概要
1962年に区画整理により誕生した「麻布十番」付近には、長らくの間鉄道路線の駅がない状態が続いていた。
東京メトロ南北線と都営大江戸線の建設計画を策定する際、麻布十番地区を経由するようルートが整備され、両路線が交わる箇所に「麻布十番駅」が設けられた。南北線の麻布十番駅は当時の営団地下鉄の駅として2000年9月26日に、都営大江戸線麻生十番駅は環状区間全通の同年12月12日に、それぞれ営業開始。両路線の駅は連絡地下通路で繋がっているが改札は別であり、乗り換えの際は一旦改札外に出る必要がある。
路線別
南北線
駅番号はN04。ホームは地下3階にあり、島式ホーム1面2線を有する。
白金高輪駅側に留置線があり、麻布十番側・白金高輪側双方から入線可能な構造になっている。平日に設定されている麻布十番折り返しの列車はこの留置線を使用して折り返す。
大江戸線
駅番号はE22。ホームは地下6階にあり、島式ホーム1面2線を有する。