六本木駅
ろっぽんぎえき
東京都港区六本木にある東京メトロ日比谷線(H04)と都営大江戸線(E23)の駅。
六本木ヒルズの最寄駅だが、ホーム(特に都営大江戸線)からはやや離れている。ただしメトロ側にヒルズ用の出口が存在するため、駅から地上に一度も出ることなくヒルズに行くことが出来る。
都営大江戸線の出口の方は東京ミッドタウンが非常に近い。大江戸線構内だと六本木ヒルズとは繋がっていないが、2013年9月から大江戸線利用者向けに通過証を発行することで日比谷線ホームを介しヒルズ側へ抜けることが出来る特例が導入されたため大江戸線からでも直接ヒルズ内部にアクセス出来るようになった。
都営大江戸線が完成したのは2000年と比較的最近のため、大門方面のホームは地下7階という日本も最も深い場所に作られている。もっともこれは地表面が標高30mの台地にあることも関係しており、海抜自体は-12mとそこまで低いという訳でもない。事実、隣の麻布十番駅のように六本木駅よりも土被りが浅いのに海抜が低い駅は東京には数多く存在している。
また当駅は、上記二線の沿線上にある駅以外からは非常にアクセスが面倒な場所に位置し、特に日比谷線は乗換駅が比較的少ない方で、ほとんどの場合国会議事堂前駅(溜池山王駅)と霞ケ関駅を経由しなければここにたどり着けない。
ただし目的地によっては、千代田線乃木坂駅、南北線麻布十番駅、六本木一丁目駅からでも十分行けるので、六本木駅に行くことにこだわる必要はない。また渋谷駅から六本木を経由する都バスが頻発運行されているので、こちらを利用するのもあり。
なお、赤坂駅⇔赤坂見附駅の例に漏れず名前が似ている南北線の六本木一丁目駅はこの駅から全然近くないどころか乗り換えにも全く対応していないので注意(幸い隣駅の麻布十番駅が大江戸線と繋がっているためそこで乗り換えれば問題ない)。
東京メトロ(B2F)
二面二線の対面式ホーム。隣の広尾駅構内に留置線があり、A線の当駅止の列車は回送で留置線まで走行する。この留置線からB線六本木方面へ直接進出する事が出来ない為、六本木始発の設定は無い。