概要
相撲やプロレス発祥の隠語「ガチンコ」(=真剣勝負)の態度でゲームをプレーする者たちのこと。ハイスコアやタイムアタックに真剣になったり、対人戦でも勝ちを最優先するプレイヤーを指して使われてきた。
勝利以外にも、そこへ至るための研究分析、際限のない課金、寝食を削ってでもそれに食らいつく執念が凄まじい場合や、RTAや縛りプレイで己の限界や新記録、全国ランキングに挑む場合もある。(後者においては必ずしも対戦とは限らない)
「勢」とは付くが個人単位で用いられる事が多く、群れているという認識は自他共に無い場合が多い。要は「ゲームに対して真剣に挑んでいる者たち」の総称である。もちろん中にはギルドなどを結成し集団で活動する場合もある。
対義語は「エンジョイ勢」。
ゲーム依存症レベル、様々な支障が出るものは廃人と呼ばれることも。
使用例
推し活用語としての「ガチ勢」
芸能人のファンの中には、その人物やグループに対してのファンも数多確認されているが、中には「出演作品は必ずチェックするし掲載誌も買う」「ライブやイベントは行ける範囲で参加する」「新作グッズが出たら購入する」といった、推し活に熱心なファンも存在している。
こういったファンは活動中の熱量に周囲が圧倒される部分もあるが、中には「同担拒否のガチ恋勢」「推しのためなら周囲の反応、もしくは自分の懐事情を顧みない」「自分の推しを擁護し、それ以外は貶める」といった暴走気味なファンがいたり、あるいは「個人やグループ内での諸事情によって推す気が失せた」という燃え尽き症候群に陥ったり、推しへの熱が冷めてから我に返って考え直した結果、推し活への投資額に愕然とするパターンなども確認されている。
いずれの場合も「冷静な視点を持ちつつ、周囲に迷惑をかけないことが推しへの礼儀」ともなっている。
「ファンの在り方が推し対象に対する評価につながっている」ことを忘れてはいけないのである。
関連タグ
対義:エンジョイ勢