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漫画版では

『電撃G'sマガジン』2012年6月号(2012年4月末発売)掲載の、鴇田アルミ氏による漫画版『ラブライブ!』第6話にて初出。

(漫画版での)大会主催者がUTX学園となっており、優勝の副賞がUTXへの編入権であるため、西木野真姫矢澤にこはこれを目的にスクールアイドルを始めた。

大会の詳細については(話がそこまで進んでいないため]不明だが、夏に開催されることが言及されている。

コミックス4巻の25話では投票形式であること、知人・友人を動員しての組織票が普通に行われていること、IPアドレスのチェックは一応行っていることが明らかになった。真姫は2回線を使って二重投票を行おうとしたが、にこに制止された。(規約違反自体が理由ではなく、金次第で有利になる事が許せないという理由から)

おだまさる氏による漫画版『ラブライブ!サンシャイン!!』でも詳細は不明だが、初代優勝グループはμ'sである。

ただし、こちらは初期メンバーが3人とされており、漫画版『ラブライブ!』(の初期メンバーは4人)と矛盾している。

アニメ版

アニメ版では、2013年1~3月放送の『ラブライブ!』(以下『無印』)が初出。

主役グループの出場の是非にかかわらず、全作品において開催されており、大会の内容が漫画版より詳細に描写されている。

回を重ねるごとに大会規模は拡大していくものの、第2回以降からは「大会指定の会場または出場校のスクールアイドル自身が用意するステージでライブを行う」「出場ステージは3つ、それぞれ一度ずつライブを行う」「ライブの模様をネット中継する」「勝敗は予備予選(地区予選)は後日公式サイトにて発表、以降は観客からのリアルタイム投票で決する」というシステムを採用しており、芸術系の競技で良く見られる「審査員による採点」は導入されていない。

順序としては、予備予選にて上位で通過したグループによる地区予選(第2回以降から)、全国ランキングの上位校(第1回のみ)もしくは各地区の代表校(第2回以降から)による東京での本大会というもの。

大会で披露された各校のライブはネットまたはテレビで視聴する事が出来、アーカイブは動画サイトにて視聴可能。東京の都市部では街頭モニターで放映も行っている。

開催時期については、『無印』『サンシャイン!!』が年2回(夏季と冬季)の開催、『虹ヶ咲』と『スーパースター!!』が年1回(冬季のみ)のみの開催となっている。

出場枠に関しては、第2回(無印)と『スーパースター!!』では都道府県代表制に近いシステム、『サンシャイン!!』では複数の都道府県をいくつかのブロックに分ける形を取っている。

楽曲においても、第2回以降からは「未披露のオリジナル楽曲であること」が条件となった(エントリー時点で篩にかけるため)。

『サンシャイン!』TVアニメ1期2話においても、上記で述べた条件が最初の難関だと明言されている。以降のシリーズでは明言されていないが、どのシリーズでも主人公グループ(とライバル)は大会への出場ごとに新曲を披露している。また大会直前のエピソードにおいても、主人公たちが作曲やダンス練習に四苦八苦している姿が見られている。

大会に出場できるのは「高校生の間のみ」とされており、中学生以下のキャラクターや、もうすぐ高校を卒業してしまうスクールアイドルが悔しがっている描写がある。

一方で『虹ヶ咲』や『スーパースター!!』では、(学校法上、高校とは認められていない)インターナショナルスクール所属の女子高生が大会に出場している。

なお、現実世界の甲子園(選抜高校野球大会全国高校野球選手権大会)ではインターナショナルスクール所属の学生は出場できない。

これについては、学校法が現実と違うのか、もしくはラブライブ!のルールが緩い(法律上、高校ではない学校に所属していても参加は可能)のか、公式からの説明はない。

優勝校には、運営側より優勝旗とトロフィーが授与され、優勝旗は優勝グループが保持する。

優勝旗とトロフィーのデザインは『無印』~『スーパースター!!』まで変わっていない。

大会出場校への記念品として、『サンシャイン!!』では(夏季大会の東海地区予選で敗退した)Aqoursに2色のボールペンが贈られ、『スーパースター!!』1期の東京大会で敗退したLiella!にアクリルトロフィーが贈られている。

初代』と『ラブライブ!サンシャイン!!』の冬季大会での優勝校にはアンコールステージが用意されており、『ラブライブ!』ではμ'sが、続編の『サンシャイン!!』でもAqoursが、衣装を着替えてそれぞれ披露している。

実際のアニメシーンにおいて、対戦相手のMV制作に割けるリソースが取れないためか、ライブ対決として描かれることはあまりない。

特に全国大会では、これまで放送された3作品全てにおいて「主人公グループのライブシーンだけが描かれ、他の参加校の描写は一切ない」という結果となっている。

その作品の主役グループ+ライバルグループ(またはソロ)のMVが披露されたことによって、ライバル対決と呼ぶことが出来るのは以下の3回。(先攻が前)

そのうち、『無印』はどちらも最終予選に進出(最終予選への進出順位はA-RISEが上)し、『サンシャイン!!』では(結果に関しては)特に明言される事も無かった為、勝敗が明確に描かれたのは『スーパースター!!』が初となる。

無印

第1回・2回の本戦会場は東京都中央区晴海(晴海客船ターミナル)にて行われている。

見てもらえば分かるように、第1~2回で優勝したのは共に東京ブロックのスクールアイドルである。

第1回

アニメ1期7話~12話にて開催。獲得したポイントが高い上位20組が、9月に行われる本戦への出場権を獲得する。

μ'sはエントリー時期のメンバーの体調不良を理由に棄権した。

優勝グループはA-RISE

第2回

アニメ2期3話~12話にて開催。ライブをネット中継する点については前回と同様だが、全国で総合ポイントを稼ぐ方式からブロックごとに区分けされたエリアを勝ち抜いたスクールアイドルが本戦への出場権を得られるという方式に変更された。

予備予選(新曲でライブを行う事が絶対条件)で各ブロックから上位4組が、最終予選で4組の中から1組が選ばれ、決勝で各ブロックから勝ち抜いたスクールアイドルが頂点を争う。

予選は秋(明確な時期は不明だが、おそらく10月~11月頃)、最終予選は12月、決勝は翌年の3月に行われる。

優勝グループはμ's

第3回

次年度の夏季大会。

無印劇場版時点では)本戦の会場としてアキバドームが検討されていたが、これまでとは桁違いの会場規模となるため、そのカンフル剤として、前回王者のμ's海外公演を依頼した。

その後、劇中終盤での大規模なゲリラライブが成功したことにより、無事に開催されることになる。

サンシャイン!!

無印と同様、夏季と冬季の2回で開催されており、本戦はアキバドームで開催される。

過去に行われた大会で優勝したμ’sとA-RISEの影響は凄まじく、前年度の大会だけで7236組ものスクールアイドルが出場申請を行なった事が明らかになっている(TVアニメ1期8話より)。これは第1回の10倍以上らしい。

『サンシャイン!!』の時系列が無印の何年後なのかが不明であるため(少なくとも、「ラブライブ!5周年記念」の雑誌が購入できる年以降)、この大会以降から「第○回大会」かは言及されなくなった。

1期時系列(夏季)

アニメ1期11話〜1期13話(東海地区予選)、2期1話の直前まで開催。

優勝グループは不明。

Aqoursは惜しくも東海ブロックで敗退し、北海道ブロックを制したSaint Snowは8位入賞を果たした。

2期時系列(冬季)

アニメ2期3話〜2期12話にて開催。

優勝グループはAqours。

なお、今作でアキバドームの外観がようやく明らかになり、現実の東京ドームと判明している。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

1期3話において初めて言及されたが、この作品の主役グループである虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の活動方針に「ラブライブ!には出場しない」という決まりがあるため、詳細は不明。せつ菜曰く、「スクールアイドルなら誰しもが目指す大会」であるらしい。

それからしばらく間が空いて、2期5話及び2期7話にて再び話題に上る。

2期5話では、「スクールアイドル記念館」が登場(実在のモデルは「野球殿堂博物館」)。どうやらアキバドームの関連施設であるらしい。

特別展示「スクールアイドルの軌跡」では、大会の優勝旗やトロフィーが展示されていた。これらはμ'sAqoursがかつて勝ち取った物と同じデザインである。

当館のミュージアムショップでは、各種ロゴ「LoveLive!」「LOVE LIVE」「ラブライブ!」がデザインされた服飾系グッズやぬいぐるみやCD等の商品が販売されている。

上記の2作と異なり、2期エンディングでの協力クレジットに「東京ドームシティ」が入っている。

2期7話では、かつて紫苑女学院のスクールアイドルとして活動していた三船薫子がラブライブ!への出場を目標にしていた事が言及された。

2期時系列(冬季)

東京大会をオンライン形式で開催する事が2期11話で語られた。その為、(出場校の部員以外は)会場に入る事もできなければ、直接の応援もできない。

本作では近江遥東雲学院)目線で間接的に描写されているのみに留まっている。

ちなみに、同好会については公式大会に出場することができる「スクールアイドル部」へ昇格する話もあったが(部への昇格は希望制でもあることも同時に明らかになった)、部への昇格はせずに同好会のままで活動することとなった

2期12話において、東京大会がクリスマス(12月25日)当日に開催される(この設定が明らかになったのは『スーパースター!!』1期からである)。

会場のモデルは東京国際フォーラム(『サンシャイン!!』TVアニメ1期第8話において開かれたイベント『東京スクールアイドルワールド』の会場モデルでもある)。

ステージ前には東雲藤黄、Y.G.、紫苑のみがいたが、他の学校のスクールアイドルも施設内にいたと思われる。

ラブライブ!スーパースター!!

この頃になると大会規模のインフレ化が進み、大会の出場校も増えている。

そのため、本戦の開催地が(アキバドームより収容人数がさらに多い)神宮競技場(現実の国立競技場(2代目))に変更された。

さらに予選方式も変更され、地区大会(都道府県の中での更に地区レベルの大会)の新設、各予選で地区ごとに課題が指定される(作中では「ラップ」「オンラインライブ」など)レベルとなっている。

1期時系列(冬季)

『スーパースター!!』1期における東京大会の開催日が12月25日のクリスマス当日となっており、冬季大会の東京代表はSunny Passion、2位にLiella!が入った。

優勝チームはSunny Passion。

  • 1期10話 地区予選 ≪課題:「ラップ」≫
  • 1期12話 東京予選 ≪課題:「オンラインライブ」(出場校でリモートライブをリレー)≫

少なくとも、本大会優勝へのハードルはかなり上がっているらしく、TVアニメ2期3話でSunny Passionの2人から「大会の歴史上、大会連覇を成し遂げた高校は一つも存在しない」と明言された。

もし本作がサンシャインと時間軸が繋がっていると仮定すれば、(少なくとも)μ's2年生1年生は連覇を果たす事は出来なかった事になる(これは、高校進学後にアイドル研究部に入部した描写のある雪穂と亜里沙についても同様)。……かに思われたが?

2期時系列(冬季)

前年王者のSunny Passionは、地区予選でマルガレーテに敗れて優勝(連覇)を逃した。冬季大会の東京代表はLiella!、2位にマルガレーテが入った。

優勝チームはLiella!。

『スーパースター!!』2期では、夏休み明けから予選が始まる。

8話では夏美が「勝負は人気投票によって決まる」という事を発言していた。これまでのシリーズでもそれを匂わせる描写はあったが、この事が明言されたのは今作が初めて

翌9話では(3話時点では中学3年生だった)マルガレーテも大会に出場している。「今回からは中学生でも大会に参加できることになったのか」と思われたが、マルガレーテが海外基準での9月入学を行ったため、高校生としての資格を得ていることが11話で判明した。

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』の活躍を描くアプリ『リンクラ』でも、大会としてのラブライブ!が描かれている。

『虹ヶ咲』や『スーパースター!!』と同様、秋季から冬季にかけての年1回開催。

  • 出場チーム数

蓮ノ空女学院103期のスクールアイドルクラブ(以下「蓮ノ空」)が3ユニットそれぞれでエントリーできたことから、アニメ版『スーパースター!!』3期で問題となった、「1校当たり1グループしか出場できない」というルールは存在しないことになる。

  • 進行段階

「地区予選」「地方大会」「全国大会」の3段階に分けられる。

地区予選は、10月末に開催。

地区予選の「地区」がどこまでを指すかは明言されていない(これは他作品のアニメ版でも同様)。

大会出場者が多いため、ライブの様子を動画で撮影しオンラインで運営に投稿するという形式を採っている。

各地区ごとに、複数のスクールアイドルが地方大会へ進出できる。

地方大会(「地方予選」、エリアの名前をとって「○○予選」とも呼ばれる)は、12月に開催。

前述の地区予選と同様、ライブパフォーマンスを披露することになる。

(原則的に)指定された会場へ赴いて、全員が同じ場所でパフォーマンスをする(ただし、103期での蓮ノ空は自校で出された校則「ネット禁止令」を撤回させるため、またネット環境の有用性を示すために、敢えてオンラインでのリアルタイム配信で大会に出場することを希望し、運営側もそれを認めた)。

各地方ごとに、1組(ソロなら1人)のスクールアイドルが全国大会へ進出できる。

103期の大会において、蓮ノ空は直前に参加者を変更し、3ユニットを合体して1組として出場した。

この際、運営側からは「(他の出場グループと比べて)不利にはなるがそれでも良いか?」と確認されたといい(With×MEETSより)、どういうルールなのかという謎を残した。

通常、蓮ノ空の学院生や(そのグループの)ファンが投票したものが3分割されずに1つにまとまるので、逆に有利になるはずなのだが……。

そのため、「一般投票ではなく審査員が投票する方式なのでは(通常なら3回あるはずのチャンスが1回に減るので、確かに不利ではある)」「固定票より浮動票が圧倒的に多いのでは(同)」「人数を増やすと何かしらのペナルティがあるのでは」等の推測がなされた。

全国大会は、1月上旬に東京で開催される。

  • 披露曲の制限

蓮ノ空は103期〜104期における出場大会にて、持ち歌『Link to the Future』を計3回披露している(103期地方予選、103期全国大会、104期地区予選)。

もし、過去に開催された歴代作品のレギュレーションと同じであるならば、「披露楽曲は未発表のオリジナル曲である事」に関する規定に抵触するはずだが、今回はその規定が無いために連続で持ち歌を披露する事が可能だと、村野さやかが明言した。

披露楽曲一覧

大会予備予選(地区予選)地区予選(地方予選)決勝大会アンコール
『ラブライブ!』第2回大会Shocking PartyユメノトビラSnow halationKiRa-KiRa Sensation!僕らは今のなかで
『サンシャイン!!』夏季大会想いよひとつになれMIRAI TICKET
『サンシャイン!!』冬季大会MY舞☆TONIGHTCRASH MINDMIRACLE WAVEDROPOUT!?WATER BLUE NEW WORLD青空Jumping Heart
『スーパースター!!』1期ノンフィクション!!Starlight Prologue
『スーパースター!!』2期Chance Day, Chance Way!エーデルシュタインSing!Shine!Smile!未来の音が聴こえる
『スーパースター!!』3期Let's be ONE笑顔のPromiseスーパースター!!
『蓮ノ空』102期DEEPNESS
『蓮ノ空』103期ノンフィクションヒーローショーKNOT千変万華Link to the FutureLink to the Future
『蓮ノ空』104期Link to the Future(104期Ver.)

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