概要
CV:佐々木望
2132年12月15日生まれのO型。立上芹、西尾里奈、西尾暉と同じ中学2年生。家は「堂馬食堂」で家族には父親の堂馬量平と姉の堂馬舞がいる。
広登がTVで披露している歌は1期・2期ともに「愛!」というフレーズだけが聞けたが、2期Blu-ray&DVD第8巻の特典CD「全力LOVE」として収録された。更に、2期で度々流れた広登(と芹)の番組も音声はないが第12巻やBlu-rayBOXに収録されている。
人物
1期
東京に出てアイドルになることを夢見ていたが、教師に一蹴されて反発し、放送室立てこもり事件を起こす。近藤剣司と遠見弓子がナンパや黒歴史を暴露される流れ弾を食らったものの、最終的には説得を受け入れて素直に謝罪した。この事件の直後、竜宮島のTV番組で歌手デビューを果たす。
劇場版
16歳。相関図(現在は削除)によると、幼馴染の芹に淡い思いを抱いている。
かつて先輩の小楯衛から受け継いだ漫画『機動侍ゴウバイン』のヘルメットを被り、ファフナーのノートゥング・モデル「マークフュンフ」のパイロットとなる。最初は衛への憧れが高じて独断専行に陥りがちで強い敵意に囚われていたが、戦いを通じて仲間同士で守り合うことを学び、芹の言葉と身を挺して竜宮島を人類軍の核の炎から守ってくれたボレアリオスのフェストゥムの献身を通じて涙と共に彼らへの敬意を抱くに至った。
2期
18歳。パイロットの傍ら番組プロデューサーとして広報部に勤務し、アイドル活動のみならず島のジャーナリズムを担う。芹が研究に夢中で昔より他人と距離を置いていることを案じており、文句を言われながらも自身の番組に付き合わせている。芹のフェストゥムにも命があるという態度を何より尊重しており番組を通して芹の考えや思いを伝えようとするが、つい子供時代のノリでお馬鹿な番組になってしまっている。
彼に憧れている後輩の水鏡美三香にゴウバインヘルメットを譲り、島と外界の架け橋になるべくインド派遣部隊に志願。この時、芹に「お前と(2代目)皆城乙姫が喜ぶような希望を持って帰る」と約束した。
世界の悲惨な実情を目の当たりにして「俺が知ってる平和を世界に広めたい」という思いを新たにし、失意の暉を励ましている。
エスペラントの存在や、劇場版での経験を通じて「いつかはフェストゥムとも分かり合える」という希望を抱き、その希望を守るために厳しい戦いにも身を投じていた。その思いや希望は、インドに着いて以降のシュリーナガルエリアでの戦闘、そしてシュリーナガルからダッカまでの過酷な行軍の中での争いを望まない穏やかなフェストゥムの群れとの邂逅や、行動を共にした人々と想いを一つにしていったことからますます強くなっていく。
しかし、フェストゥムの群れとの戦闘中に現れた、交戦規定アルファ発令下の人類軍アルゴス小隊隊長のダスティン・モーガンにより、マークフュンフのコクピット部ごと撃ち抜かれてしまった。遺体の残っていた部分は機体ごと人類軍に持ち去られている。
その後、マークフュンフのコアや装備は第3のザルヴァートル・モデル「マークレゾン」に使われたことが判明した。23話にて拉致されていた遠見真矢とともに遺体を奪還することに成功、一部のみだが島に”還ってくる”ことができた。
彼の志は暉や里奈にしっかりと受け継がれ、暉は広登が行こうとした希望の地を守ってその命を落とし、里奈もまた二人が行こうとした希望の地に移り住むこととなった。
また、『THE BEYOND』では剣司と咲良の息子の衛一郎と晶晶の娘であるフェイが彼の出演した番組のまねをしており、死後も二人の小さなファンを獲得している。
なお、2015年の特番に出演した佐々木氏曰く、広登が撃たれた14話の収録後も、彼の死に気付いていなかったとのこと。
この2期では、芹に対しては戦闘を共にしたことで恋愛感情というよりも同胞心が強くなっている(2期Blu-rayBOX付属ブックレットの内部資料より。ただし、決定稿ではないので変更の可能性もある)。
スパロボでは
スーパーロボット大戦UXで初登場。
能力値は芹とほぼ同じだが、マークフュンフのイージス装備と精神コマンド「鉄壁」があるお陰で前線でも戦える。
但し、衛の生存フラグを立てた場合、マークフュンフは当然ながら1機しかないため、本作では珍しい乗機の取り合いになってしまう。そのため、憧れの衛先輩とのダブルゴウバインはイベントでしか実現しないことに……。
本作では日本が健在のため、EDでは東京でスターになる夢を果たすため日本の学校への進学を目指していることが描写されている。