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概要

CV:福圓美里


2132年7月8日生まれのA型で立上真幸立上鈴奈の娘。昆虫好きで生物部に所属している中学2年生の少女。活発ながら、優しく繊細な心の持ち主で、人間以外の命に対しても思いやりが深い。人工子宮「ワルキューレの岩戸」を出た竜宮島のコア・皆城乙姫と最初に出会って一番の友達になり、同級生の西尾里奈堂馬広登と共に交流を深め、彼女の最期とその生まれ変わりの誕生を見届けた。


劇場版

16歳。岩戸で眠るまだ赤ん坊の2代目コアを(乙姫本人ではないと理解した上で)乙姫ちゃんと呼び、頻繁に通って語りかけている。ファフナーノートゥング・モデルマークツヴォルフ」のパイロットとなるが、変性意識の影響で雄たけびを上げながら相手に頭突きをかましたことから、機体に頭突き用の角が実装された。

戦闘中もフェストゥムの訴えに心を傾け、やがてそれが「いたい、たすけて」だと気付いて彼らを弔うと、命の危険を伴うコアの代替者として岩戸に入り、乙姫の幽体と束の間の再会を果たした。


2期

【グッズ】芹ちゃん絵馬

里奈達がかつての面影があるのに対して芹は三年で最も大人び、美しく生長している。父親が神主である鈴村神社の巫女を務める傍ら、広登が所属しているアルヴィス広報部の手伝いをしている。これは昔の朗らかさがなくなり、特殊医療とドクターコースの掛け持ちという2代目コアのための研究に打ち込むあまり、1人で過ごしがちなのを広登が心配しているからである。岩戸を訪れ、コアに話しかけることを変わらず日課にしている。

19歳の誕生日の前日、遂に目覚めたコアを涙ながらに迎えたが、「あなたは母親の名前で呼ばれたい?」とずっと呼び続けていた名前を拒絶されてしまう。乙姫と同じ姿でありながら全く異なる態度の2代目コアに戸惑いつつも、岩戸を出た日にちなんで「皆城織姫」と名付け、彼女との同居が始まった。


7話「新次元戦闘」にてフェストゥムの猛攻により乗機は大破、自身も瀕死の重傷(一時的に死亡?)を負うがSDP(超次元現象)「再生(リバース)」が発動、機体と共に復活しフェストゥムを撃破した。

新現象の影響により自身の肉体・機体共に不死ともいえる再生力を持つが、新同化現象として自らが触れる様々なものを同化吸収してしまい、その制御もままならないため、戦闘時以外は劇場版の前日談小説で苦手意識を抱いていたアルヴィス内部に隔離されることとなる。

食べ物を味わうことも戦闘以外の外出もできずに落ち込んでいたところ、前者は織姫に手ずから食べさせてもらい、後者は外に出ている間ずっと織姫と手を繋いでいることでひとまず解決した。しかし、「島を離れれば治るわ。そうすべき時が来たら、迷わずそうしなさい」と織姫から命じられる。

この間、島を発つ前の広登と収録した番組を繰り返し観ながら帰りを待ち続けていたが、彼が生きて帰ってくることはなかった。


第四次蒼穹作戦の末、織姫が島民を脱出させて独りで竜宮島に残るつもりだと気付き、単身戻って織姫を傷付け島を同化しようとしたアルタイルに突撃するも、返り討ちに遭う。未来視の及ばない事態に動揺する織姫にずっと一緒にいると伝えると意識を失い、生まれ変わる織姫の手でツヴォルフやアルタイルごと沈みゆく島に封印され、島が目覚める時まで眠り続けることになった。


余談だが、主人公の真壁一騎とは「フェストゥムの命を奪うことに蟠りがある」「黒髪ロングの親しい少女より誕生日が1日遅い」「変性意識が戦意の著しい昂揚」「死の淵で常人とは異なる命を得る」「皆城家との関わりが深く、その結果(一騎は精神的、芹は肉体的な意味で)居場所が海の中に変わる」など共通点が多い。

上記の前日談では一騎がまだクロッシングをしていないのに、芹の瞑想訓練時の心象である「絶滅種を含む海洋生物に満ち溢れた青い海」を夢で見ている。更にその日の早朝の山中にて、土採りに来た一騎と虫取りに来た芹が互いを会いたい相手と誤認してばったり出くわした際、思考回路が似ているのか何なのか話し出すタイミングや内容が正面衝突していた。


変性意識

ファフナー搭乗時は普段の命を大事にしようとする感情と敵を倒さなければならない状況の板挟みによって生まれる罪悪感と怒りが表面化する。特に戦闘時はその怒りが「忘我の戦意」へと達し、雄たけびをあげ猛然と敵に立ち向かう。

また、劇場版では自分や乙姫の願いとはかけ離れたフェストゥムと戦うしかない現状に号泣する場面も見られた。


フェストゥムと分かり合えることを望み、島を守るためとはいえフェストゥムを倒すしかない現況を悲しんでおり、森の一画に戦闘で倒したフェストゥムの墓を作っている。


「EXODUS」ではSDPの発現により貪欲に生き長らえようとする身と化して以来、自分を元気付けようと働きかけ続けた織姫との生活を通じて、変性意識に変化が生じた可能性がある。フェストゥム相手に食欲が湧くようになった上にそんな自分を受け入れ、同化したフェストゥムに感謝を捧げるまでに至った。


THE BEYOND


嵐とともに海神島竜宮島が「救援」に来た際に竜宮島の新たなコアに促され、出撃。長く封印されていた影響か、髪はそれまでの黒から白髪へと変化。乗機は変わらずマークツヴォルフ。SDPは健在。ファンは復活を喜びながらも、髪の色が変化していることなどから「…もしかして人間やめてんじゃね?」と不安に思っていたようだが、直後のケイオス・バートランドとの戦闘で「エレメントですらないただの人間が」と言われていたため、どうやらまだ人間ではある模様(恐らくエスペラントにはなっていると思われるが)。

性格の方も島が封印されていた間に澄美を始め、いなくなった者たちの墓を作っており、(人間・フェストゥムに関係なく)いなくなった者を思う優しさとコアに対するゆるぎない愛情と信頼を失うことはなかった。最終話では昏睡から目覚めた里奈と抱き合い、再会を喜んでいた。


関連タグ

蒼穹のファフナー 皆城乙姫 皆城織姫 西尾里奈 堂馬広登 織芹

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