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概要

CV:藤田淑子(1期)/鳳芳野(2期)



人類軍統括本部を事実上掌握する新国連事務総長、世界政府準備議会代表とまさに女傑の独裁者。人種はアメリカ人。

フェストゥム打倒により権力の座を盤石なものにしようと目論む。


「勝利こそが希望であり人類愛の象徴」と主張する徹底抗戦派の人類至上主義者。

フェストゥムに動揺しながらも逃げようとせず、ディラン・バーゼルのクーデターにも、フェンリルで脅す真矢にも眉一つ動かさないその姿勢はダッドリー・バーンズなどには「鉄の女」と称される。

彼女が長期政権を築けた理由は「自分を除いて人類軍を纏められる、あるいは纏められる可能性のある人間を片っ端から消してきたから」と『EXODUS』で判明。組織の分裂や派閥化の可能性をあらかじめ抹殺しながらも、組織を纏め上げて今の立場に座り続ける政治手腕は流石と言えるだろう。


Dead Aggressor(第一期)

独自路線を貫く第一アルヴィス竜宮島有する技術と戦力を欲しているが、過去の諍いと引き渡されるはずだった羽佐間翔子マークゼクス喪失が原因で関係性は険悪。

後に新国連に渡ったマークエルフの戦闘映像をヘブンズ・ドア作戦のプロパガンダとして利用し、人類をまとめ上げた。

政治家としては非常に優秀である反面、戦術知識などの軍事方面には疎く、ミツヒロ・バートランドに付け入る隙を与えてしまっている


終盤、人類軍の統括本部から最終作戦である「ヘブンズドア」を発令。

大切な行事の成功を祈って飲む必勝酒と思われる祝杯シーンで、彼女が持つやけに大きなワイングラスが、ファンにはよくネタにされている。


EXODUS

フェストゥムに抗うために人類軍設立を目指した合衆国大統領の父親を暗殺された経験から、「本当に救うべき者達を敵と人類の両方から守ってみせる」として政治の道を進み、崩壊寸前の世界で生き残った新国連や人類軍を纏め上げてきた。


世界で唯一衛星通信を使えるダーウィン基地を本拠地に独裁的方針を取り続ける現役トップとして君臨。同化された人間を撃つ「交戦規定アルファ」を声ひとつで即時発令する。

北極ミールの破壊と衛星奪還「ヘブンズドア作戦」、フェストゥムの封じ込めを行う「シャッター作戦」「アルファ作戦」から成る「トリプル・プラン」は破綻寸前で、彼女に対する反発の声も増えているが、彼女の失脚あるいは暗殺計画はいずれも失敗に終わった事が示唆されている。


地球に接近中の新たなミール・アルタイルを破壊対象とし、その障害となるナレイン大将一派や竜宮島など、人類とフェストゥムの共存派」を纏めて排除すべく、他のアザゼル型や事実上の私兵アルゴス小隊に追撃させ続ける。

鹵獲したマークフュンフを利用して新たなザルヴァートル・モデルマークレゾン」を完成させたが、同化に耐えうるパイロットが確保できず、潜入させていたパペットを使って島のパイロットを拉致。鹵獲したパイロットを配下に加えようと目論み(真矢の立ち振る舞いに「流石はバートランドの娘、冷静ね」と感心していた)、独占していた情報を開示。

表向きは失敗した「ヘブンズドア作戦」でベイグラントを手中に収め、ダーウィン基地で第三アルヴィスのコアを利用した「プロメテウスの岩戸」で妨害工作員やスパイに「パペット」を生産・利用し、フェストゥムを誘導制御して不穏分子を監視していた。

しかし、ダーウィン基地を訪れた溝口恭介との会談中にベイグラントがクローラー群を呼び寄せた事から、基地やプロメテウスを放棄・撤退。真矢からは「本当に守るべき人達を、敵と人の両方から守ってみせる」とかつての自分と同じ言葉で拒絶される。

後始末として基地を含めた都市全域に「交戦規定アルファ」を発令するも、真矢の自爆をも辞さない予想を超えた覚悟と行動に撤回し、かつての自分を重ね合わせ、「また会いたいものね」と、どこか楽しそうに呟く。

その後の第四次蒼穹作戦で、合理的な判断からか「利用価値がある」竜宮島ではなく、さんざん利用してきたベイグラントを「救済の炎」で撃墜。その私情も含んだ自らの判断を「甘いかしらね、真矢」と独白している。


THE BEYOND

マレスペロと名乗るようになったプロメテウスの反乱に伴うトリプルプランと赤い靴作戦の破綻、同時にかつてのベイグラントの群れがべノンと名乗って全人類への宣戦布告を行ったことに合わせ、ヘスターもまた方針転換を余儀なくされた。


マレスペロがアルタイルを手に入れれば、北極ミール以上の事態になるのは明白であり、海神島に拠点を移した真壁史彦、プロメテウスの弱体化で再度ダーウィン基地と太平洋生存圏を掌握したバーンズ率いる独立人類軍との同盟を結ぶ。史彦からは一応の信用を得ており、総士を奪還した後に海神島からアショーカの通信用ブランチを独立人類軍とそれぞれ五百束提供されている。


赤い靴作戦と同じく、限られた少数の身を救うという考えは変わらないが、今回はマレスペロにアルタイルが渡るのを阻止するという最悪の事態を回避するために絶対不可欠な人材を救い、それが人類全体を救うという形になっている。


半世紀にわたり生き延びたアルヴィスの力は高く評価する一方で、彼らが滅びた場合は孫娘のアレクサンドラに後を託すことを考えている。


彼女に対する評価

フェストゥムとの共存を図る「主人公サイドにとっては邪魔な上に被害を拡大し続ける」不倶戴天の敵。

その立ち位置や性格、結果的に齎す災厄から視聴者からは「BBA」「アトミックババア」などと呼ばれる。

彼女の功績を全否定する事は「人間否定」にも繋がるが、作中世界的にはフェストゥム殲滅こそが「あらゆる意味において正しく人間」的であり、共存を目指す竜宮島もフェストゥム擁する派閥も人間ではない「異常」な存在なのである。


溝口などは「お前らそれでも人間か!」「人間がいるんだぞ!」と叫ぶが、彼女の真の目的は、フェストゥム因子に侵食されない特異体質者の選別と、選ばれた5万人の特異体質者による社会再生。地上からのフェストゥム因子の完全消滅を目的する第4のプラン「赤い靴作戦」の完遂である。

前述の「トリプル・プラン」の失敗も全てこの計画の為の布石にすぎない。


生き残った20億とフェストゥムを相討ちに追い込んででも「血塗られた道の先にある本当の平和」を実現させようとしている彼女もまた、守るべき純粋な人間という5万人の「人類を守ろうとしている人物」なのである。

また古代ミールの影響下から抜け出し、同化対象として認識しないと考えられた(「憎しみ」や「個」などを学習した今となっては…………)「種」を残すという点で考えれば必ずしも狭いとは言い難い。

また、ヘスター本人が例の5万人に含まれているのかは不明であり、本編までに滅んでいたであろう新国連や人類軍を纏め続けた彼女のやり方の冷酷非情さや思想はともかく、あの過酷極まりない世界で文字通りフェストゥムと人の両方と戦いながら、信念を何十年も貫いてきた姿勢や在り方を認めるファンも多い。


なお、第1期の様子から、ミツヒロ・バートランドとは「フェストゥムの殲滅が方針」という共通点から思想を同じくしているかの様に見えていた。

しかし、ストーリーが進んでいくにつれ、実際のスターはあくまでも「地球及び人類という『種』の存続」という究極の目的があったのに対し、ミツヒロの場合は「何も残らなくても良いからフェストゥムを滅ぼす」という考えしかなかった事から、「人類の存続」という根本的な部分に関しては、ヘスターとミツヒロは相容れない者同士だったという結論になっている。


スパロボ

KとUXに登場。

Kではロード・ジブリールとつるんでるためブルーコスモスっぽいところがあるがプラントやオーブと和解するなど良識的かつ常識的な人物。

UXではハザード・パシャを重用して主人公部隊に愚行どころか蛮行を繰り返し、ショット・ウェポンに射殺される。


関連タグ

蒼穹のファフナー 蒼穹のファフナーEXODUS 人類軍 アルゴス小隊

ミツヒロ・バートランド 遠見真矢 アザゼル型

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