概要
東京都中央区銀座四丁目にある東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅で、地下駅。
東京メトロ日比谷線と都営浅草線が経由する。駅番号は日比谷線がH10、浅草線がA11。
歌舞伎座と新橋演舞場、およびそれらの運営母体にあたる松竹の本社の最寄り駅。歌舞伎座タワーの地下1階部分と、都営地下鉄のB線ホーム・中央改札および東京メトロの西改札とが同一平面でつながっているほか、東京メトロの駅には歌舞伎座前という副駅名もある。
東京駅からは、日比谷駅、銀座駅を通る長い地下道でつながっている。隣の銀座駅とは400m程しか離れていない。また遠回りにはなるが、雨天でも東京駅から濡れることなく徒歩で移動することも可能。また、この地下道は大手町駅、日本橋駅を経て茅場町駅へもつながっており、逆コの字形の地下道を形成する。
築地場外市場へは、都営浅草線を利用した場合は当駅が最寄り駅となっており、晴海通りを勝鬨橋方向へ直進すると築地場外市場へ出られる。
沿革
- 1963年(昭和38年)2月28日:営団地下鉄日比谷線・都営1号線(現・浅草線)の人形町駅〜当駅間延伸に伴い開業。
- 1963年12月12日:1号線の当駅〜新橋駅間延伸に伴い1号線の駅が途中駅化。
- 1964年(昭和39年)8月29日:日比谷線全線開通に伴い日比谷線の駅が途中駅化。
- 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄民営化に伴い東京メトロが継承。
- 2007年(平成19年)3月18日:交通系ICカード乗車券「PASMO」導入。
- 2019年(平成31年)3月9日:浅草線の駅で発車メロディ導入。
- 2020年(令和2年)2月7日:日比谷線の駅で発車メロディ導入。
駅構造
都営浅草線は相対式ホーム2面2線、日比谷線は島式ホーム1面2線。ホームは連番になっている。
このうち昭和通りの直下にある浅草線ホームは、駅の構造上線路の間に三原橋交差点のアンダーパス及び駐車場がある関係で、ホームの向かい側は全面が壁となっている。その為対向の線路やホームを見ることはできず、また改札内では上下ホームの行き来すらできない。
日比谷線の駅には北千住方に渡り線が設置されており、折り返しが可能な構造となっている。
乗り場 | 路線 | 方向 | 行先 | ホーム有効長 |
---|---|---|---|---|
1 | 浅草線 | 北行 | 日本橋・浅草・押上方面 / (京成押上線〜京成本線)青砥・京成佐倉方面、(成田スカイアクセス線)印旛日本医大・成田空港方面 | 18m車8連 |
2 | 浅草線 | 南行 | 新橋・西馬込方面 / (京急本線)羽田空港・三崎口方面 | 〃 |
3 | 日比谷線 | A線 | 銀座・六本木・中目黒方面 | 20m車7連 |
4 | 日比谷線 | B線 | 茅場町・上野・北千住方面 / (東武スカイツリーライン)東武動物公園・南栗橋方面 | 〃 |
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は、東京メトロが67,566人、都営地下鉄が67,709人である。
隣の駅
都営浅草線
通過
- 上記以外
東京メトロ日比谷線
通過
関連記事
日立自動車交通···晴海通り西行き側に東銀座駅バス停があり、有楽町駅、東京駅八重洲口へ向かう「晴海ライナー」と、土休日ダイヤ実施日は中央区コミュニティバス「江戸バス」南循環が停車する。