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ザルヴァートル・モデル

ざるゔぁーとるもでる

アニメ『蒼穹のファフナー』に登場する機動兵器「ファフナー」のモデルの1つ。本項目では後継機のドミニオンズ・モデルについても説明する。
目次[非表示]

「ザルヴァートル・モデル。私とミツヒロが作り上げた、真の救世主だよ。」

概要

珪素生物フェストゥムとの最終決戦を目的として新国連にて開発されたモデル。ザルヴァートル(Salvator)は「救世主」を意味している。
竜宮島Alvis)出身者のミツヒロ・バートランド日野洋治が共同で開発したが、両者の思想の違いから、最初の2機は同じ機種でありながら相反する名とコンセプトを持つ機体として完成した。
人間が人間の意志を持ちながら、いかにしてフェストゥム以上の力を持った怪物になれるか」に主眼を置いた、いわばファフナーの名を冠したフェストゥムを超える人造フェストゥムである。
加えて4機とも人間とフェストゥム側の存在の両方が搭乗者となる両義的な存在でもある。
洋治曰く「真の救世主」「可能性を開く扉」。
部分的にではあるが、フェストゥムの身体と同じシリコンを装甲材質に使用している上に周囲のあらゆる物を同化して自身のエネルギーに変えており、破損した機体や武装を再生させる事も可能。
また、コア格納ブロック周囲に常気性の永劫導電回路を形成している。これによって大気中の物質を同化し、エネルギーに変換する機能を有している。このため機体本来の電源を消耗することなく活動可能で、機体そのものに活動限界時間は存在しない。

人類軍製のファフナーとしては初のコア搭載型だが、独自のコアの調達が出来なかった為に、竜宮島ノートゥング・モデルのコアが接収・流用されている。
性能と引き換えにもはや常人の扱える機体ではなくなっており、ザルヴァートル・モデルによる同化能力を発揮するには、ノートゥング・モデルやエインヘリアル・モデルで求められる「違う自分になる」感覚からさらに進んだ、「違うモノになる」感覚が要求される(たとえば「腕が銃になる感覚を受け入れられるか」といったところ)。さらに段階を進めて「存在そのものが別のモノになる」感覚の容認に到達すれば、全能力の解放に至るとされる。
さらに同化現象もより過酷であり、遺伝子レベルで調整を受けている竜宮島の子供達でさえも、リミッター無しでの長時間・長期間の搭乗は不可能なレベルの同化速度を有しており、リミッター有りでも同化速度がニヒトに比べれば比較的大人しい部類のザインですら、真壁一騎のように数か月で同化現象を発症するレベルの速度である。ちなみに搭乗者が完全に同化されきった場合は、即座に通常の3倍の量のフェンリルが起動して破片すら残さないようにセットされている。

いずれの機体も作中で異なる経緯でフェストゥムの影響を受け、開発当初に輪をかけて常人の扱える範疇を超えた性能を擁する機体へと変化を果たしており、最終的に全4機が再構築されて外観さえ大きく変貌(この現象は「THE BEYOND」でザルヴァートル化と総称されている)を経験しており、元々の設計思想の違いもあって、とても同型機とは思えない程に各機体の外観はそれぞれ全く異なる。
その為、作中では変化前のマークザインに乗ったミョルニアグノーシス・モデルでは歯が立たなかったイドゥンを一時退け、直後に乗り換えた一騎が「体の感覚が全然違う」と驚くという描写があっただけで、実はいずれの機体も変化前の素の性能が全く不明なのである。
ここまで記述してきた機体の能力も、どこまでが元々機体に存在した能力で、どこまでがフェストゥムの力の影響で強化・覚醒された能力なのかは不明で、本来のザルヴァートル・モデルがどの程度の力を持っていたのかは今となっては分からないと言う、ロボットアニメ全般でも他に例が見られないような非常に珍しい機種である(マスター型のイドゥンを退けていた時点で、それまでのファフナーとは比較にならない程の力を持っていた事は間違いないが)。
結果として開発者達のコンセプトは満たしたが、その性能は開発者達の想像の斜め上どころの話ではない。

EXODUS』でもノートゥング・モデルを凌ぐ最強のファフナーとされており、人類軍製ファフナーでは全く太刀打ちできない。
また、「あまりに特殊すぎる上にパイロットへの負荷が高すぎてMAKABE因子を投与された人類軍のパイロットでは同化されて起動実験さえ出来ない為に竜宮島のパイロットを生け捕りにしてテストさせるしかない」「機体の完成にはミールから直接分岐したコアが必要な為にアルヴィス製ファフナーのコアを使わなければならない」など、人類軍のファフナーとしては多すぎる程の致命的な欠点を抱えている。
それにも関わらず、新国連上層部が開発しようとするのは、その並外れた性能からフェストゥムに対抗しうる数少ない手段であるという実情を物語っている。

一方で、島の方では運用が危険すぎる為に、当初はザイン・ニヒトの両機共に封印処置を施されて機体の分解・コアの摘出を試みていた。しかし、機体が単独で外部機材やパイロットを同化して自己防衛を行う為に、一向に廃棄ができずにいた。
そればかりかパイロット不在の状態でクロッシング要請信号を発するなど、もはや自我をもって自立行動しているとしか思えない不気味な反応を起こしていた。
しかし、日野美羽達を島外派遣した際に、彼女に迫る危機を察知して目覚めた皆城織姫にザイン・ニヒトへ乗ることを命じられた皆城総士真壁一騎は、生命の危険を承知で、しかも機体の解体の為にリミッターを解除された状態のザインとニヒトに再び搭乗する事になる。

『THE BEYOND』でも3機とも現存しているが、今のザインとニヒトではフェストゥムの形を取ったミールというべきアザゼル型や第4次蒼穹作戦時でのプロメテウス(後のマレスペロ)のバックアップを受けてザルヴァートル化が進行したマークレゾンを相手取るには力不足という実情も露呈し、更にはベノンを率いるマレスペロが純粋ミールに並びうるほどに能力を成長させており、海神島で真壁一騎専用の第4のザルヴァートル・モデルの開発プランが進められることになった。アルヴィスはザインとニヒトの2機を保有していたこともあって技術的問題はクリアしていたとはいえ、ザルヴァートル化の鍵となる一騎の負担を考慮してプランは中断されていたものの、総士がニヒトを再起動させたことをきっかけにその「壁」となる存在が必要になったことで再開、一騎が改修されたアキレスにベノン群を吸収させることでザルヴァートル化を再現、マークアレスが誕生した。
更にそれに留まらず、一騎への対抗心、「大切な人間の喪失」の否定、そして過去の自分の存在を通して自らの存在を確立した総士の成長がトリガーとなり、マークニヒトが不可能とされていた再ザルヴァートル化を成し遂げ、さらなる強化に到達している。

一応当初は全機共通の標準武装として、両翼の飛行ユニットに搭載されたアンカーケーブルとホーミングレーザーが存在したのだが、ザインは再構築の際に両方が融解して失われ、レゾンはアンカーケーブルをまだ装備していない段階で乗っ取られた為に、作中で両方を装備しているのはニヒトのみである。

種類

日野洋治の「1人でも多くの兵士を生かす」と言うコンセプトで開発された。
子細は項目を参照。

ミツヒロ・バートランドの「1体でも多くの敵を倒す」と言うコンセプトで開発された。
子細は項目を参照。

『EXODUS』にて登場する第三のザルヴァートル・モデル。
基本フレームこそ似ているがザイン、ニヒトとは開発時期も開発者も異なる為か、外見がかなり違う。
開発コンセプトは不明。
子細は項目を参照。

『BEYOND』に登場する第四のザルヴァートル・モデル。
アルヴィスが改修したアキレスを一騎がザルヴァートル化させ完成した、「「存在」と「無」に続く「全能」のザルヴァートルモデル」。
子細は項目を参照。

量産機

『EXODUS』で登場する、ザルヴァートル・モデルの大量生産モデル
しかし、搭載しているコアの出力不足によりザルヴァートル・モデルほどの性能は獲得できていない。

詳細はドミニオンズ・モデルを参照。


関連項目

蒼穹のファフナー ファフナー 人類軍 ノートゥング・モデル フェストゥム 日野洋治 ミツヒロ・バートランド
マークザイン マークニヒト 英雄二人 マークレゾン 真壁一騎 皆城総士 日野美羽 ジョナサン・ミツヒロ・バートランド 来主操 こそうし

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