概要
芸能人が芸能活動をする際に用いる名前。
人によっては本名で芸能活動している場合もある為、基本的には本名とは別の名前(変名)を名乗っていることを指す。
別名義の項目も参照のこと。特にペンネームなどはそちらの項目に詳しい。
英語では「ステージネーム」といい、日本では海外の芸能人以外だと特にミュージシャンに対してこのように称することが多い。特に、フルネームが長いためニックネームや下の名前で呼び合う文化が定着しているタイでは、本名よりも芸名で芸能活動することがメジャーとなっている。
ラジオのDJやスポーツなどの実況担当者が活動にあたって名乗る芸名は「マイクネーム」と呼ばれる。普段利用している芸名=マイクネームの人もいれば、番組ごと、コーナーごとで名義を変えている人もいるため、芸名と区別される場合がある。
(特にアダルト作品で別名義を利用している場合)水商売で名乗る別名を指す言葉から「源氏名」と称することもある。広く「芸事」という意味では、舞妓や芸妓としての名前を「妓名」と表現する。
プロスポーツの舞台では「選手としての登録名」と本名を別に持つという人もいる。特に、プロレスやボクシングにおいては「リングネーム」と称するほか、基本的に取り組みの中で本名を名乗ることのない相撲の場では「四股名」と呼ぶ。
近年ではニコニコ動画やYouTubeなどインターネット上での活動が中心としている人が、「ハンドルネーム」として名乗っているものをそのまま「芸名」として使うことも多い。YouTuberなどはその代表的な例と言える。
簡単なものでは本名の一部をひらがなやカタカナ、ローマ字表記にしたり、違う漢字や読みを当てたりといったものがある。また、苗字・下の名前だけ違うものをつけたり、どちらかだけを名乗ったりといった場合もある。プライベートでのあだ名や本名のもじりなども多い。
もちろん、本名と全くカスリもしない名前をつけている場合も少なくない。実際の国籍やルーツとは関係なく、容姿のイメージに合わせて和風・外国風の名前をつけるようなこともある。
ユニット名もそうであるが、芸名の命名で一番大切なのは、「言いやすい、覚えやすい、発音が心地よい」の三つだと言われている。
なお本名は本人が公表する場合もあり、しない場合もある。
芸名をつける事情はそれぞれだが、
- 本名が読みにくい(旧字体や珍しい漢字、また当て字で特殊な読み方の場合など)、外国語由来などで発音しにくい名前のため
- 活動のコンセプトや本人の容姿イメージなどに合わせた名前にするため(※ヴィジュアル系バンドやお笑い芸人、アイドルグループなど、ユニットで活動する芸能人に多い)
- 芸名をつけるのが決まりの劇団や事務所に所属しているため(例:宝塚歌劇団等)
- 先にデビューしていた同業者と同じ名前、もしくは読みや表記が被っていたため
- 上記に関連して、兄弟や親子、師匠や同門の先輩が既に芸名を名乗っており、これに合わせるため
- 契約上の問題で前の所属事務所から使用停止を求められ、それまで使っていた名前を使えなくなったため
などといった事情が挙げられる。
これ以外にも、「本名が嫌い」という理由で芸名をつけている人(例:少女時代のサニーなど)や、番組などの企画、自分が演じた役柄をそのまま使うような人もいる。
また、例えばいわゆる二世タレントが「親の七光り」と言われるのを避けるため(例:穂のか→石橋穂乃香など)や、アイドルなど競合する別グループや事務所に兄弟が所属しており、ファンの混乱、対立を防ぐ目的で関係性を伏せるために違う名前にするという例もある。
ものまね芸人は、ものまねの対象としている人物をもじった名前を芸名にしていることが多い。(例:長州力のものまねをしている長州小力など)
歌舞伎や落語のように芸名を流派や家系で襲名し、継いでいく場合もある。この場合の芸名は個人の屋号であり、同時に「家名」といえる。
ジャニーズ事務所やハロプロ、AKB48など48グループ、坂道グループなどは本名をそのまま使うケースの方が比較的多いとされる。芸名の場合も「明らかに芸名とわかるような特殊な名前」というよりは、本名に近い自然な芸名の者がほとんどである。
変更やその理由
特にトラブルがらみでなくても、活動の方向性に合わせて芸名を変えたり、別名義を名乗ったりといったことはよく行われる。
事務所の移籍や一旦引退→復帰の際に芸名を変えるケースは多く、同じ事務所であっても子役やいわゆるジュニア所属から本格的な芸能活動に移行したときに変える人もいる。
また、例えば俳優活動を行なっている人物が音楽活動にも参画する、というような時、俳優業での芸名は本名、音楽活動では新規に名付けた名義、と使い分けることもたびたび見られる。
これに加え、もともとペンネームなどで別名義を持っている人が、芸能活動開始に合わせてそのまま芸名として流用するということもある(例:編集者・コラムニストとしてのペンネームをそのまま名乗っているマツコ・デラックスや漫画家としてのペンネームをそのまま名乗っているやくみつるなど)。
先に挙げた通り、ヴィジュアル系バンドやお笑い芸人は、バンドやユニットの移籍・脱退で活動のコンセプトが変化することに合わせて芸名も改める、という例が多い。
お笑いユニットでは、元々ユニットで活動していたがメンバーが抜けて1人になったとき、既に知名度がある程度高い場合や、新規にピン芸人として登録すると(劇場などでの)芸歴がリセットされるのを防ぐため、1人ユニットという形で「ユニット名+苗字」のように芸名を名乗っている人も多い。(例:ビビる大木など。元々は「ビビる」というコンビで活動する「大木淳」であり、相方の引退に伴い「ビビる」という屋号を引き継ぐ形で「ビビる大木」に芸名を改めた)
特にアダルトコンテンツに出演している人は、一般の作品やメディアと、アダルトな場で芸名を使い分けることも多い。声優は特に顕著で、R-18作品の中でも芸名を使い分けるという人もいる。また、AV女優と一般タレントでも名義を変えることがあり、特に「元(一般)芸能人」を売りにしている女優でも別名でデビューするのが多い。
なかなか売れない時代が長かった者だと、テコ入れの一環や芸風の方向転換をきっかけに芸名を変えることもある。(例:三浦彩香→遠峯ありさ→華原朋美など)
また、姓名判断の結果が良くない人が画数を調整するため、句読点など記号を元の名前に付け足すということも多い。(例:本田美奈子→本田美奈子.、藤岡弘→藤岡弘、など)
ほかにも、インディーズやマイナー時代に凝りすぎていたり下品だったりするような芸名をつけていた者が、メジャーデビューなどのタイミングでわかりやすい名前や本名に戻すという場合もある。(例:槍魔栗三助→生瀬勝久など)
主な芸名のタイプとその例
※編集・閲覧にあたっての注意
記事の極端な膨大化を防ぐため、具体例については単なる列挙ではなく「本人や事務所等の公式から、芸名であることや、芸名を変更したことが発表されている確定事項である」ものを載せるようにしてください。また、重複するタイプについては適宜項目内でまとめるようにしてください。 |
本記事での「本名」とは、基本的にデビュー時点での戸籍上正式な氏名を指します。デビュー前に出生名から改姓・改名し、これを芸名としている場合は取り扱わないものとします。 |
本名の表記や読み方の変更
ローマ字・アルファベット表記
ISSA、HIROKI、HIRO、misono、GACKT、Toshi、YOSHIKI、Machico、Cocomi、DAIGOなど。
漢字表記の変更、平仮名・カタカナ表記
漢字表記の変更
加藤浩次、上島竜兵、有村架純、錦野旦、たかはし智秋、若本規夫など。
ひらがな、カタカナ
いとうあさこ、アイクぬわら、細川たかし、益若つばさ、天野ひろゆき、小島よしお、神戸みゆき、泉谷しげる、田代まさし、あびる優、さとう宗幸、三村マサカズ、池田エライザ、イモトアヤコ、コビヤマ洋一、ばんばひろふみ、さだまさし、雛形あきこ、かまやつひろし、カシワクラツトム、きりやはるかなど。
中川翔子(戸籍上の本名は「中川 しようこ」)やこおろぎさとみ(戸籍上の本名は「興梠(こうろぎ)さとみ」)のように、表記と読み方両方を変えているパターンもある。
苗字のみ、名前のみ表記
友近、永野、ヒロミ、ゆかな、かなで(3時のヒロイン)、ソニン、千秋、はなわ、大悟など。
読み方変更
井上陽水(「ようすい」、本名は「あきみ」)、杉浦太陽(「たいよう」、本名は「たかやす」)、照英(「しょうえい」、本名は「てるひで」)、内野聖陽(「せいよう」、本名及び旧芸名は「まさあき」)、大塚芳忠(「ほうちゅう」、本名は「よしただ」)、野沢那智(「なち」、本名は「やすとも」)など。
Koki(「こーき」、「光希(みつき)」の読み替え)やIKKO(「いっこー」、「一幸(かずゆき)」を音読み)のように、読みと表記両方を変更しているケースもある。特に下の名前を読み替えるパターンが多い。
戸籍上の表記が難解な漢字(主に旧字体)などのため読みやすい表記にした
※旧字体・常用外漢字が含まれた表記が、一部メディアの使用制限に引っ掛かる恐れから、新字体・常用漢字に修正した例も、この範疇に含まれる(特にJRA所属の騎手・調教師等の競馬関係者はJRAの規定で旧字体・常用外漢字の登録が認められていない為、強制的に修正させられる)。
広瀬彩海、スガシカオ、てらそままさき、つるの剛士、与田祐希、濱岸ひより、渡辺麻友、広末涼子、浜田雅功、舘ひろしなど。
フルネームが長いため、一部分だけを使う
マリウス葉、滝川クリステル、木村カエラ、アンジェラ・アキ、中条あやみ、NESMITH、ハリー杉山、市川紗椰、ラウール、ヒロド歩美、ファイルーズあい、ペイトン尚未など。ミドルネームが含まれるハーフ、クォーターや外国籍の有名人が多い。
在日外国人や海外出身者で、通名や日本名をそのまま芸名とする
主に在日韓国人。新井浩文、金子賢等。松田優作や和田アキ子のように、当時の通名でデビューしたのち、日本への帰化申請が通り本名となったケースもある(※和田は本名の「現子」から表記を変えている。またのちに結婚して改姓している)。
また、田中みな実(出生時にミドルネームを含む形で命名されたが、ミドルネーム制度のない日本での戸籍上の本名は不明)のようなケースもある。
本名のもじり、アナグラムなど
松崎しげる(本名の「茂幸」から「幸」を外して「茂」に、さらにそれを音読みにした)、ファーストサマーウイカ(本名の「初夏」を英語にしたものと、カタカナで書いたものの組み合わせ)、タモリ(本名の姓「森田」のアナグラム)など。
ムロツヨシや菅田将暉、倖田來未のように、読みや字面が本名に近い形の芸名のケースも多い。
また、下の名前だけ変更している竹内涼真、三又又三や、逆に苗字だけ変更している新田真剣佑(「あらた」は自身の演じた役から)などのケースもある。
名前の由来や命名方法による分類
先輩や師匠、業界の大御所、事務所などが命名
落語家や旧世代のお笑い芸人、アイドルの多くがこのケースに当たる。
津川雅彦(石原慎太郎が命名)、たけし軍団のほとんどのメンバー(ビートたけしか高田文夫が命名)、人時(バンドのリーダーである清春が命名)、くじら(千葉繁が命名)など。
企画、キャンペーンなどで芸名を公募
出身地から
黒木瞳、北島三郎、八代亜紀、所ジョージ、大川栄策、黒部進、青森伸、北九州男、高知東生など。
水前寺清子(熊本市の「水前寺公園」)、大月みやこ(大阪のレコード店「大月楽器店」及び「ミヤコ」)、野口五郎(飛騨山脈の「野口五郎岳」)など、出身地の名所や有名店などから命名したケースもある。
卒業した学校から
容姿や仕草、言動、役職等に由来するあだ名から
プライベートでのあだ名から
ぱいぱいでか美(胸が大きいことから。のち改名して「でか美ちゃん」)、コロッケ、きゃりーぱみゅぱみゅ(「きゃりー」はあだ名、「ぱみゅぱみゅ」は八木真澄(サバンナ)の一発ギャグ「ぱみゅ」から)、みのもんた、ベッキー(本名のレベッカの愛称から)、ワッキー、つんく♂、ゆりやんレトリィバァなど。
番組や雑誌等の企画から
高橋名人、ギャル曽根、ジャイアント白田(※ただし、基本的には愛称扱いである)など。
当初は本名で出演しており、あだ名や企画内での役名・役職としてつけられたものを、のちに正式な活動名(芸名)とすることが多い。
その人の見た目やクセ、仕草から
高木ブー、ウド鈴木、ハナ肇、江頭2:50(夜中の2時50分になると酒グセが原因で暴れまくることから)、シシド・カフカ(「カフカ」はフランス語で「カラス」という意味で、いつも黒い服を着ていたことから)、ケツ(ニッポンの社長)、厚切りジェイソン(胸板が厚いことから。また現居住地の厚木市にも因む)など。
宗教上の教義(キリスト教における洗礼名など)に因む名前
アグネス・チャン(「アグネス」が洗礼名)、ラルフ鈴木(「ラルフ」が洗礼名)など。
実家や過去の経歴から
家の屋号に因むもの
実家の家業から
芸能界入り前の前職にちなんだもの
役所広司(公務員)、ラッシャー板前(板前修行の経験があったことから。また、ラッシャー木村にも因む)、壇蜜(葬儀社勤務)、ワタリ119(消防士)、カルーセル麻紀(当時勤務していた店「カルーゼル」をもじり、さらに源氏名の「麻紀」を合わせたもの)。
かつて組んでいたコンビ名やグループ名をそのまま芸名として引き継ぐ
ビビる大木、カンニング竹山、バカリズム、本日は晴天なりなど。
結婚前、養子縁組前の姓をそのまま芸名として使う
既婚の女性芸能人の多く。男性では本木雅弘や児玉清、ボビー・オロゴン(日本人と結婚して帰化)、津田篤宏(ダイアン。結婚後に妻の祖母と養子縁組した)など。
元スポーツ選手が現役時代の登録名をそのまま芸名にする
アニマル浜口、パンチ佐藤、北斗晶、ガッツ石松、KONISHIKI、舞の海、亜仁丸レスリー、長州力、貴乃花など。
実在の人物やキャラクター等に由来するもの
特定の人物のものまねをする人やそっくりさんであることにちなんだもの
ニッチロー、長州小力、アントニオ小猪木、アントキの猪木、プリティ長嶋、リトル清原、シベリア文太、マイコーりょう、ジャッキーちゃんなど。モノマネ芸人に多い。
実在人物のパロディで命名
佐藤B作(佐藤栄作)、阿部サダヲ(阿部定)、茶風林(チャップリン)、谷啓(ダニー・ケイ)、呉田軽穂(グレタ・ガルボ)、猫ひろし(舘ひろし)
など。
親族から名前をもらう
ヤガミトール(「とおる」が早世した実兄の名前)、志村けん(父親の名「憲司」から)、古田新太(亡くなった父親の名から)、三秋里歩(姓名判断で改名を勧められた。「三秋」は親戚の苗字から)など。
似ているキャラや好きな作品、自身の芸風から
柴咲コウ、ローラ、PATA、ミムラ(旧芸名。のちに本名と組み合わせてフルネーム風にした「美村里江」に改名)、きたろう(ゲゲゲの鬼太郎のような風貌だったから)、ゴルゴ松本、大西ライオン(ライオンキングのものまねに由来)、バカボン鬼塚、佐藤蛾次郎、氷室京介(名字は『ワル』の主人公に由来)、香山リカ(※精神科医。由来はそのままリカちゃん人形から)、家入レオ(映画「レオン」に由来。また、ジャングル大帝のレオにも因む)など。
自身の演じた役からそのまま流用
原作付きの映画・ドラマ
三國連太郎(「善魔」)、早乙女愛(「愛と誠」)、浅香唯(「シューティングスター」)、藤野涼子(「ソロモンの偽証」)など。
オリジナル作品
奥菜恵(「パ★テ★オ」)、チョー(「たんけんぼくのまち」。旧芸名の長島雄一は長嶋茂雄と長嶋一茂から)、富栄ドラム(「VIVANT」)など。
先輩や他芸能人と姓名が重複する(同姓同名、同音異字など)ため、表記を変更
ささきのぞみ(声優の佐々木望(のぞむ、男性)と重複)、田中れいな(女優の田中麗奈(れな)と重複)水樹奈々(本名は近藤奈々、歌手の近藤名奈と重複)、柳原かなこ(ピン芸人の柳原可奈子と重複)など。逆に、改名により同姓同名となった健太郎(俳優)→伊藤健太郎(声優)の例もある。
占い、神話や伝説へのあやかりなど
姓名判断
岡田有希子、IZAM、花田虎上、松田聖子(※諸説あるが、元事務所社長によれば沖紘子によって決められたとのこと。なお、岡田有希子も同じく沖の考案)など。
験担ぎなど
自身が尊敬する人物や団体、及びそれに関連する事象から命名
レディー・ガガ(Queenのヒット曲『Radio Ga Ga』から命名)
昴(Royz)自分がバンド活動に憧れるきっかけとなった先輩バンドアリス九號の曲名から。
遠海准司(己龍)リスペクトする先輩ドラマー淳士の漢字表記を変えたものを命名。
芸名の変化が公表されている人物の例、その理由や経緯
いずれの項目も、太字は(旧姓を含む)本名です。ただし、本名や旧芸名については「本人や事務所などが公表しているもの」に限ります。また、複数の理由や経緯がある人物に関しては、基本的には大きな理由と考えられるものの項目で統一し、適宜補足するようにしてください。 |
契約上、商標などの問題による変更
- 能年玲奈→のん
- 清水富美加→千眼美子※宗教上の主義にもよる。
- 新加勢大周→坂本一生※旧芸名の「新加勢大周」は、加勢大周の独立に伴う芸名をめぐる事務所トラブルで、加勢に対抗するため事務所が命名したもの。
- 高知東急→高知東生※「東急」の名称をめぐる訴訟による。読みはいずれも「たかち のぼる」。
- 悠木千帆→樹木希林※旧芸名をテレビ番組の企画のオークションで売ったため。
所属グループの異動や事務所移籍、活動ジャンルの転向などによるコンセプト上の変更
- 片岡あづさ→榎あづさ
- 堺伸スケ→横山やすし
- 川合正吾→チャンカワイ(Wエンジン)
- 千琴ひめか(宝塚歌劇団)→はいだしょうこ(タレント)
- 冴輝ちはや(宝塚歌劇団)→森なな子(声優)
- 遠峯ありさ(グラビアアイドル)→華原朋美(歌手)
- 原田桜怜(タレント)→→前田栄子(タレント)→手束真知子(タレント、SDN48)
- 堂本直宏(子役)→堂本剛(KinKi Kids)
- 壇はう(モデル)→飯窪春菜(アイドル、タレント)
- 中浜慶幸(関西ジャニーズJr.)→Ruiza(ギタリスト)
- 槍魔栗三助(俳優)→生瀬勝久(俳優)
- 齋藤支靜加(俳優、タレント)→壇蜜(グラビアアイドル、タレント)
- 山崎邦正(芸人)→月亭方正(落語家)
- 海原千里(漫才師)→上沼恵美子(タレント、司会者)
- 斎藤恭央(ジャニーズJr.、あばれヌンチャク)→桜塚やっくん(ピン芸人)
- 五十嵐慶一(ジャニーズJr.)→いがらし奈波(タレント、漫画家)
- ANIKI(SHAME)→前田一知(グルグル映畫館)→桂りょうば(落語家)
- 戸倉千代子(童謡歌手)→島倉千代子(演歌歌手)
- 石神国子(女優)→石原さとみ(女優)※ホリプロの養成所在籍中に出演した一作のみ「石神国子」名義
- 江角真紀子(バレーボール選手)→江角マキコ(女優、モデル)
- 林沙耶(子役、大阪府立登美丘高校ダンス部)→伊原六花(女優、タレント、ダンサー)
- Ahyoomi(Suger)→ICONIQ(ソロ歌手)→伊藤ゆみ(女優)
- 小柳トム(ピン芸人)→ブラザートム(バブルガム・ブラザーズ)
- まいとラウール(D'S TOY BURN.HATABOY)→村上真都ラウール(関西ジャニーズJr./少年忍者)→ラウール(SnowMan)
- 三門マリ子(浪曲師)→泉ピン子(タレント、女優)
- 西島未智(女優、タレント)→幸(振付師)
- lecca(レゲエ歌手)→斎藤礼伊奈(政治家)
- SATOち(ドラマー、MUCC)→高安悟史(パーソレナルトレーナー)
- アニマル・レスリー(プロ野球選手、登録名)→亜仁丸レスリー(お笑いタレント)
- 東英夫(ビートたけしに弟子入り時)→そのまんま東(たけし軍団、ラッシャー板前の勘違い(聞き間違い)によるもの)→東国原英夫(政治家、コメンテーター、タレント)
コンビ結成・解散などによるもの
- ピュアぞー→山田ルイ53世(髭男爵)
- 安村昇剛(アームストロング)→とにかく明るい安村(ピン芸人)
- 杉浦双亮(360°モンキース)→そうすけ→サブロクそうすけ(ピン芸人)※独立リーグ・四国アイランドリーグplusのプロ野球チーム愛媛マンダリンパイレーツでの登録名は「サブロク双亮」
- ザコシショウ(G★MEN)→ハリウッドザコシショウ(ピン芸人)※芸名変更後も略称で「ザコシショウ」が用いられることがある。
バンドマン
ロックバンド、特にヴィジュアル系バンドのメンバーは、バンドの移籍やそれに伴う活動コンセプトの変更、時に契約上の都合から芸名を変更する機会が比較的多い。
- 煉(THEBLACKSWAN)→諒平(DADAROMA)
- Hitomi→Sanaka→Kanoma(Fatima)→Hitomi(Moran→ウミユリ)
- TETSU(MALICEMIZER)→高野哲(ZIGZO)
- 春名真樹(PRIDE OF MIND)→Klaha(MALICEMIZER)
- ケイタ(MoNoLith)→Nika(MixSpeaker's,Inc.)
- Luna(Eins;Vier)→深尾浩司(Ruff-Cuss)
- 麗(Lilith)→ギル(ヴィドール→Angelo)
- 女雅(Kagrra,)→NAOKI(FANTASISTA)
- 木天蓼大成(空想科学病人~紙とメモ紙~)→瞬火(陰陽座)
- 斗羅(陰陽座)→河塚篤史(ConcertoMoon)
- 研次郎(cali≠gari)→SAMURAI.W.KENJILAW(SEXMACHINEGUNS)→村井研次郎(CYCLE)
- きょさたん(時空海賊SEVEN SEAS)→YAMATO(宇宙戦隊NOIZ)
- 片田悟司(ソロミュージシャン)→呼太郎(宇宙戦隊NOIZ)
- SEIJI(AFTER IMAGE→AMADEUS)→Seth(MoidixMois)
- 建(GRAND ZERO)→K(MoidixMois)
- 鈴音(ALIST GRACE)→Lio(Ecthelion)→眞崎大輔(0.1gの誤算)
- サク(GEEK)→KaoL(フーデッドシール)→水田魔梨(0.1gの誤算)
- Kazutake/和矛( Clair de Lune→MASK→ガイズファミリー他多数)→竹田和彦(LIPHLICH)
- 臣(黒夢)→鈴木新(VINYL)
一般とR-18ジャンルによる名義変更
- 七海まい(一般)→原紗央莉(AV)→松野井雅(一般)
- 赤根京(着エロ、グラビア)→夢川エマ(AV)→miyako(一般、クリエイター)
- 中西里菜(一般、アイドル)→やまぐちりこ(AV)
- 鬼頭桃菜(一般、アイドル)→三上悠亜(AV)
- 岡田梨紗子(一般、アイドル)→松田美子(AV)
- 高松恵理(一般、アイドル)→橘梨紗(AV)
- 高崎聖子(一般、グラビア)→高橋しょう子(AV)
- 星野飛鳥(一般、グラビア)→ほしのあすか(AV)→星野明日香(一般)
- 天海こころ(一般、アイドル)→深田えいみ(AV)
- 安井薫(一般、グラビア)→安位カヲル(AV)
- 井上理香子(一般、アイドル)→小湊よつ葉(AV)
- 成瀬理沙(一般、アイドル)→逢坂はるな(AV) ※「逢坂はるな」名義での引退後「成瀬理沙」名義で復帰したが、数作で再度引退
テコ入れ、方向転換
本業との区別のため
別名義・変名(ペンネームや特定の場での役名などを含む)も参照のこと。「よく似た別人」という設定で別名を名乗っている人物もいる。
- 香川照之(俳優)→九代目市川中車(歌舞伎役者)
- 北島三郎(演歌歌手)→原譲二(作詞家、作曲家)
- RYUICHI(LUNASEA)→河村隆一(ソロ歌手)
- 古坂和仁(底ぬけAIR-LINE)→古坂大魔王(ピン芸人、ミュージシャン)→ピコ太郎(※古坂本人は「あくまで自分はピコ太郎の音楽プロデューサーで、同一人物ではない」と主張している)
- 加山雄三(歌手、俳優)→弾厚作(作詞家、作曲家)
- ピーター(歌手、タレント)→池畑慎之介(俳優)
- カールスモーキー石井(米米CLUB)→石井竜也(ソロ歌手)
- 石月努(FANATIC◇CRISIS→ソロ歌手)→石附努(デザイナー)
- MAKOTO(Λucifer→ソロ→†яi¢к)→越中睦士(ソロ歌手、俳優)
- 市道真央(女優、タレント)→M・A・O(声優)
- 綾小路翔(氣志團)→DJOZMA(ソロ歌手)
- 杉本彩(女優、タレント)→松山基栄(事業家、環境保護団体主宰者)
- 市井紗耶香(タレント、政治活動家)→渡邊紗耶香(事業家)
- 横山緑(配信者)→久保田学(政治家)
- TSUKASA(THEMICROHEAD4N'S)→最上川司(演歌歌手)
- 渡辺鐘(放送作家)→渡辺あつむ(ジャリズム)→世界のナベアツ(ピン芸人)→桂三度(落語家)
- ルー大柴(お笑いタレント)→大柴亨(俳優)→大柴宗徹(茶人)
- 小浦一優(ダンサー、俳優、テンション)→芋洗坂係長(ピン芸人)
- ビートたけし(タレント)→北野武(映画監督)
- Seth(MoidixMois)→美良政次(演歌歌手)
- 川本隆介(ソロミュージシャン等)→Ryux(MoidixMois)
- 命(真天地開闢集団ジグザグ)→上原大史(WANDS)
- 大橋央旺(タンバリン)→アキラ100%(ピン芸人)→大橋彰(俳優)
- 火野玉男(パワーズ)→堀部圭亮(俳優、タレント)→竜泉(放送作家)
- ASKA(ソロ歌手)→飛鳥涼(作詞家、作曲家)→宮﨑重明(剣道家)
- 藤井郁弥(チェッカーズ)→藤井フミヤ(ソロ歌手、F-BLOOD)
- 隼人(DuelJewel)→山森隼人(ボイストレーナー、実業家)
- 鈴木紗理奈(タレント)→MUNEHIRO(レゲエ歌手)
- 窪塚洋介(俳優)→卍LINE(レゲエ歌手)→空水(映像作家)
恥ずかしくなった・面倒臭いなどの理由
- チャーリー豆太→宮川大輔(ピン芸人)
- CRAZY DANGER NANCY KENchan(かまいたち)→KENZI(THEDEADP☆PSTARS.)
- つくね(芸人、学天即)→よじょう
- ラビット関根→関根勤(タレント)
- 椿姫彩菜→椿彩奈(タレント)※入力の際「姫」の字を出すのが面倒臭くなったため。
- ほっしゃん。→星田英利 ※自分で名前を噛むようになってしまったため。
先輩芸能人からの苦言による変更
- 立川談かん(落語家)→ふんころがし→ダンカン(たけし軍団)※横山やすしの前で「ふんころがし」と名乗ったところ激昂されてしまったため。その後立川一門に入門した際の高座名をカタカナ表記に改めて現在に至る。
個人的な心境の変化による変更
表記のみ変更
- 小田切譲(俳優、モデル)→オダギリジョー
- 雪乃五月(声優)→雪野五月→ゆきのさつき
- 上田祐司(声優)→うえだゆうじ
- 堀川亮(声優)→堀川りょう ※但し本名の読みは「まこと」。
- 猪口有佳(声優)→いのくちゆか
- 小倉優香→小倉ゆうか
験担ぎ、姓名判断などによる変更
- にしきのあきら→錦野旦
- 本田美奈子→本田美奈子.
- 丸山明宏→美輪明宏
- おさる→モンキッキー※何度か改名を繰り返しており、2021年現在は「おさる」に戻っている。
- 藤岡弘→藤岡弘、
- 神谷えりな→上矢えり奈
- 花田勝→花田虎上
- サンプラザ中野→サンプラザ中野くん
- 未来穂香→矢作穂香
- 杉山えいじ→スギちゃん
- 鶴屋華丸・亀屋大吉→博多華丸・大吉 ※本人たちの名義とともにコンビ名も変更
- 門脇舞→門脇舞以
- 松尾アンダーグラウンド→松尾駿(チョコレートプラネット)
- 氷室狂介→氷室京介 ※京都で占い師に「狂」の字を使うのは良くないと忠告されたため
特定番組や企画限定の芸名
- まちゃまちゃ→摩邪(レギュラー放送時代の「エンタの神様」)
- タモリ→森田一義(「笑っていいとも!」など)
- ノブ(千鳥)→のぶ小池(「いろはに千鳥」) ※元々は「ロンドンハーツ」の企画で、長澤まさみがノブの名前が思い出せず「小池さん?」と読んだことから一度「ノブ小池」に改名。その後定着しなかったため再び「ノブ」に戻したが、「いろはに千鳥」のみ「のぶ小池」の名前で出演。
- 玉袋筋太郎(浅草キッド)→玉ちゃん(NHKやゴールデンタイム番組に出演時) ※「知恵袋賢太郎」などのバリエーションも。
- とんねるず・DJ OZMA→矢島美容室(「とんねるずのみなさんのおかげでした」)※三名は矢島美容室というユニットの「プロデューサー」という立場であり、あくまで別人と主張している。元ネタは前身番組の『とんねるずのみなさんのおかげです』のコントに登場した「矢島工務店」から。
- ミッキー・カーチス(歌手、タレント)→五十嵐信次郎(映画『ロボジー』出演時)
理由不明の名義変更
- TATOO→逹瑯(MUCC)※「猫を庇って車に轢かれたTATTOOの遺志を逹瑯が継いだ」という設定をつけている。
- 山本紗衣→スザンヌ ※複数の由来があり、本人もどれが本当か(決定的な由来か)把握しきれていない。たびたび語っている理由としては「当時所属していた事務所の社長から言われた」、「外国人という設定の人物を演じるドッキリ企画で名乗った名前から」、「外国人に間違われ、咄嗟に出たもの」などがある。
- 広瀬晶→広瀬アリス ※ある日突然事務所の社長から「あなたは今日からアリスよ」と言われ改名。
芸名を持っている設定があるフィクションのキャラクター
※作品名50音順に追加
- HiMERU (あんさんぶるスターズ!)
- 水守ゆめ莉(推しが武道館いってくれたら死ぬ)本名は久賀夢。
- 星野アイ、MEMちょ、ぴえヨン(推しの子)前者の芸名はアイ。
- 一寸法子(おにぱん!)変身アイテムの打ち出の小槌を使用し、のりりんという芸名でトップアイドルとして君臨している。
- 水原千鶴(彼女、お借りします)レンカノとしての名義。本名は一ノ瀬ちづる。
- SHIN(げっちゅー♥)
- 北城睦実/サブロー⇒623(ケロロ軍曹)アニメと漫画で設定が異なる。
- ほしな歌唄(しゅごキャラ!)
- 櫻田光(城下町のダンデライオン)芸名は桜庭らいと。
- 星川リリィ(ゾンビランドサガ)
- 白鳥なぎさ(超くせになりそう)本名は大鳥なぎさ。
- 根岸崇一/和田真幸/西田照道/北原元気/木林進(デトロイト・メタル・シティ)それぞれ音楽活動では過剰なキャラ付けありの芸名を持つ。
- シルビア (ドラゴンクエストⅪ)母親のガーベラと同じ芸名。
- エイデン・ロメロ(パワーレンジャー・ニンジャスティール)リーヴァイ・ウェストンという芸名で活動する歌手。
- 佐倉愛里(ようこそ実力至上主義の教室へ)芸名は雫。
- 優木せつ菜(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)本名は中川菜々
関連タグ
どんな名前だ…こちらにも特殊な芸名に関しての記載あり