概要
幼稚園からの幼馴染同士で、高校卒業後の1994年にNSC大阪校に入学し、コンビを結成する。
baseよしもとを中心に活動後、2003年に当時の主要メンバーと共にbaseよしもとを卒業。
baseよしもと卒業後はうめだ花月を中心に活動。また、初の冠番組となる『野爆うめだFandango!』(『野爆テレビ』)が放送開始となる。
うめだ花月の閉館と『野爆テレビ』の終了に伴い、2008年に上京。以降は東京を拠点に活動している。
野生爆弾ではない。
芸風
主にコントを行うコント芸人だが、変則的な漫才を披露することもあり、M-1の予選に出場したこともある。川島の世界観が強く出た芸風で、設定も演技も大胆で常軌を逸したものであるために、評価はかなり分かれる。
一応くっきーがボケ、ロッシーがツッコミという役割にはなっているが、ロッシーの滑舌の悪さや天然ボケ故に「ダブルボケ」と言われることも多々ある。
唐突なネタ振り、勢いだけで進行し、急に黙る、滑った空気のまま終わらせようとするなど、破天荒な芸風が特徴。
東京進出後は『アメトーーク』などの全国ネットのテレビに出演する機会が増えたが、周囲からは「東京にハマってない芸人」と呼ばれている。ハマっていない理由に関して、一般アンケートでは「時代が追いついていない」。演出家兼プロデューサーの加地倫三は実力を認めつつも「今のテレビ界にはハマる番組がない」、雨上がり決死隊は「急に訳の分からないボケをしだすから、それを許してくれる司会者がいない」と評している。
実際、デビューしてから20年以上も冷や飯を食っており、芸人としての仕事だけで食べれるようになったのはここ数年の話である。その強烈な個性故にテレビにもちょくちょく出演しており、コアなお笑いファンや芸人達からは愛されていたが、一般ウケする芸風では無かったことからバラエティー番組にレギュラーとして抜擢されることもあまりなかった。出演番組でもセオリーを無視した破天荒な芸風を貫いたために降板させられてしまうことも多々あった。ためにくっきーもロッシーも長い間副業をしながら芸人を続けていた。くっきー曰く「長らく日の目を見なかったのは、客のことを無視して自分たちの世界観を押しつけたせい」とのこと。
現在はくっきーのキャラクターが人気を博したことで遅咲きのブレイクを果たし、晴れて人気芸人の道を歩んでいる。勿論、芸風は一切変わっていないが。
メンバー
1976年3月12日生まれ。滋賀県守山市出身。ボケ・ネタ作り担当。
旧芸名及び本名は川島邦裕(かわしま くにひろ)。
愛称は「くーちゃん」。別名義に「肉糞太郎」や「肉糞亭スポーツ」など。
長らく本名で活動していたが、2015年に「くっきー」と妙に可愛らしい名前に改名。さらに2019年7月からは感嘆符がつくようになった。
1974年4月6日生まれ。滋賀県守山市出身。主にツッコミ担当。
旧芸名及び本名は城野 克弥(しろの かつや)。
かなりのド天然。具体的なエピソードとしては、骨折したNON STYLE石田を病院に連れていくのに、石田を車の運転席に乗せ、本人に言われるまで気付かなかった、というものがある。
大喜利でもその天然っぷりをいかんなく発揮し、お題にそぐわない、周囲が思わず驚くような不思議な回答をすることが多い。
滑舌が悪い。天然ボケも相まって、話が脈絡のない方向に進むこともある。
くっきーのように披露する機会は少ないが、絵が上手い。また、バンド「盆地で一位」ではベースを担当している。
くっきーに倣い、「滑舌亭一門」を創設している。芸人らが多数所属している。
心優しい性格。2017年5月15日の『水曜日のダウンタウン』では「ロッシー何でも受け入れちゃいすぎておっかない説」という特集が放送され、いかにもなドッキリ(非常識で唐突なものがほとんど)も優しく受け入れ、仕掛け人らを心配する様子が映され、モニタリングしていた出演者も逆に心配していた。そのため野性爆弾のファンからは「野性爆弾で本当にヤバイのはロッシーの方」とよく言われている。
他にも「人志松本のゾッとする話」にて子供の頃、竹林でサラリーマンの首吊り死体(実際は居眠り中の不慮の事故)を見てタケノコが苦手になったという話をタケノコを食べながらした事を千原ジュニアが明かしており、全員を別な意味で震え上がらせた。
純粋無垢な人間は恐ろしいと云うが、まさに彼の事である……
関連タグ
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