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CV:松本保典(2003年版)、うえだゆうじ(FA)

演:深水元基(実写映画)

概要編集

アメストリス軍少尉マスタング大佐の部下。身長182㎝ぐらい。

名前の由来はアメリカ爆撃機A-20ハボック。

実家は雑貨屋を経営している。

常に咥え煙草をしているいわゆるヘビースモーカー

性格は典型的なアホの子で一見勤務態度が悪く見える。しかし「頭が悪い」と本人は言っているが、それを補うだけの体力と実戦能力を持つためにマスタングから主に警護や陽動などの実務面を任されている実力派。

「足で稼ぐ」タイプの人間ゆえ、現場の声を重んじる面倒見の良さがあり、下士官たちにもその人柄から慕われている。


ブレタ少尉とは士官学校の同期入隊した親友同士。東部の田舎出身でイシュヴァールの内乱を身近に感じて育っており、「自分でどうにかしたい」という思いから士官学校へ入った。


ヘビースモーカーで、03年版アニメではマスタングに煙草を没収される場面もあった。しかしデートの前には必ず火を消すなど、紳士的な面も見せている。

……が、どういう訳が女運(さらに恋愛運)が悪い。東部から中央にマスタングと共に栄転なった際は、マスタングの都合に振り回されて当時付き合い始めた恋人と破局。その後傷心のままアームストロング少佐の超美少女な末妹のキャスリンと見合いのチャンスを掴むも、当人は兄に引けを取らない筋肉フェチだったために玉砕。果てはやっとまともな彼女が出来たと思ったらのハニトラで、重傷を負わされ戦線離脱。踏んだり蹴ったり過ぎる……。

なお好みのタイプはボインな美女。


ちなみに小説版作者、井上真氏のお気に入りキャラクターである。それ故小説では本編よりも活躍が若干多め。小説1巻ではマスタングを振り回していた。


物語後半から、対ラスト戦でラストから背中を彼女の能力である「最強の矛」(鉄をも引き裂く伸縮する爪)で貫かれ、脊椎の神経を損傷して下半身不随となって歩行機能を喪失。泣く泣く戦線離脱へ。

発覚直後は自暴自棄になりかけるが、マスタングの言葉に捨てかけた意地を拾い、リハビリに打ち込むため東部へ帰省した。


しかし終盤、「約束の日」に中央でクーデターを起こしたマスタングたちの危機に、アイスクリーム売りのトラックに偽装した装甲運搬車に山積みの武器と弾薬を届けるファインプレーを決める。

この頃には車椅子を使用しており、容姿も顎鬚を伸ばすなど、雑貨店の店主らしい面構えになっていた。

読者はおろかさすがのマスタングさえも、彼からの突然のプレゼントには驚きを隠せなかったものの、電話回線から聞こえたハボックのいつもの調子に戦意を高揚させた。


マスタング&ハボック

ハ「お支払いは?」

マ「出世払いだ。ツケとけ!」


決戦後、マスタングの手配によりティム・マルコーの「賢者の石」を用いた治療を受けた模様。最終話の写真の山の中で、再び自分の足で歩くために苦痛に耐えてリハビリに励むハボックと、それを応援する同僚たちの姿が写っている。


余談編集

FAでハボックを担当したうえだ氏は、2003年版ではゾルフ・J・キンブリーを担当しており、白鳥哲氏(ケイン・フュリーグラトニー)や水樹奈々女史(ラースランファン)同様、役柄を大幅に変えての継続参加となった。


乃木坂46の元メンバー・橋本奈々未は、グループの冠番組である『乃木坂工事中』の企画の1つ「オススメ2次元彼氏NO.1決定戦」にて、ジャン・ハボックを紹介、彼の人柄や本作の見所をひたすら熱く語っていた。


関連タグ編集

鋼の錬金術師 マスタング組

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