概要
CV:綾瀬みなと
『ヴァイスクロイツ』のキャラクター。
鷹取玲司が愛人・榊しず華に産ませた娘。庶子のため母親の姓だが、玲司には認知されていて溺愛されている。玲司は物語の元凶ともいえる悪党なのだが、しず華と凰華のことは心から愛していて、玲司の優しい面しか知らない凰華は玲司を心から慕っている。
溺愛されて育ったためわがままな面もあるが、とても面倒見がよく友達思い。事件に巻き込まれて人間狩りにあったときは、獣に襲われている他の人間を助けようとするなど、正義感も強い少女。このことから面倒見がよく優しい気性は母しず華似と思われる。
友人の事件がきっかけでオミと知り合い、恋するようになり、悩んでいるオミを元気づけようと自分の大好きな画廊に連れていったり(凰華曰く「落ち込んだとき、この絵を見るとすっと気持ちが落ち着く」とのこと)、母の料理屋で料理をごちそうするなど、オミを気遣い、そんな彼女にオミも惹かれていき、やがて相思相愛となる。
シュルディッヒの策略でオミが自身の異母兄(実はいとこ同士であり血のつながりはない)に当たることを知り、苦悩する。
オミに自分の父親が鷹取玲司であることを伝えて、兄妹であることを受け入れた直後にファルファレロの拳銃の流れ弾を受けてオミの目の前で亡くなった。
凰華の死にはさすがの玲司も激昂して、その怒りをシュバルツ、そしてヴァイスに向けていた。
ドラマCD『Dramatic Precious』では、凰華の遺体は中にロウを詰められ、人形として「月夜野御殿」に保管されていたことが明かされる。