概要
かつて女神ヘラが運営していた探索系ファミリア。エンブレムは杖と女神。
【ゼウス・ファミリア】と双璧を成したオラリオ最強のファミリア。
神々の降臨から千年間、君臨し続けたファミリアであり、『神時代の象徴』『神の眷族の到達点』とも称され、アストレア曰く古代から続く人類史上の中でも最強と言っても過言ではない程の圧倒的な強さを誇ったという。
主神のヘラはゼウスに対する愛憎入り混じった凄まじい執着をもっており一度ゼウスの浮気が発覚すれば血の雨どころか血の嵐と称するほどだがその性質がどうやら眷族にも影響したらしく、団員たちはヘラに似て異様な嫉妬深さと独占欲を持ちながらも器量良しなために彼女たちに手を出したことで地獄の淵を覗いた男が続出したという。
本編開始の15年前、最後の三大冒険者依頼の黒竜の討伐に失敗し、【ゼウス・ファミリア】とともに多くの団員を失いファミリアは解体され、主神であるヘラはゼウスと共にロキ、フレイヤによってオラリオを追放され姿を消す。
実際の背景は【ゼウス・ファミリア】と同じく、眷族達は自ら次代の英雄達の踏み台となった説が有力である。
かつてフレイヤを抗争で下し、オラリオに縛りつけた大元でもある。この時、フレイヤは都市の強者とは言え自身の眷族達を信頼するがあまり、たった一人で戦う怪物の力を見誤ったと語っている(だが、何故か勝利したヘラの方が激昂しており、結局『夫婦劇』に巻き込まれただけだとか…)。
メンバー
ファミリアの主神。よくゼウスにキレていた、苛烈な性格の女神。ヘルメスからはヤンデレ、ロキからは「最強最悪(クレイジーサイコ)」、「超絶残虐破壊衝動女(ハイパーウルトラヒステリー)」と称されていた。追放後の行方は不明だが、どうやらゼウスを追い回しているとの事。
- 女帝
Lv.9という破格のレベルを誇ったファミリア団長。ヘラの生き写しと称されるほどの暴君だったらしく、【ゼウス・ファミリア】の団長が「最強の男」と称されるのに対し、こちらは「最恐の女」と言われていた。
若き日のオッタルを一蹴し、それでも戦意を失わないオッタルに「あと十年たったら夫にしてあげる」と告げた。
Lv.7。幹部で、メーテリアの姉。
条件次第ならゼウス、ヘラの両ファミリアの団長に勝ち筋があると称された、破格の天才。過去に自身より年上だったオッタルを、手刀の一閃で瞬殺した。後に、闇派閥(イヴィルス)に加担。
アルフィアの双子の妹。【ゼウス・ファミリア】の下っ端のサポーターとの間に子供を作る。
正確には団員ではないが重要な関係者の為、ここに記載。メーテリアの息子で【ヘラ・ファミリア】壊滅後、都市を追放されたゼウスに育てられた『次代の英雄』。本人は自らの出生を全く知らない。