概要
リメイク版cv:佐々木望
貨物管理、船長補佐。いつかは船長の資格を取得しようと日夜努力する真面目な性格だが、船長試験の成績はあまり良くないらしい。
レイチェルとは元恋人だが、煮え切らない性格のせいでふられてしまった。彼女を陰ながら今でも愛している。
レイチェルの今の恋人であるカークから事ある毎に煽られている。
最悪な人間関係の乗組員の中で、唯一他人を罵倒する事の無かった人物。
「悪い人じゃないけど、カークのことがちょっと苦手」と零すカトゥーに対し、「宇宙を開拓してきたのは、ああいう強い人間」と答えるなど、カークに対しても一定のリスペクトを持っていた。
そんな彼だが、船長からの評価は4項目全てに前回評価との比較でマイナスがついている。船長補佐といいう役職についているため本来は有能な人物だと思われるが、失恋の影響がかなり響いていたのだろうか。
船長の資格試験を受けたが不合格に終わっており、当然ながらこれも評価を下げた一因と見られる。
ただ、船長補佐という重要な役職だから、私情に悩む彼をあえて厳しく採点していたという可能性もあり、ホル船長が成績表の結果はともかくとしてヒューイの人柄をどう思っているか(=前回評価がどれくらいか)は黒幕のせいで一切不明である。
あくまで成績については前回評価との比較であり、配置転換でカークやレイチェルと離せば、また違った評価になっていた可能性もあっただろう。
普段険悪な関係のカークが危機に陥った時には彼を救おうと奮闘したり、パニックでヒステリーを起こしたレイチェルをダース伍長と共に押さえつけているので、成績表だけでは断定できない人格の持ち主なのは確かである(マイナス項目が多いが模範的態度は増減なしのレイチェルと比べると、トラブルへの対応が天と地ほどに異なる)。
現にリメイク版ではカークの心無い言葉に拳を震わせて耐えている描写があり、尚更作中の環境下では仕事に影響を及ぼす事は想像に難くない。
リメイク版
自室のパソコンはログイン画面のまま表示されている。
写真立てにはコギトエルゴスム号の乗組員5人の集合写真が飾られている。この事から、カークも含めてコギトエルゴスム号のクルー達に対する仲間意識は強いようである。
棚には学術書が置いてあり、宇宙船舶に関する書籍がどれも読み込まれていることが確認される。
システムキッチンはよく整頓されていることが確認され、几帳面な性格である事が窺い知れる。
なお、自室のベッドの枕元には『船長資格試験過去問シリーズ 第9492版』が置かれており、落ちていたものの船長資格試験に合格するため相当な努力をしていた事が窺える。
関連タグ
ユリアン・ミンツ:リメイク版のヒューイ役の佐々木氏が、銀河英雄伝説の石黒監督版OVAで演じていたキャラクター。養父である同盟側の主人公であるヤン・ウェンリーが、ド・ヴィリエ大主教率いる地球教残党に暗殺された以降の物語終盤は、同盟側は彼の視点で描かれている。
ヴィンセント・ヴァレンタイン:好きになった異性に対する気持ちを割り切れなかった事で人生に影響が出てしまったという意味では同類。