ロコモン
ろこもん
データ
世代 | 完全体 |
---|---|
タイプ | マシーン型 |
属性 | データ |
必殺技 | スチームボム/ホイールグラインダー |
所属勢力 | メタルエンパイア、ネイチャースピリッツ |
初登場は2002年に販売された『デジタルモンスターカードゲーム ブースター14 ~天翼の輝紅騎士~』。
蒸気機関車の姿をしている。マシーン型デジモン。
デジタルワールドのデータを運ぶ。機関車故なのか、客車を引いており、乗車する事も可能。
レールの上でしか移動ができないので行動範囲は狭いが回転する事で時空にゆがみを作り出すことがある。
必殺技は煙突から蒸気爆弾を放つ『スチームボム』とスパイクのある車輪を発射する『ホイールグラインダー』(アニメ版ではホイールからスパイクを形成し、ロープで射出する技となっている)。
名前の由来は「locomotive」(英:機関車)。
『デジモンテイマーズ』
CV:望月祐多
劇場版第2作「暴走デジモン特急」にて初登場。複数の客車を引いている。
市ヶ谷にデジタルゲートを作り出して大量に仲間をリアライズさせようとするパラサイモンに寄生されてしまい、東京の山手線を暴走して周り、運転を見合わせるなどの被害を出した為、ネット管理局が鉄道会社を指揮下に置くなどの非常事態に発展した。
グラウモンとのパワー対決に打ち勝つだけでなく、ベヒーモスで追跡してきたベルゼブモンのベレンへーナの銃撃を受けてもビクともしないほどの頑強さを誇り、ホイールグラインダーで返り討ちにしてしまった程強力なデジモン(注:相手は魔王型デジモンです)。レナモンの発するハイドロプレッシャー(使用したのは『シェルモン』のカード(St-188))を機関室に受けても全く止まる様子を見せなかった。
パラサイモンに寄生されて欲望を増幅されてはいるが、走り続けるという意志自体は寄生される前から強かった模様(公式設定では旧式の個体が暴走傾向にあるらしい)。
事態の終結後はデジタルワールドに帰還していった。
なお、グランドロコモンへの進化シーンはどう見ても進化というよりはメカの変形であるが、完成度もかなり高いのでファンは必見である。
デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
CV:竹本英史
第13話(通算第67話)「子どもだけの世界旅行!夢のデジモントレイン」に登場。タギルのクラスメイトで鉄道マニアの船橋キイチ(CV:大本眞基子)のパートナー。電車のアナウンスのような丁寧な口調で話す。
こちらはなんと銀河鉄道999のように空を飛べる個体である(線路を走ることも勿論で可能であり、飛行する際には線路を滑走路代わりにしていた)。車内販売員としてドッグモン(ホットドッグ売り)、パンプモン(パンプキンパイやかぼちゃの煮付け弁当を売っている)がいるだけでなく、客車には広告が貼られており、ますます現実の鉄道らしくなっている。
鉄道博物館へ写真を撮りに行ったキイチがデジクオーツに引き込まれた際に出会い、時計屋のおやじから授けられたクロスローダーに収容された。
彼と共に夜な夜な子供達を連れて世界中を旅しており、本作のデジモンが人間の情念を糧にするという設定だが、彼も例外ではなく、子供達の笑顔を糧に走り続ける事が出来る。そこに悪意は存在しない…はずだったのだが、子供達に寝不足を招いてしまった。
戸張レンに「新幹線よりも早く走らせてやる」と唆され、自分からレンに捕獲される事を選んだ。
その後は地球を3周半するなど夢を叶えられて上機嫌な様子を見せたが、スリルを求めたアイルがリロードしたパラサイモンに寄生され、客車内の子供達の安全もお構いなしに市街地や山野を爆走するが、ジャックドハンマーでパラサイモンを剥がされると元の状態に戻り、リョウマたちのチームを蒸気で運転席から追い出して再びキイチの下に戻った。その後も寝不足にならない範囲で旅を続けているようで、第14話(通算68話)「ハンター大集合!南の島のデジモン争奪戦!」ではヴォルクドラモンハントの舞台となる南の島へ向かうタギルやヒデアキを乗せた。
なお、旧デジカ(Bo-78t)ではなぜかロコモン自身が進化元になっている(そのほかの進化元にはサンティラモンが据えられた)。Bo-683ではタンクモン、メカノリモンが進化元として扱われている。
「デジモンペンデュラムZⅡ」(メタルエンパイア)ではコモンドモン(ジョグレス進化ではストライクドラモン×データ/ウィルス、マッハモン×データ/ウィルス、エオスモン(成熟期)×データ/フリー、ミノタルモン×ワクチン/データ、エクスブイモン×データの組み合わせ)、バイタルブレス(ニューメタルエンパイア)ではメイルバードラモンなど傾向として乗り物系デジモンが進化元に据えられるようだ。
他の進化先は『バイタルブレス』ではジークグレイモン、ヘヴィーレオモン、ムゲンドラモン、「デジモンペンデュラムZⅡ」(メタルエンパイア)ではデータorフリー種とのジョグレスでエオスモン(究極体)、ワクチン種とのジョグレスでヘヴィーレオモン、ウィルス種とのジョグレスでエンシェントワイズモンに進化する。
便宜上、当記事では姿に類似性があるトレイルモンを親記事にしているが、現時点で公式媒体での直接進化は未確認である。新デジモンカードゲーム『テーマブースター デジタルハザード【EX-02】』では収録内容からガードロモンなどが進化先に据えられており、トレイルモンが進化元に据えられるのはまだまだ先の話になりそうである(とはいえ、公式の『デジモン図鑑』にて関連デジモンにトレイルモンが表示されるので無関係という訳ではないようだ)。