概要
QRコードとは、1994年にデンソー(現在はデンソー・ウェーブ)が開発した二次元コードの一種。
QRは「Quick Response(クイック レスポンス)」の頭文字である。
右下を除く3隅に四角形になるようドットが配置されていることが特徴で、これによりコードを読みとる機械がコードの大きさや上下左右を判断する。水に濡れて歪んだ状態でも読み取れる様に改良を加えられている。
元々は自動車部品メーカーであるデンソーの部品管理のための社内用として開発された(開発前のデンソーでは、10個近いバーコードを読み込んで管理していたため作業効率の問題になっていた)。
囲碁を基にしており、12本で1記号分を示す1次元体でのバーコードでは数字を長く組み込めば比例する分だけ横並びが長くなる事を危惧していた。
この方法は横並びだけでなく、縦にも組み込め16通りの形態のみで済ませられるメリットがあり、その形態は4000京×1000京×1000京通りのパターンになる(チコちゃんに叱られる 22年6月17日放送分参照)。囲碁の碁石を碁盤に並べ置いたものでも簡単に読み取れてしまう。
開発者は特許を登録はするが自由な利用を認め、カメラ付き携帯電話の時代が到来すると同時にカメラに搭載されたバーコードリーダー機能を利用できるため大いに普及。
バーコードと比べて文字など多くの情報を0.03秒で読み取れ、350倍の容量を詰め込めること、ICカードを利用した電子マネーや磁気によるデータ書き込みと比べてコストが安く済むことから、主にテレビ番組等でURLを手短に表記したり、馬券や入場券のデータ管理、QRコード決済サービスなどに使用される。
Wi-Fi設定用のコードが記録されたものもある。
ちなみにメイン画像はQRコードとしては間違っている。
正しいQRコードでは上2つの正方形の下端を互い違いのドットが繋いでいる。
同様に左2つの正方形も右端を互い違いのドットが繋いでいる。
ゲームにおける用途
ゲーム『とびだせどうぶつの森』では、自分でデザインした服などをQRコードでやり取りすることができ、pixivにも投稿されている。
Miiスタジオとトモダチコレクション新生活ではMiiを他の友達に譲るといった方法にも使われている。Miiの画像も投稿されている。
ちなみにチェックイン用のQRコードがマイニンテンドーで使われている。
スプラトゥーン3をマイニンテンドーのスマホアプリから特定のアイテムをアプリ経由で入手できる方法に使われた。
その他、ニンテンドー3DSのニンテンドーéショップのニンテンドー3DSダウンロードソフトのソフト情報ページへのショートカットに用いられた。
関連タグ
スマートフォン ニンテンドー3DS Wi-Fi QRコード決済 マイニンテンドー
ゲームとして
電波人間のRPG自分が持っている電波人間を送る方法として使われた。
ポケモンSMとポケモンUSUMではロトム図鑑の機能に使われた。また、特別なポケモンを受け取れたりができた。ゲーム機とアーケード機の両方で連動する事ができたアーケードではポケモンガオーレ。
デジモンユニバースのアプリモンスターズのアプモンチップとして使われた。
決済サービスとして
終了した決済サービス