ヴァイスクロイツ
ゔぁいすくろいつ
Weißとは、子安武人が原案とプロデュース全般を手がけたメディアミックス作品の総称。
および、作品と連動した声優ユニットの名称。
1997年にプロジェクトが始動し、ドラマCD、ラジオ、つちやきょうこによる漫画、アニメと多岐にわたり展開し、女性ファンを中心に人気を博した。
アニメ制作は一期をマジックバス、2期をユーフォーテーブルが担当した。
子安がメインキャラクターを演じる声優に、親交の深かった関智一、三木眞一郎、優希比呂の3人を選び、子安自身を加えた4人編成声優ユニットを結成。
声優本人の性格やイメージをモデルに、作品のキャラクターやストーリーを考案するという手法を取った。「中の人=キャラクター」という完全連動メディアミックスのパイオニア的存在である。
ユニットは現在、数々の事情から無期限の活動休止。
Weiß(ヴァイス)
様々な手段を使い、法の手から逃れる犯罪者を独断で処刑する闇の組織「ヴァイス」のメンバー。普段は冷静沈着で、どんなことに対しても決して熱くならないが、妹が関わると感情的になることがある。金のためならどんな危険な仕事も引き受ける。
「ヴァイス」のメンバー。義理と人情に厚く、正義感が強い好青年。人を疑うという感情が薄く結果的に裏切られることが多い。嘘が吐けない性格。損得で仕事を引き受けるタイプでは決してないが、ニヒルな一面もある。
「ヴァイス」のメンバー。プレイボーイで、女には優しいが男には厳しく容赦しない。格好をつけたがる性格で、女と見れば口説かずにはいられないが、本人曰く「18歳以上が守備範囲」。花屋での作業中は、後ろ髪をゴムでまとめていることもある。
「ヴァイス」のメンバー。童顔で小柄な外見のため中学生以下に見られがちだが、本人はまったく気にしていない。女性達にしてみればそれがかわいいらしい。明るく元気で爽やかな現役高校生。商売上手でねだることもうまい。
クリティカァ
ペルシャ(鷹取修一) CV 小杉十郎太
各地に人間を潜入させ、ミッションターゲットに関する様々な調査を行う組織「クリティカァ」のトップ「マリーゴールド(通称ペルシャ)」であり、二代目ペルシャ。警察庁長官でもあり、本名は鷹取修一。兄・鷹取玲司の陰謀を阻止するためにヴァイスを動かすが、最後は玲司に拳銃で撃たれて死亡した。
マンクス CV堀越真己
ペルシャの秘書。ペルシャから発令されたミッションをヴァイスに伝える伝令役をつとめていた。二代目ペルシャ・修一に部下として以上の感情を持っていた。
バーマン CV井上喜久子
ペルシャの秘書。ペルシャから発令されたミッションをヴァイスに伝える伝令役をつとめている。
烏丸善郎 CV大川透
三代目ペルシャとして、アニメ1期16話からドラマCD『Dramatic Precious』シリーズまで登場。
鷹取家
鷹取玲司 CV若本規夫
前半最大の敵。国内の政党・自現党の一員で有力政治家。秘密結社「エスツェット」日本支部長という裏の顔を持つ。自らの日本征服のため様々な工作や謀略を行ってきた。冷酷で傲慢な性格だが、愛人の榊しず華や彼女に産ませた娘の凰華のことは心から愛していて、凰華が巻き込まれて殺された時は激怒していた。老齢の男性だが、アヤと日本刀で互角の戦いを繰り広げる実力者。
鷹取菊乃
鷹取玲司の妻で現在は故人。元々、玲司の弟・鷹取修一の恋人だったが、玲司が強引に自分の妻とした。だが、菊乃は修一との関係を密かに続けて、衛(オミ)をもうけた(広史と雅史は玲司との子供である)。そのことを知った玲司は衛が誘拐された時に彼を見捨てたため、ショックを受けた菊乃は自殺した。
鷹取広史 CV相沢正輝
鷹取玲司の長男で秘書。父親同様冷酷だが、家族に対しての情はあり、行方不明の弟・衛がオミであることを知った時は彼に戻って来るように呼びかけたが、拒否されたことで秘密を聞き出そうと拷問しようとしてオミに返り討ちにされた。
鷹取雅史 CV藤原啓治
鷹取玲司の次男。マッドサイエンティスト。製薬会社「光輪」の社長。自分に忠実な女性を集めて「シュバルツ」を真似た暗殺集団「シュライエント」を組織し、彼女らを使って怪事件を起こしていた。
シュライエント
ヘル CV勝生真沙子
鷹取雅史が作った暗殺集団「シュライエント」のリーダーの女性。雅史に最も忠実で、彼を心から愛している。雅史に敵対する者には容赦しない冷酷な性格。
トート CV水谷優子
暗殺集団「シュライエント」のメンバー。かなり幼い性格をしており、雅史のことをパパと呼んで慕っている。
シェーン CV伊藤美紀
暗殺集団「シュライエント」のメンバー。元トップモデル。自分の美貌にこだわりを持つ。
ノイ CV三石琴乃
暗殺集団「シュライエント」のメンバー。私立探偵だった頃のヨージのパートナーだが、以前の記憶は雅史のマインドコントロールによって完全に失われていて、最後までかつての自分を取り戻すことはなかった。
シュバルツ
ブラッド・クロフォード CV置鮎龍太郎
オカルト集団「エスツェット」の組織した超能力集団「シュバルツ」のメンバーでリーダー。
シュルディッヒ CV緑川光
超能力集団「シュバルツ」のメンバー。テレパシー能力や人をマインドコントロールする能力を持つ。
直江那岐 CV佐々木望
超能力集団「シュバルツ」のメンバー。シュバルツ最年少の冷静な少年。サイコキネシス能力を持つ。
ファルファレロ CV中尾隆聖
超能力集団「シュバルツ」のメンバー。痛みを感じない体質(高圧電流のみ若干感じる)を持つ。
その他
百恵 CV堀越真己
ヴァイスの4人が表の顔として働いている花屋「子猫の住む家」のオーナーを務める老女。
榊凰華 CV綾瀬みなと
鷹取玲司が愛人・榊しず華に産ませた娘。庶子のため母親の姓だが、認知されていて、玲司からは溺愛されている。溺愛されたためわがままな面もあるが、面倒見がよく友達思い。襲われている他の人間を助けようとするなど、正義感も強い。オミと相思相愛になるが、ヴァイスとシュバルツの戦いに巻き込まれて死亡。
榊しず華 CV中谷ゆみ
鷹取玲司の愛人で凰華の母。料亭を経営していて、女手一つで凰華を育ててきた。とても淑やかで心優しい女性。玲司からは深く愛されている。
巴さくら CV笠原弘子
15歳の女子高生。アヤの妹の彩に似ている。陸上部のスプリンターだったが、知らぬ間に腎臓を抜き取られたことで陸上を続けられなくなった。この事件を機にヴァイスと深く関わることになり、自分を励ますアヤに恋心を抱く。その後、彼らのミッションを見てしまったことからアヤたちが殺人集団であると知るが、彼らを信じ続ける道を選んだ。ドラマCD『Dramatic Precious』では、彩と共に「トレーラーで移動しながら花を売る4人組の花屋」の噂を追って、アヤを待っていたが、最後は「このままでは自分がだめになってしまう」とアヤへの恋をあきらめてパリへ留学した。
藤宮彩 CV堀江由衣
アヤ(蘭)の妹。鷹取玲司の陰謀による事故に巻き込まれ、2年もの間昏睡状態に陥っている。
鷹取斎上 CV納谷悟朗
ドラマCD『Dramatic Precious』から登場。オミの祖父であり、玲司と修一の父親。クリティカァやヴァイスを作った初代ペルシャ。オミのことを深く愛しており、彼に自分の元にいてくれるように懇願し、後に四代目ペルシャとなったオミをサポートする。
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アヤ君お誕生日おめでとうございます。 舞台は1996年の仙台ですが、インフラ含め、あらゆるものが書き手の想像の産物です。 ※BOOTHにて通販対応中です。 https://be-empty.booth.pm/items/3004269 【追記】 今回、かも様に、素敵な表紙イラストと口絵を描いていただきました。誠にありがとうございました。 下記リンク先にてイラストを公開されていらっしゃいますので、かも様の素敵なイラストをぜひ、ご覧くださいませ。 https://www.pixiv.net/artworks/9100403031,188文字pixiv小説作品