概要
軽量かつ機動性に優れたブースターによって近距離・中距離戦を担当する。
特に女性パイロットとの相性が良く、赤いカラーリングを施されていることが多い。
作中では赤いカラーリングのカノン・メンフィス機の他、灰色の量産型も登場している。
人類軍ではカノン機を含めて200機製造されている。
カノン機は同じカラーリングのルガーランスを装備する。竜宮島に参入後は片手にスコーピオンを装備している。
名前の由来は、『ヨハネの黙示録』17章から登場する「バビロンの女王」を基にしたセレマの女神「ババロン」の事で、大いなる力を持つ「赤い衣の魔女」の意味。
女性が乗る機体に大淫婦の名前を付けるのはどうかと…
ちなみに続編の『EXODUS』において、この機体だけ後継機が作られていない。しいて言えば『HAE』でカノン用に作られたノートゥング・モデルのマークドライツェンがこの機体を意識したデザインとなっている。
おそらく、メガセリオン・モデルやグノーシス・モデルに比べて配備数が少なかったため、お蔵入りになったと思われる。
劇中での活躍
劇中初の人類軍ファフナーとして日野道生のメガセリオン・モデルと共に登場し、真壁一騎のマークエルフの右腕をぶった斬った。
竜宮島占領後、侵攻してきたプレアデス型の攻撃によって右腕を喪失している。
ちなみにこの時落としたルガーランスを、マークザインに乗って帰ってきた一騎に拾われた事によって「誤った使い方」が色々なところで定着している。
何かと腕を破損することが多く、無傷のまま戦った回数は少ない。
マークニヒトの迎撃の際に機体は大破し、使用不能になった。