概要
CV:置鮎龍太郎
人類軍ペルセウス中隊第4守備隊隊長。乗機はファフナー・ドミニオンズ・モデル「ガブリエル」。
大型爆撃機の副操縦士を務めるエリートで少佐の地位を得ていたが、ハワイへの核攻撃を強行しようとした上官に銃を向け、降格される。後にハワイの基地司令だったナレイン・ワイズマン・ボースが結成した中隊に転属し、パイロットとなった。現在の階級は少尉。
共に旅をすることになった竜宮島の住民に、何かを伝えようとする素振りを見せている。
過酷な旅の中で精神的に追い詰められた西尾暉を見て、自身が3年前に竜宮島へ核を撃った爆撃機の乗組員だったことを明かす。虚ろな様子から一変して、怒りを込めて銃口を向けてきた暉に動じることなく、「この命は他で使わせてもらう」と告げた。
行軍が厳しさを増す中での暉との語らいで島へと誘われ、まだ見ぬ島に思いを馳せていたが、旅の終わりに暉たちを連れ去ろうとしたアルゴス小隊を巻き込み、自爆装置を起動させる。最期の敵が人間だったことや、竜宮島をその目に映せなかったことに心を残しながら、海中に散った。
島に帰って家族と再会した暉は、旅の間の出来事について、「島に爆弾を落とした人に会ったよ。いい人だった。俺たちを守っていなくなった」と伝えた。