概要
周囲のもの全てを雑音と見なしていたアルフィアが唯一愛した存在である。
才禍の怪物とも称されたアルフィアの様な才能はまったくなく、アルフィアは「母の胎で妹の分まで才能を奪った」と考えている。姉同様に不治の病に侵されていたが、姉以上に体が弱く一人では部屋から出ることすらできなかったという。【ヘラ・ファミリア】が力を尽くしてもどうすることもできず、若くして病死した。
優しい性格をしており、誰からも愛される人物だったらしく、色々と物騒で最凶と畏怖されている主神のヘラも、密かに彼女の病気をどうにかする方法を探していたらしい。
実は、【ゼウス・ファミリア】の下っ端の男性との間にできた子供がおり、その正体は本編主人公のベル・クラネルである。ベルは母親との記憶を持ってないため、ベルが物心つく前に既に死去したと思われる。だが、ベルを主神のヘラではなくゼウスに預けたのかは不明。
アルフィアによると、息子であるベルと(父親譲りの目を除いて)よく似ているらしい。
実際女装したベルは彼女の双子の姉であるアルフィアによく似ている。
ちなみに、彼女が10代の時に出産した。
現在の所アプリゲーム『メモリア・フレーゼ』で、存在そのものが語られるだけの人物。
ただ、IFストーリーの情報だが、甘党かつ食べ物の恨みは忘れないタイプだったようで、アルフィアやヘラが彼女の甘味をこっそり食べた事で怒りを買い、激昂した彼女を前に死を覚悟したとか。
そして全くの余談だが、息子のベルは甘いものが苦手である。
【ヘスティア・ファミリア】が拠点にしていた廃教会は、彼女達姉妹にとって思い入れのある場所だったらしい。