解説
略称はスクパラ。2014年8月に角川ゲームスより発売された。
ラブライブ!NEXT PROJECTの第3弾という前振りだった。
ゲームジャンルはリズムゲーム。
シリーズのゲームとしては初めて、3Dモデルによるフォーメーションダンスを見られる。いわば、アケフェスやスクスタの先駆者。
当時の『ラブライブ!』のバブルっぷりを象徴するかのように、Printemps、BiBi、lily whiteの3タイトル(バージョン違い。一部収録曲が異なる)、なおかつ初回生産限定版には各ユニットメンバー(衣装はNo brand girls)のねんどろいどぷちを付属させた仕様となっており、限定版の価格は1本10000円。すべてのねんぷちを揃えるために30000円かかる。
収録曲
9人曲が10曲、ソロ曲が各バージョン3曲、ユニット曲が実質1曲。ダウンロードコンテンツとして2曲追加された。
全バージョン共通
- Shangri-La Shower
- 僕らは今のなかで
- START:DASH!!
- No brand girls
- Wonderful Rush
- Music S.T.A.R.T!!
- START:DASH!!(Bitter-Sweet Mix)
- No brand girls(GRP-Explosion Mix)
- 僕らは今のなかで(Little-More-Rock Mix)
- Music S.T.A.R.T!!(SKA-Feel Mix)
- Wonderful Rush(Hevey-Rush Mix)
ダウンロードコンテンツ
- 僕らのLIVE 君とのLIFE
- Snow halation
- KiRa-KiRa Sensation!
Printemps
- 愛は太陽じゃない?
- スピカテリブル
- 孤独なHeaven
- Pure girls project
- Pure girls project(Super-Mondo Mix)
BiBi
- ありふれた悲しみの果て
- まほうつかいはじめました!
- Darling!!
- Cutie Panther
- Cutie Panther(Metal-Panther Mix)
lily white
- 私たちは未来の花
- 恋のシグナルRin rin rin!
- 純愛レンズ
- 微熱からMystery
- 微熱からMystery(TeKe-TeKe ELEKI Mix)
評価
度重なる発売日延期(2014年5月→7月→8月)に加え、音ゲーとしては先行しているスクフェスよりも曲数が少なく、目玉である3Dモデルは質がそれほど良くなかった。
ゲーム業界自体も、従来のゲーム機専用ゲームから、高機能化してきたスマートフォン用アプリゲームへとシフトしつつあり、ファンもすでにスクフェスで満足していたため、本作の訴求力は高くなかった。
そもそも当時は作品自体がヒットしており、ファンは数多くのグッズの中から取捨選択を迫られていた。ちょうどテレビアニメ2期のBDが毎月発売されている時期でもあったため、本作の売り上げは芳しいものとならなかった。
余談
劇場版のパンフレットに本作の情報が記載されていたものの、2017年3月発売のG’smagazine号外では記載が無いなど存在がなかったことにされるが、2020年11月25日発売のラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ファンブックの表紙で、メンバーの一人である三船栞子が本作のソフトパッケージ(らしきもの)を持っているイラストが確認されている。