WATER_BLUE_NEW_WORLD
うぉーたーぶるーにゅーわーるど
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期12話の挿入歌。
ファンの間で使われる略称は「WBNW」など。キャストの口頭では「うぉたぶー」とも呼ばれ、これはレコーディングで判明したルビィのイントロ前の歌い方が由来とされる。
センターは高海千歌。これまでと違って横髪は下ろしている。ステージはアキバドーム。
歌詞テーマは「今この瞬間の楽しさと、新しい世界へ旅立つ覚悟」
今回の歌唱パートは、最初~1番AメロまでがデュオトリオCD組順のソロ、1番Bメロが学年ごとの合唱、2番~落ちサビまでがユニット順のソロ、という3グループ構成。各メンバーが歌う歌詞のマッチ具合もこの曲の魅力の一つである。
ダンスは1番サビ後半で走りながら千歌以外の8人が連続でウィンクを決めていくのが見せ場。
衣装は青色・白色・水色・黒色の4色を基調として、3人ずつの3パターンに分類。
サビ突入に合わせて梨子達ロングスカート組は衣装を外して投げる形でミニスカートにチェンジ、雰囲気の変化を演じる。
さらに全員の衣装のラインに水色の電飾を仕込んであり、サビの後半で発光させる。
酒井和男氏のインタビューによるとコンセプトは優勝できそうな最高の衣装、テーマは「『白鳥の湖』だったと思う」とされており、作品イメージにある羽根をこの曲の衣装に改めて取り入れ、美しく飛び立つ意味が籠められた。室田雄平氏は白鳥からバレエの衣装になったのはデザイン時期に観劇した『ジゼル』に影響を受けたかもしれないと語っている。
ロングスカート組は過去を乗り越えて新しい自分を手に入れた3人の括りでこの衣装になったのだが、残り2組の衣装グループ分けにも何らかの意図が感じ取れる。
アニメではAqoursがラブライブ!の冬季大会の決勝で披露した曲である。
この回はライブが始まる前にED曲のない特殊EDとして先にキャスト・スタッフクレジット(製作委員会表記も含む)を入れていた。
決勝の前日、Aqoursの応援に駆け付けたSaint Snowの鹿角聖良が夏季大会の決勝でアキバドームに立った経験を「雲の上のようだった」と振り返るのだが、今回Aqoursは実際に雲の上で踊るかのように、スモークが広がる幻想的な舞台でこの曲の1番前半部分を踊る。
サビ前に鞠莉、花丸、そして梨子の衣装のロングスカートがパージされた瞬間、会場のスモークが晴れると共に、会場と生中継モニターの向こうに鮮やかな青い羽根のイメージが舞い飛んだ。
そして、歌い終えた後の会場全体の映像に挿入歌として本曲のクレジットを入れる演出を行っており、歓声と共にステージの照明やモニターが順に消えて会場全体がだんだんとブラックアウトしていく中、右上から舞う1枚の青い羽根が画面中央に差し掛かったところで、ステージにいる9人のシルエットを映し出す4つの星の光が一瞬だけ明るく光った後にブラックアウトしてライブを終えている。
余談ではあるが、エンディングのライブシーン後に挿入歌クレジットを入れる構成はスーパースター!!8話「結ばれる想い」でもあったが、こちらの場合は、更にラストでサブタイトルを入れる演出があった。
CDは2018年1月17日に発売。『WONDERFUL STORIES』との両A面シングルである。
本CDのジャケ絵を『WONDERFUL STORIES』の冬制服&浦女校庭に譲った分、『WATER BLUE NEW WORLD』の方の絵はアニメ二期サウンドトラックのジャケ絵に採用された。
その代わり、3rdライブはライブ副タイトルが『WONDERFUL STORIES』になったが、キービジュアルは『WATER BLUE NEW WORLD』の衣装になった。
声優による三次元ライブ版は、3rdライブツアーで初披露となった。
このライブではアニメ通りステージ上でスモークが焚かれ(埼玉公演day2は煙が舞い上がって1番で一部キャストの体が全て隠れるハプニングがあった。)、梨子のロングスカートをパージしたタイミングで青い羽根型の紙が大量に射出される演出があった。
アニメデザイン通り衣装とヘアアレンジの再現が実現。
ロングスカートはワンタッチで取れる仕組みになっており、取った後のスカートはステージの床に残ってしまわないよう回収担当のメンバーがライブスタッフの待機場所に投げて渡す処理方法になった。
それぞれの回収担当は、
花丸:ルビィ(走るか投げて後方or左側に届ける)
鞠莉:ダイヤ(くるくる舞いながら受け取って、回りながら後方or右側に投げる)
梨子:曜(前方右側に豪快に上投げする)
に決まっている。
衣装のギミックがスカートに割かれたため、水色の発光装置のほうは再現されなかった。
『CDTV'18 上半期SP エンタメまとめ総決算』にAqoursが出演した時にテレビサイズが披露された。余談だが、野性爆弾のくっきーが変顔を披露したが、モブの再現であった。
観客のブレードの色は、アニメが半分ほど再現されて水色が多め。
2023年12月9、10日に東京ドームで開催された異次元フェスでは、Day2の14曲目に披露。当該ライブでは中盤戦ながらAqoursオリジナルメンバーのみで歌唱された最後の楽曲となったが、イントロが響いた瞬間地響きのような歓声を浴びるなど、凄まじい盛り上げを見せた。
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