概要
機関車の要素が強かった進化前に比べて、近代的な特急列車の要素が強くなった(というより成熟期であったトレイルモンより更に近代的となっている)デジモン。
ロコモンが速さを求めた末に進化した姿であるせいか、競争心が強く、猪突猛進な性格をしている。
究極体に進化したためか、パワーも進化前と比べて格段に上がっており、突撃を受けたデジモンは木っ端微塵に破壊されてしまう。
ロコモン時の弱点であったレールの上しか走れないという弱点も、レールの存在しない場所にレールを生み出す能力により見事にカバーされている。
必殺技は超スピードでスパイク車輪を敵に激突させる『デストロイドクラッシュ』。
デジモンストーリーサイバースルゥースでは突進系の通常技として『リミテッドエキスプレスアタック』も採用されており(プレイヤーが使うことはできない)、差別化のためか『デストロイドクラッシュ』は前輪から光を放つ魔法攻撃になっている。
『デジタルモンスターカードゲーム』ではなんと1枚で3つの勢力に属しているという珍しいデジモンとして扱われており、ほぼロコモン専用の究極体となっている。
各作品での登場
デジモンテイマーズ
本編とはパラレル関係にある映画第2作に登場。ロコモンがパラサイモンに寄生された末に進化した。どうみても進化というより変形では…。パラサイモンの寄生から解き放たれると、再び走り続ける為にデジタルワールドに帰還した。単純に「走り続けたい」という欲望が増幅されただけなので、根っこは変わっていなかったのである。
ちなみに声を担当したのはティラノでジャンボフォーメーションで有名なあの人。
デジモンクロスウォーズ
声:佐々木望
デジタルワールドの吹き溜まり『ダストゾーン』の暴君として登場。運転士のハグルモンを侍らせており、クロスローダーを核にする事でゾーンの脱出を目論んでおり、住人たちを騙してタイキからクロスローダーを奪ったが、ピノッキモンのブリットハンマーで操縦席を破壊され、クロスローダーを奪還されてしまう。
最期はシャウトモンX4にデストロイドクラッシュを弾き返されて敗れた。
デジモンストーリー
ジャンクこうじょうのボスキャラとして登場し、プレイヤーキャラとしては登場しない。(ただし、『しんかディスク』で召喚して、必殺技でアシストしてもらう事は可能。)
第1作でボスキャラとして登場し、育成不可能だったデジモンが育成可能になった第2作以降の作品には登場していない。そのためか、後継シリーズであるサイバースルゥースシリーズでは育成が可能となっている。なお、いずれのシリーズでもロコモンの出番がハブられている。
デジモンストーリーサイバースルゥース
ハッカーのイチハラらに洗脳されてしまい、暴走した状態で主人公と対峙し、倒された。
デジモンを道具としか思わない彼らのやり方はテリアモンの激しい怒りを買った。
進化ルート
その他の進化元
- キャノンビーモン/ナノモン/ギガドラモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- アトラーバリスタモン/メタルグレイモン(クロスウォーズ)/ローダーレオモン(バイタルブレス)
ジョグレス元
- ローダーレオモン+データorウィルス種(デジモンペンデュラムZⅡ METAL EMPIRE)
- エオスモン(完全体)+データorフリー種(")
- メタルティラノモン+ワクチンorデータ種(")
- リベリモン+ワクチンorデータ種(")
- パイルドラモン+データorフリー種(")
- ディノビーモン+データorフリー種(")