概要
後述の延伸計画における中間駅として1975年に開業。
丘陵地の田園風景も広がる住宅街に位置し、市の中心部へは路線バスが接続する。
2021年をもって閉館した老舗水族館の京急油壺マリンパークの最寄駅でもあった。
とあるテレビ番組ではホテルやネットカフェが近くにないとんでも駅として紹介された。
駅構造
8両編成対応の相対式2面2線のホームを持つ。
クロスシート車両である京急2100形が入線した際、降車完了後に扉をしめて電動での座席転換を行う。
接近メロディ
2008年12月10日から2017年1月12日まで、列車接近メロディとして「山本コウタローとウィークエンド」の『岬めぐり』を採用していた。
2017年1月13日からは、北原白秋作詞の『城ヶ島の雨』に変更された。
なお岬めぐりは後に三浦海岸駅で採用されたが、当駅で使用されていたものとは別アレンジとなっている。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は13,529人である。
年度別
年度 | 乗降人員 | 乗車人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 19,256人 | 9,553人 |
2009年(平成21年)度 | 18,958人 | 9,401人 |
2010年(平成22年)度 | 18,582人 | 9,213人 |
2011年(平成23年)度 | 18,039人 | 8,938人 |
2012年(平成24年)度 | 17,954人 | 8,900人 |
2013年(平成25年)度 | 18,265人 | 9,053人 |
2014年(平成26年)度 | 18,020人 | 8,929人 |
2015年(平成27年)度 | 18,296人 | 9,048人 |
2016年(平成28年)度 | 17,926人 | 8,874人 |
2017年(平成29年)度 | 17,854人 | 8,844人 |
2018年(平成30年)度 | 17,424人 | 8,635 |
2019年(令和元年)度 | 16,683人 | 8,248 |
2020年(令和2年)度 | 11,704人 | 不明 |
2021年(令和3年)度 | 12,642人 | 不明 |
2022年(令和4年)度 | 13,210人 | 不明 |
2023年(令和5年)度 | 13,529人 | 不明 |
隣の駅
延伸計画
久里浜線の当初の延伸計画では、三浦海岸駅から油壷駅まで結ぶ予定であった。
しかし、諸事情によって道中までしか建設できなかったため、仕方なく暫定的なターミナルとして設置されたのが当駅である。そのため、三崎口駅南の国道134号を潜る形で僅かな距離だが線路は続いている。
その後、三崎口-油壷間は2005年に京浜急行電鉄が事業廃止届の手続きを行い、2016年には計画の凍結が発表された。