概要
1992年4月、前身となる「ウィング号」が平日夕ラッシュ時~夜間の有料列車として運行開始。
2017年5月に座席定員制から座席指定制に変更される。
2015年12月朝の上り列車「モーニング・ウィング号」が新設。
そして2019年10月に、従来の夕方以降の下り列車の愛称が「イブニング・ウィング号」となった。
本列車のコンセプトは「横須賀・三浦方面への着席保証」というものであるため、運行開始から長らく京急電鉄で一番乗車人数の多い横浜駅等を通過していた。
2024年11月23日のダイヤ改正で、新たに京急蒲田駅、京急川崎駅、横浜駅にも停車化。
これ以降は品川駅からの乗客に割り当てられるのは前後3両ずつとなり、中央の2両は京急蒲田、京急川崎、横浜の各駅からの乗客の専用車として取り扱われる。
座席指定券「Wing Ticket」は大人・小児共通で300円。
1ヶ月券「Wing Pass」は「モーニング・ウィング号」限定であるため使用できない。
また「イブニング・ウィング号」は上大岡駅から先は座席指定券が不要となり、これ以降は「快特」として案内されて通常の列車と同じ駅に停車する。
使用車両
2100形8両編成。
「ウィング号」時代の運行開始から1998年までは、2000形8両編成(3ドア改造前の2ドア時代)を使用。
また2023年11月から2024年11月22日まで、14号と16号はデュアルシート車の1000形1890番台4両が充てられて、終点の金沢文庫駅まで通常の快特8両の後ろ寄りで併結する方法で運行されていた(京急蒲田駅から横浜駅まで後ろ4両はドアカット対応で乗降車不能)。
停車駅・運行区間
上大岡駅⇒金沢文庫駅⇒金沢八景駅⇒横須賀中央駅⇒堀ノ内駅⇒京急久里浜線内各駅
2・4・6号は品川発京急久里浜行き。
8・10・12・14・16号は品川発三崎口行き。
※
2024年11月改正時点。
2・4・6号は京急久里浜で先行列車の特急三崎口行きに接続。