概要
西暦2085年に発見された瀬戸内海ミールの研究過程でミールが人間の「死」を誤解し、受胎能力が消失した日本人封殺を図る新国連人類軍の攻撃から生き延びた残存日本人は、人類をフェストゥム並びに新国連から守り、文化と平和を次代へ伝える「アーカディアン・プロジェクト(楽園計画)」を立ち上げる。
または、上記を目的にアルベリヒド機関、日本自衛軍、国際エネルギー研究公社が分割保管する瀬戸内海ミールをコアに建造された3隻の超巨大潜水要塞艦。
アルヴィス型巨大潜水要塞艦
全長66km、推定全幅は35km強(佐渡島ぐらいの大きさ)、全高15km強(島の山高含む)。排水量不明。
L・Rボートと呼ばれる非常時の脱出船となる両サイドは推定全長約35km、全幅約8Km、全高約8Km弱。
西尾行美を中心に計画・設計・建造された3分割構造の全金属製の船体は、北海道の半分と沖縄しか残ってない状況下で2121年に三隻同時に建造を開始し、25年就役。26年には居住用人工島建設が、28年には入植が開始される。
主動力は重水素核融合反応炉。
推進力は電磁推進システムで出力される。
防衛機構として多数の迎撃システムと、力場防御障壁ヴェル・シールド、他にもレーダーや可視光の隠蔽用として偽装鏡面を有する。
各アルヴィス
- 第一アルヴィス・竜宮島
日本自衛軍研究機関所属。本作の舞台。
現在は太平洋を時計回りに航行している。
- 第二アルヴィス・蓬莱島
アルベリヒド機関所属。第1期「Dead Aggressor」以前に壊滅し、コアは本編でイドゥンに同化された後に消滅する。
当初は他国が建造した事になっていたが「EXODUS」で上記のように設定変更が行われた。
現在、この島のミールはマークニヒトの中に存在している。
※「蒼穹のファフナー EXODUS Blu-ray BOX」付属のブックレットより
- 第三アルヴィス・海神島
国際エネルギー研究公社所属。
第3期「EXODUS」に登場。
名前も新国連に編入し『アトランティス』と改名されるが、人類軍に虐殺され、コアも強奪された後に廃墟と化す。
第4期「The beyond」では世界樹アショーカことシュリーナガルミールの新たなる移植先として見事に甦った。
関連項目
工期や資材量はともかくとして、日本近海の平均水深は2000m。太平洋は4000m。航行経路はそれ以下の場所が多い。
十分の一ぐらいのサイズでも相当にキツイが、あちこち穴が空いているファフナー世界の水深が現実通りとも思えないので気にしないのが正解である。