「あたし…どんなに変わっても、一騎くんのこと覚えてるよ」
CV:松本まりか
プロフィール
生年月日 | 2131年11月11日 |
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年齢 | 14歳(1期)→16歳(劇場版)→19歳→20歳→21~22歳(2期) |
星座 | 蠍座 |
血液型 | AB型 |
身長 | 163cm |
体重 | 48kg |
スリーサイズ | B79・W57・H81 |
好きな物 | フリークライミング、風の匂い |
搭乗機 | ノートゥング・モデル「マークジーベン」→エインヘリアル・モデル・マークジーベン改「アズライール」、ザルヴァートル・モデル「マークレゾン」(試験搭乗のみ) |
概要
真壁一騎や皆城総士、羽佐間翔子、春日井甲洋らの幼馴染で、本作のメインヒロイン。
「声自体に甘みがあるような感じ」の声の持ち主。
父のミツヒロ・バートランドは彼女が6歳の時に離島しており、母の遠見千鶴と姉の遠見弓子の3人家族で暮らしている。手先が不器用なため家事は不得意で、医者の家庭で育ったのだが、包帯すらまともに巻けないほどである。
明朗快活だが、人柄も不器用でやや天然ボケ気味。誰よりも思い出を大事にする人物で、勇敢で芯が強く、過酷な状況を前にしても屈しない。
特に翔子と仲が良く、よく行動を共にしている。身体の弱さであまり学校に通えない翔子をいつも気遣っており、彼女の許をたびたび訪れては励ましていた。
また、シリーズを通して溝口恭介の弟子のような存在になっていき、彼からは「お嬢ちゃん」と呼ばれている。
天才症候群としては、「異常な推測能力」を持つ。
具体的には物事の表面を見ただけでその本質が分かってしまうようなもの。周囲の人間が何を考えているのか相手の顔を見ただけで何となく理解できてしまうなど、高い洞察力を持つ。
この能力は本編中でも遺憾なく発揮されており、基本的に不器用な人間が多い本作では、貴重な理解能力と言える。
実際に仲間の気持ちの機微には敏感で、特に不器用な一騎や総士などは喋らずとも自分の気持ちを察して、気遣ってくれる彼女に感謝しており、このことで総士からは密かに好意を抱かれている。
その反面として、心の中を見透かされているようにも感じられる為に、時として同世代の子供達から疎まれる要因にもなってきた。
特に要咲良からは、その推察能力の高さや翔子に対するやや過保護な接し方が理由で苦手に思われており、真矢自身もその事を少なからず自覚しているのか当初は折り合いはあまり良くなかった。また、基本的に一騎世代を「下の名前+先輩」呼びする里奈世代の後輩組からも(無意識下で)苦手意識を持たれているようで、彼女だけ「姓+先輩」呼びをされている。
趣味のフリークライミングでもその推察能力を遺憾なく発揮しており、命綱なしの状態で岩壁をひと目見ただけで、次にどこに手をやって足を掛けるべきかを導き出していた。
他にも父のカメラで写真を撮ることも趣味としており、これらはいなくなった父の面影を追いかけての趣味である。
ファフナー搭乗時には、変性意識の影響で同情などの感情を一切排除した「機械的な冷静沈着」で恐怖も感じなくなる性格に変わり、余程の事が起こらない限りは動揺もしない。
しかし、試験搭乗の時は、ようやく自分も皆と一緒に戦えるという喜びから内心では舞い上がっていた事で、降りた後で酩酊状態になっていた。
ファフナーパイロットとしての戦闘能力は詳しくは後述するが、おそらく珪素組を除いた純粋な人間のパイロット達の中では作中最強格の実力者と思われる。
来歴
1期
本編1話から登場する。次回予告においては物語の語り部を担っており、締めの言葉は「あなたはそこにいますか?」。
親友の翔子や、他の子供達と共にパイロット候補生となるも、身体的ハンデが発見されたことからパイロット候補から外されて、CDCのオペレーターとして配属される。
後半まで、同学年の候補者の中で唯一ファフナーに乗れず、罪悪感や孤独感や歯痒さを感じ続けていた。その為に少しでも皆の役に立ちたいと考えて、CDCを離れて、溝口と共に危険な任務に従事することも増えていく。
しかし、この経験から病弱だった親友の翔子が日頃感じていた疎外感を真の意味で理解できた。
翔子の一騎への恋心を知っており、一騎との仲を取り持とうとするなど応援していた。
しかし、真矢自身もかつてフリークライミング中に落下しそうになった時に、たまたま居合わせた一騎に助けられた事がきっかけで内心では一騎に惹かれている。本編でも、ひとり山を登っている最中に落下しかけて総士に助けられた際に、一瞬一騎の姿を重ねるシーンがある。
翔子亡き後は、彼女の遺志を継いで一騎を守ろうと奔走するも、人の心情を察するのが得意な反面、恋愛には元々奥手なこともあり、あくまで自分の想いを表に出そうとはしない。
それに対して一騎の方は真矢を「心の支え」と認識しているので、前線に彼女を出すのは非常に嫌がっており、また彼女の自分への想いにも気付いてはいない。
一方で、彼女自身も総士が自分に好意を抱かれている事には全く気付いておらず、むしろ自分に対しては一際辛辣な彼には嫌われていると思い込んでいた。
総士との溝が深まり、「変わっていくこと」を恐れる一騎から 「遠見は、俺のこと覚えていてくれるか?」 と尋ねられた際には 「あたし…どんなに変わっても、一騎君のこと覚えてるよ。」 と答えている。
この真矢の返事は、一騎の気持ちを真に理解していた事の証左である。
そして、一騎の気持ちを知っているが故に、一騎の家出の後には、一騎の本当の気持ちを理解できていない大人達や総士に向けて激情を吐露している。
父であるミツヒロが島に帰還した際には、彼によってザルヴァートル・モデルのパイロットとして人類軍に引き抜かれそうになり、その際に自分のファフナーの適性データや身体的ハンデが、姉である弓子によって改竄されたものだった事が明らかになり、本当は一騎に次いで高いパイロット適正を持つことが判明する。
しかし、査問委員会での島の住民達の恩情(加えて特に千鶴という人材を島から手放すことはできないという実利も込みの判断)で、遠見親娘の島からの追放は取り消される。
そして、真矢自身はフェストゥムへの憎しみと争いだけに囚われて、島の子供達を「電池」と見下す父を「お父さんとフェストゥムは何が違うの?」と拒絶した。
この件を経て、真矢は自らの意思でファフナーに乗って戦うことを選ぶ。 しかし、一騎以外のパイロット達よりも同化速度が速く、これに関しては常的に同化抑制薬の投与が必要になった(※)
(※ただし、これに関してはEXODUS以降では「なかったこと」になっており、EXODUSでは逆に「桁違い」の同化耐性を持つ設定となっている。事実EXODUSの作中では一騎は同化現象によって右腕を失い、総士ですら頭痛を感じ、身体から結晶が生えてくる(=同化現象の症状が出ている)描写があるのに対し、彼女にその描写があったのはテストパイロットとしてマークレゾンに乗った時のみ。以降BEYOND完結に至るまで同化現象の「ど」の字すら出ていない)
戦闘においては、前述の変性意識もあって真壁史彦に「驚くほど安定している」と評され、即座に実戦投入を検討されることになる。
後方からの狙撃を担当することになるのだが、劇中での通算命中率は90%以上であり、作中で仕損じたのはマークニヒトの投擲したルガーランスを撃ち落とせなかった場面のみである。
それをカウントせずに、あくまでもフェストゥムの狙撃だけならば百発百中である。
初陣では、他のパイロット達の動揺と混乱をよそに、遠距離射撃でフェストゥムに拘束されたマークドライを救援し、直後に自身めがけて飛来するもう一体のフェストゥムを一撃で仕留めるという戦果を挙げている。
終盤の蒼穹作戦では、一騎によって同化で強化されたライフルで空に脱出しようとした敵のミールを撃ち抜いて破壊するなどの大活躍を見せる。
だが、イドゥンの悪あがきによって「無」へ引きずり込まれていく中で、飛び降りた一騎とマークザインを追って、 仲間の制止も振り切って輸送機から飛び出すが、「俺も、必ず」と言い残して一騎と総士は消失する。この際には変性意識すら振り切って動揺して泣き叫んだ。
直後に、カノン・メンフィスから「4機の健在が前提のクロッシングが切れていないということは、まだ一騎達は生きている」と諭されて、冷静さを取り戻して帰還する。
蒼穹作戦に参加した4機の中では唯一ほぼ無傷での生還だった。
その後は、総士との別離を経て、帰還した一騎を島へ誘導する為に出撃し、彼を砂浜で微笑みかけて出迎えた。
劇場版『HEAVEN AND EARTH/前日談小説』
溝口恭介の営む喫茶「楽園」で一騎とアルバイトをしている。双子の西尾兄弟にとってはあこがれの先輩である。
特に弟の暉は、失声症の自分の気持ちを汲み取ってくれる真矢に異性として好意を向けている。
戦闘では、元々は空戦型であるジーベンの特性を活かし、同じく空戦仕様となったマークドライと共に防空を担当する。
その際に取り回しを重視して武装を「ドラゴントゥース」から「レールガン」へと変更している。
初戦からいきなり、射出直後にエウロス型のミサイルを撃墜し、速度を維持したまま逆立ちするように宙返りして反転し、戦闘続行をするという大立ち回りをした。
第二次蒼穹作戦では、島の防衛にあたる。マークニヒトとの戦いで敗北し、機体は大破したが無事に生還している。
前日談の小説では、ほぼ失明している一騎の為に原付バイクの運転を始め、何かが来る予感に引き寄せられるまま無自覚に海へと入りかけた彼を呼び戻している。
EXODUS
進路を航空部門に決めて、戦闘機パイロットの道に進んで溝口から教習を受けながら、溝口の部下として竜宮島の防衛に努める。『楽園』でのアルバイトも継続中だが教習が忙しくあまり店には出られていないらしい。
その溝口とは訓練中に冗談交じりで「お父さん」と呼んで「その呼び方は勘弁」と返されるなど、ある種の擬似親子のような信頼関係を築いている。
まだあどけなさは残るものの魅力的な女性に成長したが、男所帯の下で訓練を積んでいたせいか、男前度が増している。
医者であり、旧知の間柄であるからといって近藤剣司や総士の前で上半身裸の上にシャツを羽織っただけの扇情的な姿であってもまったく羞恥心を覚えておらず、見かねた剣司に「服着ろ」と注意されても「まだまだ、だね」と2人をからかうなど、自分の容姿に無頓着なところもある。
あるいは一騎以外の男性をナチュラルに異性として意識していないのかもしれない。
島を訪れた人類軍兵士のジョナサン・ミツヒロ・バートランドが異母弟だと知って戸惑うも、羽佐間カノンの説得もあって、後に弓子や姪の日野美羽と共に彼を受け入れている。
一騎達の世代の中では最もファフナーへの搭乗が遅かった事により、同世代がファフナーから降りて後輩に後を託している中で、唯一現役のファフナーパイロットとして前線に立つ。
作中での初戦では、後ろから追ってくる敵に対して水面に手を突っ込んで急反転し、そのままの姿勢でワンショットキルというさらに磨きがかかった実力を見せている。
しかもその直前には、溝口とのマンツーマンでの教習を受けていた流れのまま、新型フェストゥムを島のバトルフィールドに誘導している。
更に「2分で乗る」と宣言して、リアルタイムで2分弱でファフナーに搭乗・出撃・射出直後に体勢を立て直して狙撃というハードワークをこなしている。
武装は空戦用に最適化された新型のドラゴントゥースを使用している。
一騎との仲は相変わらず進展していないが、一騎に対する想いは変わっていない。
総士曰く、彼女は失いかけたものを忘れずにいてくれる、自分達にとっての「地平線」であるとのこと。その為、彼らとしては同化現象も危惧して、彼女には後方支援を主として、できれば出撃を控えて欲しいと願っているようである。
しかし、一騎の代わりに彼の居場所である島を守るという強い意思から、本人にその気はない模様。
そんな中で一応は、姪である美羽達を護衛する今回の遠征作戦を最後にレギュラーパイロットからの引退が決められていた。
ところが、その派遣任務の中で、再び命を削ってマークザインに乗った一騎に助けられるという最も望まない事態に陥って茫然自失となり、その後に人々が英雄の出現に沸き立つ中で、「ごめんね」と繰り返しながら1人涙を零していた。
さらに一騎の無自覚の言葉に追いうちをかけられ、自身の無力感に苛まれる。
交戦規定アルファに従った人類軍のアルゴス小隊に襲われる中、民間人もろとも空爆される事を察知して爆撃機の乗組員を説得するも応じず、空爆が行われようとした瞬間に12人が乗る爆撃機を撃墜した。
民間人を守る為とはいえ人を殺してしまった真矢を、一騎やアイシュワリア・フェインが気遣い「次は自分がする」と伝えるが、これが真矢の心情に仲間に汚れ役をさせるくらいなら自分が汚れ役をやるという覚悟を決めさせる決定打になってしまった。
そして深夜キャンプに侵入し、一騎を殺そうとしたスパイを射殺する。爆撃機を撃墜した時とは違い動揺を全く見せなくなり、そんな真矢を一騎、総士は悲しみを浮かべて見つめていた。
さらにファフナーの側で過ごす事で、「なんでも平気な自分」になろうとしていたが、一騎からその在り方を否定される。
そして、初めて一騎に一緒に島に帰ろうと言われた事で、自分は島に帰ってもよいのだと心から安堵する。
一騎のその言葉を胸に20歳の誕生日を迎えるも、島を目前にしてアルゴス小隊に捕らわれ、新国連本部が存在するダーウィン基地へと連れ去られる。
基地で、新国連事務総長ヘスター・ギャロップと対面した真矢は、新国連が秘める重大な真実を明かされると共に、新型ザルヴァートル・モデルであるマークレゾンの起動実験に利用される。
なお、ドラマCDによると島を守るために新型機を乗っ取り、命に代えても基地を滅ぼす算段を立てていたが、軍の庇護下で平和に暮らす人々の姿や、ある存在との対話によって結局は翻意している。
そして、機密に深く関わる亡きミツヒロ・バートランドの娘として、自分の下に付くようヘスターから求められた際に、「人が人の敵になるなら、私が止めます」と皮肉にも若き日のヘスター自身と同じ言葉を彼女に言い放ってこれを拒み、溝口と共に脱出する。
マークジーベンを取り戻して、自分達の妨害をしようとするアルゴス小隊をろくに整備もされておらず、基本装備のみしかないマークジーベンで返り討ちにして、部下や民間人ごと敵を一掃しようとしているヘスターにフェンリルを起動しての自爆を覚悟の上での交渉をすることで、交戦規定アルファを撤回させた。
第四次蒼穹作戦では、一度に複数かつ遠距離の標的まで見通して、狙撃の精度と速度を高めることができる「多次元視界」のSDP(超次元現象)を発現し、可能な限り命は奪わずに人類軍を無力化することに専念した。
作戦後に、旅の間の仲間だったビリー・モーガンからアルゴス小隊隊長だった兄の仇として銃を向けられ、復讐を受け入れようとしたところを溝口に阻止される。
その後は、美羽と落ち合うも、先ほどビリーの遺体を抱えていた為に血に汚れた自分に気付く。
しかし、それに対して美羽から返ってきたのは弓子の死の知らせと抱擁、そして「みんなを守ってくれてありがとう」という感謝の言葉で、その言葉に遂に彼女は涙を流したのだった。
THE BEYOND
第4次蒼穹作戦から2年後の第5次蒼穹作戦では、マークジーベン改 《アズライール》に搭乗。ファフナー部隊のパイロットリーダーを務める。
姉の姿をしたフェストゥム・セレノアとの交戦中にSDPを要求され、目を同化される。(これにより同化された右目の視力を失う。にも拘らず日常生活は勿論、ファフナー搭乗時も一体化に支障が出ないどころか、視力を失う前と同じ精度で狙撃や戦闘を行っており、もはやファフナーパイロットとしては「人外」と言っても過言ではない域にまで到達している)
3年後、海神島に連行された皆城総士の姿をした少年への不信感も露わに、力ずくで彼を統制しようとするが、嘘偽りのない態度で接している点ではアルヴィスの他の面々と共通している。EXODUS中盤~終盤にかけての経験からか、ファフナー搭乗時以外でも(変性意識の影響を受けていないにもかかわらず)、搭乗時と同じような冷静さを発揮、皆城総士が人類の敵となった時にはどうするのか、とへスターに問われた際には「私がこの手で処分します」と明言した。
その後もパイロットリーダーとして一線に立ち続けたが、他のパイロット達のように(彼女より遅くファフナーに乗りしかもノートゥング・モデルより負荷が激減されているはずのエインヘリアル・モデルの方に長く乗っていた零央や美三香ですら、同化現象の末期症状を引き起こしているのにもかかわらず)目立った同化現象(SDPによる新同化現象の兆候もない)に苦しめられることもなく、最後まで戦い抜いた。最終決戦時に美羽によってアルタイルが分け与えられた際、セレノアによって奪われた右目の視力を回復している。
全てが終わった後、「世界を見に行く」という一騎に「島に留まって」と言いかけるが、言えず逆に一騎から「一緒に来るか」と誘われる。第一期の頃からは想像すらし得なかった一騎のセリフにファンは「ようやく報われるか」と思ったが、本人が「私じゃ一騎くんのところには行けないから、帰る場所を守ってるね」と島に残る意思を示して拒否し、20年近くかかって描かれた「一騎との関係」は結局「お互いを大切な存在だと思っているが成就しない」という形で幕を閉じた……。
搭乗機
ファフナー・ノートゥング・モデル「マークジーベン」
真矢の搭乗機にして、空戦仕様の7番機。翔子のマークゼクスと同型機である。
長距離射撃武器「ドラゴントゥース」を装備し、長距離狙撃および支援を担当する。
ただし飛行可能な本機の特性を考えるとこれは決して最適な運用とは言えず、パイロット自身のずば抜けた射撃能力と、指揮官である総士の判断によるものである(皆城乙姫からは、この事を「えこひいき」と言われている)。
劇場版では、ドラゴントゥースはマークツェンに回されており「レールガン」を主に使用する。
本来のコンセプトである空中戦を主体に活躍した。
『EXODUS』では、空戦運用を仕様化した改良モデルのドラゴントゥースを主武装として装備しており、狙撃戦と高機動空戦を両立することが可能となった。
ファフナー・エインヘリアル・モデル・マークジーベン改「アズライール」
マークジーベンを竜宮島の最新モデルであるエインヘリアル・モデルに改修した機体。
第四次蒼穹作戦より投入される。カノン式アクセラレーターの搭載により、機体出力は勿論、SDPの増幅と同化による負荷の軽減で戦闘能力の大幅な向上も両立されている。
真矢のSDPの「多次元視界」を使って、一度に複数かつ通常の狙撃方法ではまず当たらないほどの遠距離の標的を捕捉し、より精密に狙撃できるようになった。
また、手甲部に内蔵型のブレードが近接型を除くすべての機体に配備されているが、実際に劇中で使用したのは今のところ本機のみである。
余談
苗字の由来は「遠くから見る」、すなわち「全てを客観視する視点を意味する存在」。下の名前の「真矢」は弓子とは対になっている。
ミツヒロ離島前の名前は「真矢・バートランド」。両親の離婚後に母・千鶴の旧姓である「遠見」を名乗る事になった。
1期第18話の査問委員会のシーンで、溝口が「えーっと、上から、はちじゅう…」とスリーサイズを暴露しかけたが、実際はプロフィールの通りである。なお、該当台詞は溝口を演じた土師孝也氏のアドリブだったらしい。
当初、言及されていたファフナー搭乗に関する身体的ハンデの詳細に関しては不明で、小説版では神経発達に関係するものらしい(病気ではなく素質の問題)とされている。いずれにせよ前述の通りこれは真矢を戦わせたくなかった弓子の捏造で、実際にはそんなハンデは無かった訳だが。
搭乗しているファフナーが狙撃メインの機体である事や、戦闘時のクールな姿も相まってファンからの愛称は「マークゴルゴ」。
なお、2015年の公式の生放送で松本氏にこの呼称が知られてしまい、「ゴルゴおこだよ」とコメントされた。
関連イラスト
関連タグ
蒼穹のファフナー Alvis ノートゥング・モデル エインヘリアル・モデル マークレゾン
ジョナサン・ミツヒロ・バートランド アイシュワリア・フェイン アルゴス小隊 ヘスター・ギャロップ ビリー・モーガン
おっぱいのついたイケメン:まさにこうとしか評しようがないヒロインである。