楽曲概要
概要
「ラブライブ!The School Idol Movie」の挿入歌及びエンディングテーマ。2015年7月15日発売。シングルのカップリング曲は「Future style」。
実績・評価
オリコン週間ランキング初登場2位・(単曲として)ビルボードジャパンHot100初登場総合首位獲得。初週9.6万枚(オリコン集計、以下同)を叩き出し、前週に引き続き自己最高初動を大幅に更新する(※注1)、キャラクター名義でのシングルCDにおける過去最高初動枚数をマークした。
同時に、当週に第2弾「SUNNY DAY SONG/?←HEARTBEAT」(7月8日発売)が2.0万枚を売り上げて6位、第1弾「Angelic Angel/Hello,星を数えて」と共に、「同一アニメのキャラ名義でシングル3週連続リリースを行い、全ての作品がリリース週にオリコン週間TOP3入り、かつ3作同時がオリコンシングル週間TOP10内にランクインする」というアニソン史上に残る記録を打ち立てた(※注2)。
2015年7月26日にテレビ大阪他テレビ東京系で放送されたJAPAN COUNTDOWNで本曲が紹介され、思わず涙した者も多いだろう。
※補足:
注1:2018年8月現在、この初動枚数より上回りキャラクター名義シングルが5枚出たが、自らの記録(当時)を更新するMOMENT RINGを除いて、いずれもライブかファンミーティングチケット抽選シリアル同封による一人あたりの過剰な複数買いの結果であり。イベント抽選シリアルを一切付けずにこの初動記録を上回る、μ’s以外のキャラクターソングは2018年8月現在で未だ存在していない。(根拠として、2016年12月に当時新記録をマークした『God's S.T.A.R.』(QUARTET NIGHT)はライブ先行抽選期限切れ後に週間売上枚数が大きく急落し、僅か累計7週で集計圏外へと消えている他、その後間を置かずに同ユニットがリリースした先行券の付かないCDとの間に10万枚以上の余りに大きすぎる隔たりがあることが証明されている。従って実際の話題性の大きさも含め、比較対象のレベルに無いことは周知の事実であることを予め明記しておく)
注2:同一アニメ・ゲーム作品のキャラ名義で3作同時がオリコンシングル週間TOP10内にランクインするのはけいおん!(3枚同時ランクイン)、アイドルマスター シンデレラガールズ(5枚同時ランクイン)以来3例目。ただし、同一キャラ名義で3作同時ランクインが史上初。
スクフェス
アプリゲーム『スクールアイドルフェスティバル]には2015年8月31日午後3時~午後4時の間に行われたメンテナンスで実装。タイトル画面でも「SUNNY DAY SONG」に代わって流れていた(その後に別の曲に変更した後、2016年2月15日午後3時~午後4時の間に行われたメンテナンスで再び流れるようになった)。
スクスタ
ゲーム「スクフェスALL_STARS」では、ファイナルライブ初日からちょうど5年後になる2021年3月31日に3DMV付プレイアブル楽曲と衣装を実装。
衣装は有償の衣装交換チケットでの交換でしか入手できず、チケット付きセットの販売も期間限定のため、タイミングを逃すと入手できない。
ネタバレ注意
※注意:ここから先は映画・「μ's Final LoveLive!~μ’sic Forever~」のネタバレとなっております。
ネタバレを避けたい方はブラウザバックをお願いします
ネタバレとなっております。
劇場版
メンバー全員でニューヨークに行っていた頃に西木野真姫が密かに書いていたμ'sのための曲が、この曲と思われる。
真姫は公にするつもりはなかったが、東條希にノートを見られたことで他のメンバーにも知られた。SUNNY DAY SONGの作曲中には「あの曲は9人で歌いたい曲だから(今回は使わない)」と言及された。
歌詞にはメンバー9人の名前が登場する。
ほのかな予感
小鳥の翼がついに大きくなって
遠くへと広がる海
夢の中で描いた絵
時をまきもどしてみるかい
劇中ではμ'sのメンバー全員が卒業した2年後、3年生になった高坂雪穂と絢瀬亜里沙がアイドル研究部で同部が輩出したスクールアイドル・μ'sの歴史を説明する際、「そして、μ'sの最後のライブは」の台詞の後に流れた。
ライブ前の番号の掛け合いはこれまでと違って表情が伏せられ、スクールアイドルである事にこだわり続けた彼女らの活動が過去のものとなり、生ける伝説となった事を確定づけるものだった。
歌詞からも分かるように、μ'sの始まりを歌った「START:DASH!!」とは対極的に、この曲はまさにμ'sの終わりを歌った曲。「START:DASH!!」の歌詞冒頭の「うぶ毛の小鳥達」はこの曲を以て「翼がおおきくなって旅立っていった」のである。
スタッフロールが終盤に近づくと羽が1枚降ってくるが、それを拾う者は誰もおらず、スクールアイドル・μ'sの歴史が終焉を迎えたことを物語る。この曲で涙を流す観客も多い。
実施状況の謎
このライブが「いつどのような理由で行われたのか」は劇中では曖昧であり、その後のムック等でも一切明かされていない。
背景にはアキバドーム(現実の東京ドーム)らしき屋根が描かれているので、場所はドーム前と思われる。
可能性①:ラブライブのドーム大会が実現した際に、ゲストとして呼ばれた。
映画冒頭に、にこ&真姫の「μ'sはゲストとして呼ばれるわよね」「多分そうなるんじゃない」という前振りがあることが根拠。
キャストとしてのμ'sが、ラブライブ!フェスにて一度だけ復活したことにも通じる。
しかし絵里たちは完全に卒業後ということになり、『限られた時間で精一杯輝く』と言ってきたことがぶち壊しになる。
可能性②:SUNNY DAY SONGの後、ぎりぎり3月中に行われた。
実施理由は推測するしかないが、SDSが大勢のライブであったから、μ's単独のライブで締めたいと考えても不思議ではない。
しかし①の前振りが全く無意味になるのと、SDS前日の穂乃果の「このライブをもって活動を終了することにしました」という宣言が嘘になってしまう。
可能性③:映画のエンディングとしてのイメージ映像であり、実際に行われたライブではない。(Happy maker!等と同様)
しかし雪穂たちの「μ'sの最後のライブは」の意味が通じなくなる。
ライブ自体が幻想的であること、μ'sの最後が感動的に描かれたことからか、この曖昧さを批判する意見は見ない。
曖昧なままにしておくのが良いのかもしれない。
ファイナルライブ
ライブではアンコール2度目の締めに披露された曲。
過去のμ’sのシングルヒストリーPVが流れ終わると、ステージ上から巨大な蓮の華のセットが登場、ドームの中央部まで移動する。
セットが中央部まで移動し終えると、劇場版のラストライブ前の舞台袖で円陣を組む9人のあのシーンが流れる。
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
「「「「「「「「「μ’s!Music start!!!!!!!!!」」」」」」」」」
イントロと共に蓮の華が開き9人が登場するという原作を忠実に再現した演出がなされたのである。
まさにラストを締めくくるに相応しい終わり方であり、誰もがフレーズ通り「いまが最高!」という気持ちを共有したであろう。
余談
ファイナルライブでは、先述の通り、映画同様にメンバーが蓮の花を模した舞台装置から登場したのであるが、この舞台装置の外観が外食チェーン「バーミヤン」のシンボルマークである桃に似ていると後日話題になった。μ'sキャストも同様に感じたらしく、SNS等で発言している。
この桃もとい蓮の花は、「僕たちはひとつの光」が披露される前に、メインステージが割れてゆっくりとセンターステージへ移動してきたため、まるでSF特撮の戦闘機発進シーンのようでもあった。
関連動画
関連タグ
- OUR_P13CES!!!:この楽曲と同じく、歌ってる各メンバーの名前が歌詞に含まれており、またメンバーの人数と表題の文字数を揃えた(空白含む)同シリーズ他世代の楽曲。