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概要編集

少尉は軍隊の階級における「尉官」の最下級、また将校の最下級である。

自衛隊では三尉にあたる。

また米軍を始めとした欧米の軍事組織では(他の階級にも言える事だが)、同じ国の軍隊でも陸軍海軍の各軍で呼称が違う。


ピッカピカの一年生編集

少尉になる方法としては、から下士官に、そのまま昇格していく場合、いわゆる叩き上げと士官学校(防衛大学)に入学するという2つのコースがある。

ただし、下士官から昇格するのは容易な事ではない。よって少尉と言えば、基本的には学校を卒業した新社会人である。第2次大戦の日本軍で「新人少尉さんは、突撃ばかり叫んで困る」というのも、この辺から来ている。


現在、多くの軍隊での戦闘機パイロットで一番低い階級は、この辺りになる。

(ただし戦車などになると軍曹に相当する階級の者もある。また当然だが時代によっても異なるが…)

これらを取り入れてか、特にリアルロボットアニメなどにおいて若い主人公は、この階級に位置していることが見受けられる。

ちなみに各国の空軍の最高位を占めている将校は、ほとんどパイロットを経験しており、パイロットが昇進の第一歩といえる。


歩兵部隊などでは、小隊規模の人員(凡そ10~50人)の指揮を行うが、実際のところは「見習い」として、小隊の軍曹の判断を追認しつつリーダーシップの何たるかを学ぶのが最大の仕事である。

システム上は軍曹の判断をこっぴどく否定することも許されるのだが、信頼を損なって上位階層に陳情でもされれば出世レースからは早速コースアウトすることになるし、戦時中であれば後ろから流れ弾が飛んでくることもありうる。


佐官を目指して編集

少尉は、兵から上り詰めた叩き上げにとって憧れ…であったが現代社会で言葉は悪いが、軍隊で食っていこうという人が少なく苦心して少尉になるという時代ではない。

それでも兵から少尉になるのは簡単ではない。

にも拘らず、少尉の多くが数年で退役し、予備役に回される。これは国家公務員の昇進システムとして一定の年齢に達した時点で一定の階級に昇進していない者は、天下り…もとい退職しなければならないからだ。


軍隊の場合、部隊内の評価、試験によって昇進する。実戦の功績で出世するのは漫画だけ。試験に通らなければ昇進できないのである。いわく「階級が同じなら合格したテストの回数も同じ」とのこと。


このため少尉たちは、配属先の部隊で鬼軍曹たちに鍛えられ、部下たちから品定めされながらテストに邁進する日々となる。

まず中尉には、ほぼ問題なく昇進できると言われているが大尉から厳しくなる。晴れて一人前と見做されるのが少佐に昇進した時点だろう。年齢的に30代中盤になっているはずである。この時点で多くの少尉たちがふるい落とされている。

いわく「大尉までは同じ人間と思って付き合えるが、佐官からは別の生き物」と評されることがあり、「兵隊元帥」とも呼ばれ、少佐はそれまでの階級とは隔絶した階級である。

逆にいえば、それまで兵士たちは表面上、どうあれ内心では実力を疑っていると言い換えられるだろう。


創作物における主な階級が「少尉」の人物(五十音順)編集

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少尉 - Wikipedia


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 軍隊 軍人 階級


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