概要
初見ではまず読める人が少ないであろう駅名。
そしてかつては乗換駅にもかかわらず、
- 駅舎には京急としての表示しかなく、JRのロゴが全く見当たらない
- JR方面は無人駅で、乗換の際には必ず簡易改札機をタッチしなければいけない
- JR側のホームの駅標が依然として旧式のままで新しいものに取り替えられていない
とあらゆる面でイレギュラーな要素が目立った。
特についついスルーしてしまいがちな簡易改札機にICカードをタッチしていないと京急本線と直通している関係上都営浅草線などから遠回りしたルートで逆算され必要以上の料金を請求させられる羽目になるので注意が必要である。
これらのイレギュラーな要素を多く含んでいる要因はJRの南武支線の方針が大きい。
元々JRは川崎駅と当駅を直結させる川崎アプローチ線を設けるつもりで、尻手〜八丁畷間の線路は撤廃する方針と発表している。つまり、現在の駅舎は川崎〜八丁畷間の線路が敷かれるまで南武線と仮接続されている状態に過ぎないのである。
しかし、この区間に線路を敷くにはそこにあるビル群が大きく干渉してしまうため計画が難航しているのが現状だったりする。JR側もあと20年は川崎アプローチ線の実現はないものと思った方がいいと主張しているため、当分駅舎は京急だけの名前を掲げた状態が続きそうである。
…と思ったら2017年10月、駅舎にJRの駅標が追加され、駅番号が追加された。
南武支線ホームの駅標も新型に更新されたことからほぼ正式に接続駅に繰り上げされたようである。