注意
元ネタであるギリシャ神話の登場人物に関してはこちらを参照してください。
プロフィール
年齢 | 数億歳 |
---|---|
身長 | 不明 |
種族 | 神 |
職業 | ファミリアの主神 |
所属 | アストレア・ファミリア |
CV | 中原麻衣 |
概要
かつて迷宮都市オラリオに存在した【アストレア・ファミリア】の主神にして、正義と秩序を司る女神。『メモリア・フレーゼ』の3周年イベント『アストレア・レコード』にて本格的に登場し、全体の容姿や神物像などが明かされる。
神物像
容姿
長い胡桃色の髪と藍色の瞳を持つ美女。スタイルも抜群で常に純白の衣を纏っている。
性格
神々の中でもきっての神格者で、心優しくお淑やかな性格をしているが、大胆でちょっぴりお茶目な一面もある。その慈悲深さもあって眷族達からの信頼は厚く、彼女達からは母親のように慕われていた。周囲の神々からも一目を置かれており、フレイヤやゼウスといった最大派閥の主神達もアストレアには敬意を払っていた。
よく進んで慈善活動をしていた事や、【ガネーシャ・ファミリア】同様にオラリオの秩序を守ってきたファミリアの主神ということもあって市民からの支持は大きく、今でも彼女に感謝をしている者は多い。オラリオの暗黒期でも人々の不安を拭えるよう率先して行動し、【闇派閥(イヴィルス)】相手に前線で戦っていたロキやフレイヤとも積極的に情報交換を行うなど、自分の出来る限りの活動をしていた。
眷族を見る目も高く、彼女の眷族は全員が第一級冒険者になるのも時間の問題と言われるほどの粒揃いだった。ちなみに、柔らかい物腰からは想像もつかないが実は『武闘派』よりの神で、剣の腕前は派閥の中でも随一の白兵戦を誇る輝夜が手も足も出ず悔し泣きするレベルだったらしい。その為、眷族達にも戦闘の手ほどきをしていたが、限界を見極めるのが非常に上手く、実戦の中で的確なアドバイスをしてくれたとのこと。
人間関係
自身の眷族。本編から5年前にアリーゼたちの敵討ちを決意した彼女に説得されて別れることになるが、いつかリューが過去を乗り越えて立ち上がってくれることを信じ、彼女の力になる為に準備をし続けていた。
オラリオの暗黒期に共に戦った女神。上述にもあるように彼女からは敬意を抱かれており、少なからず影響も与えていた。また、彼女の選択と行動は自分とリューを再び繋ぎ合わせるきっかけとなってくれた。
美しく気高いその在り様からよく比較されていた女神。大胆過ぎるその在り方はまさにお淑やかなアルテミスと言えるだろう。アストレア本人は、アルテミスの方がずっと純真で優しいと述べていたが、『大抗争』の際に散々お供されたヘルメスからはどっちもどっちと苦笑されていた。
同郷の女神。作中での接触こそないが、互いの言動からも信頼し合っている事が分かる。【フレイヤ・ファミリア】との『派閥大戦』終了後、自分の眷族であるリューを彼女に託す。
作中の動向
本編から5年前に闇派閥の一派である【ルドラ・ファミリア】の罠のせいで出現したジャガーノートによって眷族達が犠牲となり、唯一生き残ったリューに説得されてオラリオの外に逃亡した。この際、闇派閥に復讐を行おうとしているリューに対して「正義を捨てなさい」という言葉を送っているが、これは復讐を止めてしまえばリューが壊れてしまうと察し、自身が司る事物に背いてまで彼女の身を案じた故の言葉(リューはこれを破門の言葉と受け取ったが、後にアストレアの神意を理解する)。
その後、『剣製都市ゾーリゲン』へと移り住み、新たに眷族達を集めて【ファミリア】を作り直す。新たな拠点に『剣製都市ゾーリゲン』を選んだのは、リューが再び立ち上がった時に力になれるよう、彼女の専用装備(オーダーメイド)を作ってもらう為。また、ゾーリゲンへ住んでからも、ヘルメスを通してリューとは手紙でやり取りをしていた。
そして、友と想い人を救う為に自分の時間を進めることを決意したリューと遂に再会し、旅を終えた彼女のことを温かく迎えた。すぐに【フレイヤ・ファミリア】との『派閥大戦』に備えてリューのステイタスの更新を行うが、この際リューがLv.6へと『連続昇華』できる事と新たな魔法【アストレア・レコード】が発現できる事に気づいたアストレアは、逸るリューの心を落ち着かせるためにゾーリゲンで準備をするように勧める。
当初は難航するかと思われたリューの調整だが、自身の眷族達の協力と精霊ユーフィの力もあって順調に進む。また、リューとの交流で精神的に成長したセシルが、ずっと前から頼んでいたリューの専用装備『アルヴス・ユースティティア』の製造に遂に成功する。『派閥大戦』の準備が無事間に合った後は、すぐさまリューと共にオラリオへと向かう。『派閥大戦』が【フレイヤ・ファミリア】の勝利で決まる寸前の所で『派閥大戦』が行われている戦場に到着し、再会したデメテルやニョルズと共にリュー達の戦いを見届けた。
『派閥大戦』が【ヘスティア・ファミリア】の勝利で終わった後は、リューに護衛されつつ眷族達と共にゾーリゲンへと帰還する。また、事前の会話でリューに自分の元から巣立ち、新たな居場所へ向かうようにと勧めていた事もあって、彼女の『神の恩恵』を改宗可能な状態にする。自分の眷族としてのリューとはこれでお別れとなったが、これからも手紙を出し合うことは約束した。
余談
- ルドベキアの花言葉
アストレアとリューが再会する『ファミリアクロニクルepisodeリュー2』の表紙に、ルドベキアの花が描かれているが、ルドベキアの花言葉には「あなたを見つめる」「正義」「公平」という意味が込められており、慈悲深く正義と秩序を司るアストレアにピッタリの花言葉と言える。