概要
CV:高垣彩陽
鯖柄でおしり口がチャームポイントの長足マンチカン。
モデルは作者の愛猫キュルガで、不思議な響きの名前は額の模様がスマホにQR画像として認識されたことから。
好物の鶏肉には執着が強く、普段は決して人の食べ物には手を出さないが、鶏肉料理の時だけは信用できないらしい。
太り気味なせいかソファに飛び乗れずぶつかったりもするが、そこはやはり猫で、時にフータくんを驚かせるような運動能力を発揮することもある。
不満があると「嫌あ…」と鳴いて抗議する。
フータくんには良く懐いており、帰りが遅いと激しいお迎えをしたり、気が付くと一緒の枕で寝ていたり、ソファでくつろいでいると腹の上にのってきたりと、いつも全身で愛を伝えてくる。
一方、本来の飼い主であるピーちゃんとはウマが合わないのか基本的に塩対応で、特に初期には「キュルガは妹が嫌いです」と作者から言われるほどだった。しかしその後は慣れたようで、鶏肉や焼き芋をおねだりする、猫じゃらしでは足りずに素手で遊んでほしがるなど、すっかり仲良くなっている。
鳴き声
原作においてキュルガの鳴き声は典型的な「ニャー」や「ミャー」に限らず多様、かつ独特な表現がされている。
- 「わ゛ぉ゛お゛お゛お゛ん゛」「ぶわ゛ーーお゛ん゛わ゛」「ま゛るる゛る゛る゛」「ふゃる゛」、一般的に「ゴロゴロ」と表現されることが多い喉鳴りが「ブロ゛ロ゛ロ゛ろ」や「ゴルルン……ゴル゛ルン」と表現される等。
アニメ版では一切SEは使われず、鳴き声はもちろん喉鳴りや呼吸音なども全て高垣の演技によるものである。
生まれる前から家に猫がいたという高垣の表現力は非常に高度で、視聴者からは「うちの猫が反応した」というコメントが多数寄せられている。
キュルガのキャスト決定について、作者のキュルZは「実物のキュルガに一番イメージが近かったのが高垣だった」とコメントしている。
余談
- ブログサイト『ねこナビ』の連載版、ごく初期の数本には「おまけ」という形でキュルガのモデルとなった猫(作者の愛猫キュルガ)の画像が掲載されている。
- 2023年9月6日、Netflixにて翌日に世界配信された『GAMERA-Rebirth-』とのスペシャルコラボ企画が発表された。なお、ガメニャに先立つこと3年の2020年2月10日、キュルZはTwitterで「障害物をするする避けて歩き、某タワーで爪とぎする」"ゴジニャ"を投稿している。こちらはもちろんゴジラが元ネタ。
関連動画
(『GAMERA-Rebirth-』との公式コラボ)
キュルZによると「甲羅を背負いつつ街中をするする走り抜ける猫」という注文にこたえた結果、甲羅までやわらかい「ガメニャ」になったという。
また、ファンの中には「キュルガメラ」や(「大怪獣」ならぬ)「大可愛獣」と呼ぶ人も散見される。
その次の回でも、回転ジェットを意識した様な高速回転を行っている(コメントでも指摘されている)。
また、高垣彩陽は『ガメラ大怪獣絶唱』にも出演しており、本作の「荷電重粒子砲」の描写も若干ではあるが『戦姫絶唱シンフォギアXD』へのオマージュになっている。
関連イラスト
関連タグ
子ザメちゃん:ガメラコラボ繋がりであり、2023年10月以降はキュルガと子ザメちゃんもコラボを行っている。
イリス:対照的に、ガメラと猫の悲劇的な関係が描かれている。制作陣によると、ガメラが比良坂綾奈を救うために右腕を失ったのは、事故(比良坂家が避難が遅れていたところにガメラが墜落してしまった)とは言え綾奈の両親と飼い猫のイリスを殺してしまったことへの償いだとされている。