曖昧さ回避
※ピクシブ百科事典内に本人、または関連する記事がある人物のみ記載
- 日本の『男性声優』 ⇒ 本項で解説
- 日本の『女性声優』 ⇒ ささきのぞみ (本名の表記は同じ「佐々木望」であり、デビュー後すぐにひらがな表記に変更した)
- 日本の『女優・ファッションモデル』 ⇒ 佐々木希(読みは「ささき のぞみ」)
- 日本の『ミュージシャン』。音楽ユニット「Soulife」のメンバー。
解説
広島県出身の声優。1967年1月25日生まれ。
日本ナレーション演技研究所2期生(特待生)。アーツビジョン⇒フリー⇒81プロデュースを経て、2013年11月から再びフリーランスで活動している。
2022年時点ではインスパイア所属で、合同会社ダーナ・ワークスと業務提携している。
愛称は「王子」(命名:林原めぐみ)など。
中性的なルックスと爽やかな声質から、男性アイドル声優の先駆者的存在であり、特に1980年代末~1990年代前半にかけて、女性ファンから圧倒的な人気を博した。
「鎧伝サムライトルーパー」人気から派生した声優ユニット「NG5」は1989年の結成当時、爆発的な人気を集めた。また、本人もソロで1990年~1997年にアルバムを7枚リリースするなど、音楽活動も精力的に行っていた。
声優としてはアニメ・ゲームを中心に吹き替えや朗読劇など幅広く活動している。
少年役や若い青年役を数多く演じている。なお、後述するようにキャリア初期から現在では、声帯を傷めた影響で発声を大きく変化させている。
趣味は読書、語学。特に英語が堪能で、同じキャラクターを日英両方の言語で担当したこともあるほか、海外のアニコンに出演した際にインタビューに通訳を介さず答えられるほど。英語検定1級を取得している。
2013年に、東京大学文科一類に一般前期試験で合格し入学。休学期間も含めると7年間声優業を続けながら通学し、2020年3月29日、無事に法学部卒業を果たした事を自身のブログおよびツイッターで報告した(卒業時の年齢は53歳)。また、卒業まで入学したこと事態を公表しておらず、多忙な活動の中で成し遂げた快挙に驚くファンも多かった。
この一件に関しては、井上和彦、置鮎龍太郎、朴璐美、松本梨香、日高のり子といった声優仲間からも祝福メッセージが届いたとされている。
さらに、卒業報告と同時に、全国通訳案内士(英語)の試験に合格・資格取得していたことを明かしている。
入学までの経緯は、公式サイトに掲載されているインタビューにて詳しく語られている。
これによれば、もともと喉を悪くしたことをきっかけに「発声や演技についてちゃんと勉強しよう」と多数の本を読んでおり、当時は洋書の方が詳しく解説されていることが多かったため(以前からある程度趣味で学んでいたものの)英語の勉強に力を入れ始めた。その勢いで英検一級と全国通訳士の試験にも合格し、次のステップとして「もっと英語について学びたい、大学の英文科などに入学したい」と考えるようになった。
そこで、国立大学の受験について調べたところセンター試験の受験が必須であることを知り、「センター試験には英語以外にも複数の科目があるのだから、せっかくの機会だしなにも英語一つに決めつけて学ぶのではなくもっと大きなくくりで『大学で学ぶ』と考えてもいいのではないか」と考え、その場の流れでなんとなく「東大を受験しよう」と思い立ち、独学で勉強して合格を果たした。
→インタビュー掲載ページ
声の変化
キャリア初期および全盛期(〜90年代半ばまで)は、『幽遊白書』の浦飯幽助や『うしおととら』の蒼月潮といった少年主人公を得意とし、透き通ったハイトーンボイスが特徴であった。しかしキャリアを重ねるにつれ声質・トーンが変化し、現在は若い頃とは別人のような低音ボイスとなっている。声の変化があってからしばらくは高音域がやや苦しげで掠れたような響きだったが、徐々に落ち着いている。
この声の変化は「若い頃からの発声法に無理がある」と指摘を受け、トレーニングにより発声法を変えることになったためとしている。
一部では「喉の病気で手術を受けたと聞いた」、「多忙な活動に加え、酒とタバコで喉を痛めたのでは」などと推測する意見があったが、本人はこれらを否定しており、「ある作品(※『作品に迷惑がかかる』という理由で作品名は公表していない)の収録で叫ぶ機会が多く喉を酷使した結果、声帯が炎症を起こしてしまい、また同時期に自身のライブ活動で無理をしたせいで悪化してしまった。これをきっかけに、それまで自己流でやっていた発声法や演技術を改めて学び、トレーニングで変えていった」というような内容を声優雑誌のインタビューで回答している。
また、長年吹き替えを担当していた『ビバリーヒルズ青春白書』シリーズで、登場人物の成長に合わせて声を低く演じるようになった結果、地声も低くなったとも語っている。
声質が変化して以降の代表作に『DEATHNOTE』のメロ、『MONSTER』のヨハン・リーベルトなどがある。過去作の再演などでは当時の演技に寄せた高めの声のこともあり、ベースとなる声質自体は大きく変わっていない。
主演作品
アニメ
イラスト未確認
- 短鬼@ドテラマン
- 竹長悟@エスパー魔美
- ゼン小川@マシンロボぶっちぎりバトルハッカーズ
- 公卿@三つ目がとおる
- ロベルト・バゼッティーニ@あしたへフリーキック
- 龍村光@ゴールFH
- ジョー@アソボット戦記五九
- ハル@ネクスト戦記EHRGEIZ
- カン・チャン@キックオフ2002
- レオナ@火の鳥 復活編
- 板倉@レベルE
- ラーマ@TVアニメ版うしおととら
- ニャルラトホテプ@ポプテピピック
OVA
ユリアン・ミンツ@銀河英雄伝説 | ちはや@アーシアン | 山門武@暗黒神話 |
蓮川一也@ここはグリーン・ウッド | 蒼月潮@うしおととら | マーズ@マーズ |
雪代縁@るろうに剣心 | ||
劇場アニメ
島鉄雄@AKIRA | ドナウ・ガァ・トリハロン@花の詩女ゴティックメード |
ゲーム
デニム・パウエル@タクティクスオウガ※1(SS版) | ルシオ@ヴァルキリープロファイル | K9999@KOF2001・2002 |
エッジ・ヴァンハイト@イリスのアトリエ グランファンタズム | デッシュ@DFFOO※2 | [[]]@[[]] |
pixivimage::s] |
※1 リボーンでは前野智昭が担当。
※2 元々は『FF3』のキャラクター。DFFOOに登場時にボイスが付いた。
- ザックス・フェア@エアガイツ※3
- ヒューイ・トランブル@ライブアライブSF編(リメイク版)
※3 『FF7AC』以降は鈴村健一が担当。
ドラマCD
八神和麻@風の聖痕 | 高輪湊(左側)@子供たちは夜の住人 | 新巻鷹弘@7SEEDS(WEBアニメ版でも担当) |
ロシエル@天使禁猟区 | コナン@ドラゴンクエストⅡ | マリク@ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 |
特撮
ロボタック@テツワン探偵ロボタック | ハゲタカライチ@爆竜戦隊アバレンジャー |
冥府神ワイバーン@魔法戦隊マジレンジャー | ギルマーダ@劇場版動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊 |
吹き替え
エドワード@きかんしゃトーマス(テレビ東京版) | キコテンチュウ・鬼狐天冲@凹凸世界 |
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関連イラスト