曖昧さ回避
概要
「霞ケ関駅」が正式表記だが、出入り口看板や一部の駅名標は霞ヶ関駅と小文字表記されており明確な使い分けはされていない。
駅周辺のほとんどは官庁街のため、政治家・官僚の利用率が高い。
最寄となる省庁は農林水産省、外務省、環境省、厚生労働省、警視庁、東京地裁・高裁など。
ただ、丸ノ内線の東口(B1a,B1b,B2,B3a,B3b)は日比谷公園入り口に面しているためイベント目的で一般人も利用する事がある。
千代田線も日比谷公園付近の出口はあるが、一般には日比谷駅最寄りと認識されているためあまり利用されない。
1995年3月20日に発生した地下鉄サリン事件では当駅を通る3路線が狙われた。さらにその内2路線は国会議事堂前駅にも停車する事から毒ガステロのターゲットは現国会議員及び官僚であった説がほぼ確定している。
なお目的地としての需要は薄いが、乗換駅としてなら話は別。
六本木ヒルズや東京ミッドタウンが近い事で知られる六本木駅は日比谷線、赤坂サカスや赤坂BLITZのある赤坂駅は千代田線でないと行きにくいため、両路線が通る当駅は絶好の乗換駅となる。
なおかつ、その客の大半が隣駅の国会議事堂前駅(南北線溜池山王駅)から流れてきた客でもあるため、休日や六本木ヒルズや赤坂BLITZで大規模なイベントが開かれたりする時期は構内が非常に混み合う事態となる。
ただ、千代田線と丸ノ内線の乗換距離は当駅は横方向の距離が決して近いとは言えないので、縦方向の移動が主になる隣の国会議事堂前駅を利用することも考えた方が良い。
駅構造
丸ノ内線
変則2面2線。地下2階にホームがある。駅ナンバリングはM15。
日比谷線
島式1面2線。地下3階にホームがある。駅ナンバリングはH07。
虎ノ門ヒルズ寄りに留置線があり、早朝のB線及び夕方のTHライナーに始発列車が設定されている。
千代田線
島式1面2線。地下1階にホームがある。駅ナンバリングはC08。
国会議事堂前寄りに留置線があり、B線に始発列車が設定されている。
また小田急直通特急ロマンスカーが停車する。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は151,977人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 130,020人 |
2009年(平成21年)度 | 130,045人 |
2010年(平成22年)度 | 129,036人 |
2011年(平成23年)度 | 128,226人 |
2012年(平成24年)度 | 135,035人 |
2013年(平成25年)度 | 140,241人 |
2014年(平成26年)度 | 141,375人 |
2015年(平成27年)度 | 146,162人 |
2016年(平成28年)度 | 148,944人 |
2017年(平成29年)度 | 150,628人 |
2018年(平成30年)度 | 152,818人 |
2019年(令和元年)度 | 151,977人 |