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芸名

げいめい

芸能活動をする際に名乗る名前。多くの場合「本名とは別に名乗る名前」である。
目次[非表示]
  • 1 概要
  • 2 変更やその理由
  • 3 主な芸名のタイプとその例
  • 3.1 本名の表記変更
  • 3.1.1 ローマ字・アルファベット表記
  • 3.1.2 漢字表記の変更、平仮名・カタカナ表記
  • 3.1.3 苗字のみ、名前のみ表記
  • 3.2 本名の読み方変更
  • 3.3 本名が難解な漢字(主に旧字体)などのため読みやすい表記にした
  • 3.4 フルネームが長いため、一部分だけを使う
  • 3.5 先輩や大御所、事務所や劇団が命名
  • 3.6 出身地から命名
  • 3.7 出身地の名所や有名店などから命名
  • 3.8 卒業した学校から命名
  • 3.9 プライベートでのあだ名を芸名にした
  • 3.10 フィクション作品からの引用
  • 3.10.1 似ているキャラや好きな作品、自身の芸風から
  • 3.10.2 自身の演じた役からそのまま流用
  • 3.11 芸名を公募
  • 3.12 親族の名前をもらう
  • 3.13 占いなどで決める
  • 3.14 その人の見た目やクセ、仕草で決める
  • 3.15 実家や過去の経歴から
  • 3.15.1 家の屋号に因むもの
  • 3.15.2 実家の家業から
  • 3.15.3 芸能界入り前の前職にちなんだもの
  • 3.15.4 かつて組んでいたコンビ名やグループ名をそのまま芸名として引き継ぐ
  • 3.15.5 結婚前の姓をそのまま芸名として使う
  • 3.15.6 元スポーツ選手が現役時代の登録名をそのまま芸名にする
  • 3.16 実在の人物に由来するもの
  • 3.16.1 特定の人物のものまねをする人やそっくりさんであることにちなんだもの
  • 3.16.2 実在人物のパロディで命名
  • 3.17 先輩や他芸能人と姓名が重複する(同姓同名、同音異字など)ため、表記を変更
  • 3.18 験担ぎ、肖りで命名
  • 3.19 自身が尊敬する人物や団体、及びそれに関連する事象から命名
  • 4 芸名の変化が公表されている人物の例、その理由や経緯
  • 4.1 契約上、商標などの問題による変更
  • 4.2 所属グループの異動や事務所移籍、活動ジャンルの転向などによるコンセプト上の変更
  • 4.2.1 コンビ結成・解散などによるもの
  • 4.2.2 バンドマン
  • 4.3 一般とR-18ジャンルによる名義変更
  • 4.4 テコ入れ
  • 4.5 本業との区別のため
  • 4.6 恥ずかしくなった・面倒臭いなどの理由
  • 4.7 個人的な心境の変化による変更
  • 4.8 表記のみ変更
  • 4.9 験担ぎ、姓名判断などによる変更
  • 4.10 特定番組や企画限定の芸名
  • 4.11 理由不明の名義変更
  • 5 芸名を持つ設定があるフィクションのキャラクター
  • 6 関連タグ
  • 概要

    芸能人が芸能活動をする際に用いる名前。
    人によっては本名で芸能活動している場合もある為、基本的には本名とは別の名前を名乗っていることを指す。
    別名義の項目も参照のこと。特にペンネームなどはそちらの項目に詳しい。

    英語では「ステージネーム」といい、日本では海外の芸能人以外だと特にミュージシャンに対してこのように称することが多い。特にタイでは本名よりも芸名で芸能活動するのがメジャーとなっている。
    (特にアダルト作品で別名義を利用している場合)水商売で名乗る別名を指す言葉から「源氏名」と称することもある。広く「芸事」という意味では、舞妓芸妓としての名前を「妓名」と表現する。
    プロスポーツの舞台では「選手としての登録名」と本名を別に持つという人もいる。特に、プロレスボクシングにおいては「リングネーム」と称するほか、基本的に取り組みの中で本名を名乗ることのない相撲の場では「四股名」と呼ぶ。
    近年ではニコニコ動画YouTubeなどインターネット上での活動が中心としている人が、「ハンドルネーム」として名乗っているものをそのまま「芸名」として使うことも多い。YouTuberなどはその代表的な例と言える。

    簡単なものでは本名の一部をひらがなやカタカナ、ローマ字表記にしたり、違う漢字や読みを当てたりといったものがある。また、苗字・下の名前だけ違うものをつけたり、どちらかだけを名乗ったりといった場合もある。
    もちろん、本名と全くカスリもしない名前をつけている場合も少なくない。実際の国籍やルーツとは関係なく、容姿のイメージに合わせて和風・外国風の名前をつけるようなこともある。

    ユニット名もそうであるが、芸名の命名で一番大切なのは、「言いやすい、覚えやすい、発音が心地よい」の三つだと言われている。

    なお本名は本人が公表する場合もあり、しない場合もある。

    芸名をつける事情はそれぞれだが、

    • 本名が読みにくい(旧字体や珍しい漢字、また読みなど)、外国語由来などで発音しにくい名前のため
    • 活動のコンセプトや本人の容姿イメージなどに合わせた名前にするため(※ヴィジュアル系バンドやお笑い芸人、アイドルグループなど、ユニットで活動する芸能人に多い)
    • 芸名をつけるのが決まりの劇団や事務所に所属しているため(例:宝塚歌劇団等)
    • 先にデビューしていた同業者が同じ名前、もしくは読みや表記が被っていたため
    • 上記に関連して、兄弟や親子、師匠や同門の先輩が既に芸名を名乗っており、これに合わせるため
    • 契約上の問題で前の所属事務所から使用停止を求められ、それまで使っていた名前を使えなくなったため
    などといった事情が挙げられる。
    これ以外にも、「本名が嫌い」という理由で芸名をつけている人(例:少女時代のサニーなど)や、番組などの企画、自分が演じた役柄をそのまま使うような人もいる。
    また、例えばいわゆる二世タレントが「親の七光り」と言われるのを避けるため(例:穂のか石橋穂乃香など)や、アイドルなど競合する別グループや事務所に兄弟が所属しており、ファンの混乱や対立を防ぐ目的で関係性を伏せるために違う名前にするという例もある。

    ものまね芸人は、ものまねの対象としている人物をもじった名前を芸名にしていることが多い。(例:長州力のものまねをしている長州小力など)

    歌舞伎落語のように芸名を流派や家系で襲名し、継いでいく場合もある。この場合の芸名は個人の屋号であり、同時に「家名」といえる。

    ジャニーズ事務所ハロプロAKB48など48グループ、坂道グループなどは本名をそのまま使うケースの方が比較的多いとされる。芸名の場合も「明らかに芸名とわかるような特殊な名前」というよりは、本名に近い自然な芸名の者がほとんどである。

    変更やその理由

    特にトラブルがらみでなくても、活動の方向性に合わせて芸名を変えたり、別名義を名乗ったりといったことはよく行われる。
    事務所の移籍や一旦引退→復帰の際に芸名を変えるケースは多く、同じ事務所であっても子役やいわゆるジュニア所属から本格的な芸能活動に移行したときに変える人もいる。
    また、例えば俳優活動を行なっている人物が音楽活動にも参画する、というような時、俳優業での芸名は本名、音楽活動では新規に名付けた名義、と使い分けることもたびたび見られる。
    これに加え、もともとペンネームなどで別名義を持っている人が、芸能活動開始に合わせてそのまま芸名として流用するということもある。(例:編集者・コラムニストとしてのペンネームをそのまま名乗っているマツコ・デラックスや漫画家としてのペンネームをそのまま名乗っているやくみつるなど)

    先に挙げた通り、ヴィジュアル系バンドやお笑い芸人は、バンドやユニットの移籍・脱退で活動のコンセプトが変化することに合わせて芸名も改める、という例が多い。
    お笑いユニットでは、元々ユニットで活動していたがメンバーが抜けて1人になったとき、既に知名度がある程度高い場合や、新規にピン芸人として登録すると(劇場などでの)芸歴がリセットされるのを防ぐため、1人ユニットという形で「ユニット名+苗字」のように芸名を名乗っている人も多い。(例:ビビる大木など。元々は「ビビる」というコンビで活動する「大木淳」であり、相方の引退に伴い「ビビる」という屋号を引き継ぐ形で「ビビる大木」に芸名を改めた)

    特にアダルトコンテンツに出演している人は、一般の作品やメディアと、アダルトな場で芸名を使い分けることも多い。声優は特に顕著で、R-18作品の中でも芸名を使い分けるという人もいる。また、AV女優と一般タレントでも名義を変えることがあり、特に「元(一般)芸能人」を売りにしている女優でも別名でデビューするのが多い。

    なかなか売れない時代が長かった者だと、テコ入れの一環として芸名を変えることもある。また、姓名判断の結果が良くない人が画数を調整するため、句読点など記号を元の名前に付け足すということも多い。(例:本田美奈子本田美奈子.藤岡弘藤岡弘、など)
    また、インディーズやマイナー時代に凝りすぎていたり下品だったりするような芸名をつけていた者が、メジャーデビューなどのタイミングでわかりやすい名前や本名に戻すという場合もある。(例:槍魔栗三助→生瀬勝久など)

    主な芸名のタイプとその例

    記事の極端な膨大化を防ぐため、具体例については「本人や事務所等の公式から、芸名であることや、芸名を変更したことが発表されている確定事項である」ものを載せるようにしてください。また、重複するタイプについては適宜項目内でまとめるようにしてください。


    本名の表記変更

    ローマ字・アルファベット表記

    ISSAHIROKIHIROmisono

    漢字表記の変更、平仮名・カタカナ表記

    加藤浩次上島竜兵細川たかしアイクぬわら池田エライザ益若つばさいとうあさこ天野ひろゆき小島よしお

    苗字のみ、名前のみ表記

    ヒロミゆかなかなで

    本名の読み方変更

    Koki(「こーき」、本名の読みは「みつき」)、井上陽水(「ようすい」、本名の読みは「あきみ」)、杉浦太陽(「たいよう」、本名の読みは「たかやす」)、IKKO(「いっこー」、本名の「一幸」を音読み)、照英(「しょうえい」、本名の読みは「てるひで」)、内野聖陽(「せいよう」、本名及び旧芸名は「まさあき」)、大塚芳忠(「ほうちゅう」本名の読みは「よしただ」)、タモリ(本名の姓「森田」のアナグラム)、など。
    特に下の名前を読み替えるパターンが多い。

    本名が難解な漢字(主に旧字体)などのため読みやすい表記にした

    広瀬彩海スガシカオてらそままさきつるの剛士与田祐希渡辺麻友広末涼子浜田雅功など。

    フルネームが長いため、一部分だけを使う

    マリウス葉滝川クリステル木村カエラアンジェラ・アキ中条あやみNESMITHハリー杉山市川紗椰ラウールヒロド歩美など。ミドルネームが含まれるハーフクォーターや外国籍の有名人が多い。

    先輩や大御所、事務所や劇団が命名

    落語家や旧世代のお笑い芸人、アイドルの多くがこのケースに当たる。
    津川雅彦石原慎太郎が命名)、たけし軍団のほとんどのメンバー(ビートたけし高田文夫が命名)、人時(バンドのリーダーである清春が命名)、くじら千葉繁が命名)など

    出身地から命名

    黒木瞳北島三郎八代亜紀所ジョージ大川栄策黒部進など

    出身地の名所や有名店などから命名

    水前寺清子熊本市の「水前寺公園」)、大月みやこ(大阪のレコード店「大月楽器店」及び「ミヤコ」)、野口五郎(飛騨山脈の「野口五郎岳」)など

    卒業した学校から命名

    ラサール石井山城新伍など

    プライベートでのあだ名を芸名にした

    ぱいぱいでか美コロッケきゃりーぱみゅぱみゅ(「きゃりー」はあだ名、「ぱみゅぱみゅ」サバンナ、八木の一発ギャグ「ぱみゅ」から)、みのもんたベッキーワッキーつんく♂など

    フィクション作品からの引用

    似ているキャラや好きな作品、自身の芸風から

    柴咲コウローラPATAミムラ(旧芸名。のちに本名と組み合わせてフルネーム風にした「美村里江」に改名)、きたろう(ゲゲゲの鬼太郎のような風貌だったから)、ゴルゴ松本大西ライオン(ライオンキングのものまねに由来)、バカボン鬼塚など

    自身の演じた役からそのまま流用

    原作付きの映画・ドラマ
    三國連太郎(「善魔」)、早乙女愛(「愛と誠」)、浅香唯(「シューティングスター」)、藤野涼子(「ソロモンの偽証」)など
    オリジナル作品
    奥菜恵(「パ★テ★オ」)、チョー(「たんけんぼくのまち」。旧芸名の長島雄一長嶋茂雄長嶋一茂から)

    芸名を公募

    優香西城秀樹林家木久扇綾瀬はるかなど

    親族の名前をもらう

    ヤガミトール(「とおる」が早世した実兄の名前)、三秋里歩、いしだ壱成、志村けん(父親の名「憲司」から)、古田新太(死んだ父親の名から)など

    占いなどで決める

    岡田有希子IZAM花田虎上など

    その人の見た目やクセ、仕草で決める

    高木ブーウド鈴木ハナ肇江頭2:50(夜中の2時50分になると酒グセが原因で暴れまくることから)など

    実家や過去の経歴から

    家の屋号に因むもの

    中村玉緒松たか子、市川ぼたんなど

    実家の家業から

    佐々木蔵之介マキタスポーツなど

    芸能界入り前の前職にちなんだもの

    役所広司(公務員)、ラッシャー板前(板前修行の経験があったことから。また、ラッシャー木村にも因む)、壇蜜(葬儀社勤務)、ワタリ119(消防士)

    かつて組んでいたコンビ名やグループ名をそのまま芸名として引き継ぐ

    ビビる大木カンニング竹山バカリズム、本日は晴天なり

    結婚前の姓をそのまま芸名として使う

    既婚の女性芸能人の多く。男性では本木雅弘児玉清など。

    元スポーツ選手が現役時代の登録名をそのまま芸名にする

    アニマル浜口、パンチ佐藤、北斗晶ガッツ石松KONISHIKI舞の海など

    実在の人物に由来するもの

    特定の人物のものまねをする人やそっくりさんであることにちなんだもの

    ニッチロー、長州小力、アントニオ小猪木、アントキの猪木、プリティ長嶋、リトル清原、シベリア文太、マイコーりょうなど。モノマネ芸人に多い。

    実在人物のパロディで命名

    佐藤B作(佐藤栄作)、阿部サダヲ阿部定)、茶風林チャップリン)、猫ひろし舘ひろし)、谷啓(ダニー・ケイ)、呉田軽穂(グレタ・ガルボに由来する松任谷由実の別名義)

    先輩や他芸能人と姓名が重複する(同姓同名、同音異字など)ため、表記を変更

    ささきのぞみ(声優の佐々木望(のぞむ、男性)と重複)、田中れいな(女優の田中麗奈(れな)と重複)水樹奈々(本名は近藤奈々、歌手の近藤名奈と重複)、柳原かなこ(ピン芸人の柳原可奈子と重複)など。逆に、改名により同姓同名となった健太郎(俳優)→伊藤健太郎(声優)の例もある。

    験担ぎ、肖りで命名

    藤山一郎(「日本一富士山に肖る」という意味がある)など

    自身が尊敬する人物や団体、及びそれに関連する事象から命名

    レディー・ガガQueenのヒット曲『Radio Ga Ga』から命名)

    芸名の変化が公表されている人物の例、その理由や経緯

    いずれの項目も、太字は(旧姓を含む)本名です。ただし、本名や旧芸名については「本人や事務所などが公表しているもの」に限ります。また、複数の理由や経緯がある人物に関しては、基本的には大きな理由と考えられるものの項目で統一し、適宜補足するようにしてください。


    契約上、商標などの問題による変更

    • 能年玲奈のん
    • 清水富美加→千眼美子※宗教上の主義にもよる。
    • 新加勢大周→坂本一生※旧芸名の「新加勢大周」は、加勢大周の独立に伴う芸名をめぐる事務所トラブルで、加勢に対抗するため事務所が命名したもの
    • 高知東急→高知東生※「東急」の名称をめぐる訴訟。読みはいずれも「たかち のぼる」。
    • 悠木千帆→樹木希林※旧芸名をオークションで売ったため

    所属グループの異動や事務所移籍、活動ジャンルの転向などによるコンセプト上の変更

    コンビ結成・解散などによるもの

    バンドマン

    ロックバンド、特にヴィジュアル系バンドのメンバーは、バンドの移籍やそれに伴う活動コンセプトの変更、時に契約上の都合から芸名を変更する機会が比較的多い。

    一般とR-18ジャンルによる名義変更

    テコ入れ

    本業との区別のため

    別名義変名(ペンネームや特定の場での役名などを含む)も参照のこと。「よく似た別人」という設定で別名を名乗っている人物もいる。

    恥ずかしくなった・面倒臭いなどの理由

    個人的な心境の変化による変更

    表記のみ変更

    験担ぎ、姓名判断などによる変更

    特定番組や企画限定の芸名

    • まちゃまちゃ→摩邪(レギュラー放送時代の「エンタの神様」)
    • タモリ→森田一義(「笑っていいとも!」など)
    • ノブ(千鳥)→のぶ小池(「いろはに千鳥」)※元々は「ロンドンハーツ」の企画で、長澤まさみがノブの名前が思い出せず「小池さん?」と読んだことから一度「ノブ小池」に改名。その後定着しなかったため再び「ノブ」に戻したが、「いろはに千鳥」のみ「のぶ小池」の名前で出演。
    • 玉袋筋太郎(浅草キッド)→玉ちゃん(NHKの番組に出演時)※「知恵袋賢太郎」などのバリエーションも。

    理由不明の名義変更

    • TATOO→逹瑯MUCC)※「猫を庇って車に轢かれたTATTOOの遺志を逹瑯が継いだ」という設定をつけている。
    • 山本紗衣スザンヌ※複数の由来があり、本人もどれが本当か(決定的な由来か)把握しきれていない。たびたび語っている理由としては「当時所属していた事務所の社長から言われた」、「外国人という設定の人物を演じるドッキリ企画で名乗った名前から」、「外国人に間違われ、咄嗟に出たもの」などがある。


    芸名を持つ設定があるフィクションのキャラクター



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