概要
神奈川県川崎市川崎区砂子1丁目にある京急本線・大師線の駅(KK20)。大師線は当駅が起点。
1902年に川崎駅として開業し、二度の改称を経て1987年に現名となる。
1階に改札口と大師線ホーム、2階に本線ホームを備える。
本線と大師線の渡り線が本線下り側にあるが、定期直通運転そのものは実施していない。
本線の列車接近メロディーは、JR川崎駅東海道線ホーム発車メロディーと同じ坂本九の『上を向いて歩こう』。
ただし、ラッシュ時間帯を中心に駅員の操作によって接近メロディーが鳴らない時間帯がある。
1960年代までは、川崎市電の市電川崎停留所と川崎駅前停留所があった。
駅構造
のりば番号に倣い、大師線、本線の順で説明する。
京急大師線
2線の地上頭端式ホーム。
1-3番線を使用するが2番線と3番線はホームを共有する。
1番線は通常ダイヤでは使われることがないが、以前は朝夕通勤時間帯に同ホームを使う便が存在した。
自動放送はあるが普通列車のみの運行のため、種別の案内はない。
乗り場 | 路線 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 臨時ホーム | ||
2 | 降車専用(正月三が日は乗車専用) | ||
3 | 大師線 | 小島新田方面 | 乗車専用(正月三が日は降車専用) |
京急本線
高架上にある2面4線の島式ホーム。
普通列車は4番・7番線で快特・特急の待避を行うが、待避しない普通は5番・6番線に入線する。
自動放送はない。
下り12両特急の後ろ4両は当駅止まりで、当駅から神奈川新町駅まで後ろ4両を増結したまま回送し、神奈川新町で切り離して後ろ4両は神奈川新町始発の普通になる。
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は119,655人である(2023年度の移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)より)。
2022年(令和3年)度時点で京急電鉄の駅では第5位。
同じく上大岡駅よりは少ないが、小田急・京王の下北沢駅や、相鉄海老名駅、西武国分寺駅より多い。
年度別
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増減率 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 117,282人 | 5位 | ||
2009年(平成21年)度 | 116,073人 | -1,209人 | -1.0% | 5位 |
2010年(平成22年)度 | 115,036人 | -1,037人 | -0.9% | 5位 |
2011年(平成23年)度 | 113,635人 | -1,401人 | -1.2% | 5位 |
2012年(平成24年)度 | 114,311人 | +676人 | +0.6% | 5位 |
2013年(平成25年)度 | 118,034人 | +3,723人 | +3.3% | 5位 |
2014年(平成26年)度 | 120,030人 | +4,897人 | +4.1% | 5位 |
2015年(平成27年)度 | 122,931人 | +942人 | +0.8% | 5位 |
2016年(平成28年)度 | 126,304人 | +3,373人 | +2.7% | 5位 |
2017年(平成29年)度 | 129,351人 | +3,047人 | +2.4% | 5位 |
2018年(平成30年)度 | 131,920人 | +2,569人 | +2.0% | 5位 |
2019年(令和元年)度 | 132,524人 | +604人 | +0.5% | 5位 |
2020年(令和2年)度 | 97,300人 | -35,224人 | -26.6% | 5位 |
2021年(令和3年)度 | 103,024人 | +5,724人 | +5.9% | 5位 |
2022年(令和4年)度 | 112,923人 | +9,899人 | +8.8 | 5位 |
2023年(令和5年)度 | 119,655人 | +6,732人 | +5.6% |
隣の駅
※快特以下の種別の列車が停車。
京急本線 | |||
---|---|---|---|
種別 | ←品川方面 | 当駅 | 横須賀方面→ |
京急ウィング号 | 品川駅 | 通過 | 上大岡駅 |
快特 | 京急蒲田駅 | 京急川崎駅 | 横浜駅 |
特急 | 京急蒲田駅 | 京急川崎駅 | 神奈川新町駅 |
✈急行 | 京急蒲田駅 | 京急川崎駅 | 京急鶴見駅 |
普通 | 六郷土手駅 | 京急川崎駅 | 八丁畷駅 |
京急大師線 | |||
種別 | ←小島新田方面 | ||
普通 | 港町駅 | 京急川崎駅 | = |