」以来のメンバー全員へそ出しという中々に露出度の高いステージ衣装になっている。
これ以降の曲でメンバーがへそ出し衣装を着ている曲はアニメ劇中歌やOPにもなく(一部メンバーがへそ出ししている曲ならある)、タカラモノズとゲーム限定のShangri-La_Showerのみである。
この中でも高坂穂乃果、矢澤にこ、東條希の三人は片方の袖をチューブトップ状に切り欠いた肩出しとさらに露出が際どいものとなっている(分かりやすく言えばブリーズメロディアをへそ出しにしたようなもの)。そしてこの曲でも定番化している袖なし衣装担当の希の腋見せアピールは健在。なお、他の六人のメンバーはボトムスカートのバックルを斜めに交差させて締めている点が共通しているが、この三人はバックルを直線に締めている。
今やラブライブ!シリーズで定番となっている、「振り付けの最中に衣装の一部を脱ぎ捨てる」の元祖。この要素は「僕たちはひとつの光」でも取り入れられ、二代目でもすっかり定着した。四代目に至ってはデビュー曲からいきなりこの演出がある。
スクスタ
ゲーム「スクフェスALL_STARS」では、3DMV付プレイアブル楽曲として実装済み。
衣装も2021年7月15日に実装されたが、有償の専用衣装交換チケットとの交換でしか入手できない。
チケット付きラブカスターチケットは期間限定販売のため、逃すと入手が困難になる。
関連動画
公式チャンネルの視聴動画
CM
MV
PVについて
※ここではPVのネタバレを含みます!
これまでのナンバリングタイトルのPVアニメと違い、「Music S.T.A.R.T!!」には現実世界(アニメ本編)と大きく矛盾した描写・ミステリアス描写が多く一線を画している。
- 本編冒頭で真姫が見た何者かに追われ檻に閉じ込められるどう考えても悪夢としか思えない夢を「ちょっと楽しかったかも」と話している
- 真姫の見た怖い夢の話を聞いた花陽が眼鏡をかけている(アニメではμ's加入と同時に外した)。そして、翌日は再び外している。
- 夢の話をした後、音楽室で真姫がロリ真姫にあった時、まるで過去に出会ったかのような反応をしている。
- 他8人が屋上にいるロリ真姫に誰一人として気付いていない。
- 暗いところは誰かに涙目で抱き着くほど苦手なはずの絵里が校舎がいきなり暗くなっても軽くびっくりする程度でとどまっている。
- ロリ真姫の「ここは終わらないパーティーの夢の中」「(高校入学まで誰とも全く面識がなかったはずの)μ'sの8人を結成前から知っている」発言。
単純に考えれば真姫の夢の中と考えるのが妥当だが、その割には真姫以外の8人しか映っていないシーンが多くそもそも約15分の映像全部が真姫の夢なのかという謎も出てきている。
ラブライブ!の映像の中でも特に謎が多いPVで、劇場版に出てきたとあるキャラと並行してこれからも考察が続けられていく事になるだろう。