概要
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』TVアニメ1期2話で露呈した黒澤ダイヤの本性。
1期2話
1話から相変わらず高海千歌のスクールアイドル部設立申請を断るダイヤだったが、千歌が伝説のスクールアイドル、“ユーズ”の名前を口にした瞬間、態度が豹変する。
「それはもしかして……『μ’s』の事を言ってるのではありませんですわよね…?」
「あ、もしかしてあれ『ミューズ』って読むのd…」
「おだまらっしゃーーいッ!!!」
「言うに事欠いて、名前を間違えるですって……?あ゛ぁ!?」
「μ’sはスクールアイドル達にとっての伝説、聖域、聖典、宇宙にも等しき生命の源ですわよ!その名前を間違えるとは!…片腹痛いですわ」
相手がスクールアイドル知識のド素人と知り優越感に浸るダイヤだったが、それだけにとどまらず「ふんっ!その浅い知識だと、たまたま見つけたから軽い気持ちでマネをしてみようとか思ったのですね!」と吐き捨てると、なんと千歌にμ’sに関するクイズを出題する。
- Q1:μ’sが最初に9人で歌った曲、答えられますか?
千歌 「え、えと…」
ダイヤ「ブーッ!ですわ!」
A1:僕らのLIVE君とのLIFE(TVアニメ1期8話の音ノ木坂のオープンキャンパスで披露)
千歌「ステージ…?」
A2:秋葉原UTX屋上(TVアニメ2期3話。μ’sは「ユメノトビラ」を披露した)
千歌「エーッ!」
ダイヤ曰く「こんなの基本中の基本」であり「一般教養」であるらしい。でもねダイヤさん、いきなりμ'sに関する問題を初心者に振っても答えられるわけがないよ………。
特にQ3は実際のラブライバーでも答えられなかった人は珍しくなく、結構ショックを受けた人も多いとか。
なお千歌がクイズを間違えるごとにダイヤもどんどんテンションがヒートアップ、Q3で千歌に詰め寄った拍子に生徒会室のマイクの電源が入ってしまい、ガチという言葉では足りない程のラブライバーである事が校内中に知れ渡ってしまった。
元々第1話で実妹のルビィがスクールアイドル部の勧誘チラシに食いついていた事や、やたらラブライブ!の大会のレギュレーションに詳しかった事からフラグはあったが、ふたを開けてみれば…想像以上でした。
1期4話
さらに第4話でルビィの回想で推しメンが絢瀬絵里だった事が発覚する。
またかつては花陽推しであるルビィと共にダンボールなどで自作したDancing_stars_on_me!の推しメンの衣装を着てアイドルごっこをしていた事も明らかになった。
ちなみにpixivでは4話放送前から既にダイヤが絵里のコスプレをしているイラストを描いていた予言者もいる。
しかしこれほどまでのガチライバーぶりが明らかになったにもかかわらず、なぜか相変わらずスクールアイドル部は認めないという意思は変わっていない。スクールアイドルになる前の推しメンと立場まで被るとはなんたる皮肉だろうか。
ちなみにこの時の「スクールアイドル部は認めません!」の部分は番宣動画で1話の映像にアテレコされていた部分である。番宣動画の「私が生徒会長でいる限りスクールアイドル部は認めません!」の所は1話では「私が生徒会長でいる限りスクールアイドル部は認めないからです!」だった所に2話のここを切り貼りしたものと考えられる。よっぽどエリーチカが好きだったんだね………。
1期10話
9話でやっとダイヤがスクールアイドルを否定する理由がなくなったので、彼女はAqoursに加入する形で10話からスクールアイドル活動を開始。すると、今まで秘めていたダイヤのμ's愛が遂に爆発。
「夏と言えば合宿」と(推しと全く同じことを)言いながら、彼女が独自のルートで入手したというμ'sの夏合宿練習メニューを公開。
前作を観た事のある視聴者ならばこのメニュー内容が正真正銘ホンモノである事がすぐに判るだろう。
μ'sは実際にはやらなかったこの過酷な練習を夕方にAqours全員でこなしたその夜、ダイヤは8人の前に立って「ラブライブ!の歴史!」講座を始めた。もっとも講座は鞠莉が居眠りしていた事によって中止させられたが。
1期12話
千歌の思いつきで突然、東京の神田明神で、ある人と待ち合わせる事になったAqours。
「神田明神と縁のある人」と連想したダイヤとルビィは「まさか…!?」と色めき立ち、2人してサイン色紙を手にその場所へ向かったが、結果は以前そこで出会っただけの全くの別人だったので尚更ガッカリした。
梨子の提案で国立音ノ木坂学院まで来た時、μ'sと会わないかと慌てていた。
2期
TVアニメ2期は「μ'sを描かない、言及しない」作風に変更されたため、ダイヤのμ's好きの一面が全く映らなくなってしまった。
その代わり、大会「ラブライブ!」の全部が好きであるとされており、
2期11話ではラブライブ!クイズを主催、μ'sが優勝した第2回ラブライブ!で決勝進出していた他グループの名を出している。
2期9話や12話で自分がアキバドームに立てる夢の実現を喜んでおり、ラブライブ!決勝前には神田明神で絵馬を書いて祈った。
注意点
上記のような「μ's激推しの黒澤ダイヤ」はアニメ版限定の性格であるため、他のメディアには一切存在しない点には注意しよう。
- スクフェス版・・・スクールアイドル業界に詳しくなったがルビィみたいなμ's好きにはならなかった。
- 電撃G'sマガジン版・・・自分たちの活動以外のアイドル全般にほとんど興味が無い。
- 漫画版・・・まだスクールアイドルが何か知らない。
- スクスタ版・・・スクールアイドルマニアだが、スクスタ時空ではμ'sとの世代差が無くなったためか、μ’s好きとしての一面は描かれていない。
- スクフェス2版・・・初代スクフェス版とは異なりスクールアイドルマニアとなっているが、スクスタ版と同様μ's好きとしての一面は描かれてない。
アニメ版のダイヤは高校1年生以前にμ's好きになっているのだが、スクスタやスクフェス2を除く他メディアのダイヤは高校3年生までスクールアイドル自体の事を全く知らないので、このような設定の捩じれが生まれたのだろう。
なお、スクスタ内のミニコーナーの毎日劇場では、アニメ版と同様に絵里推しであったことがルビィから本人に知られてしまい、その後「違いませんわ!全く違いません!!大ファンですわ!!!」と直接想いを伝えている。その際、絵里から「自分もダイヤのパフォーマンスを尊敬するファンである」と返され、言葉に詰まりながらも感謝の言葉を絞り出した。