ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

チンプイ

ちんぷい

「チンプイ」とは、藤子・F・不二雄作のSF漫画、およびそれを原作とするアニメ。
目次 [非表示]

もしかして奈良瞬平


本項では漫画作品について記載。同名のキャラクターについてはチンプイ(キャラクター)を参照。


概要編集

藤子・F・不二雄作の漫画。中央公論社の藤子不二雄漫画全集「藤子不二雄ランド」にて1985年6月から1991年2月まで連載された。1996年9月23日に単行本第5巻が未刊行のまま作者永眠のため、本作は未完に終わっている。

タイトルは、呪文の「ちちんぷいぷい」をもじったもの。


ドラえもんあるいはポコニャンのセルフパロディ的な作品で、いわば女児向け漫画版ドラえもんと言って良い内容。

ちょっとドジな女の子と不思議な力(ぶっちゃけ魔法および超能力だが、本作世界観では「科学で解明されている日常的な力」という理由で科法と称している)を使うネズミ型宇宙人が同居する日常SF(つまりドラえもんの使用するベース能力および種族属性を逆転させ、のび太の性別を逆転させている)。


もっとも、単なる性別逆転ではなく、常にスクールカースト底辺のように描かれる、のび太に対し、エリが級友から馬鹿にされるような描写は無い。スネ夫ポジションのキャラは居るが、ジャイアンポジションのキャラは居らず、マール星人が多数登場する等、エリを取り巻く状況は、のび太のそれとかなり異なる。

それに伴い、原作の段階から、非常にラブコメ要素の強い作風となっている


ちなみに、エリはドラえもんの映画「日本誕生」に登場したゲストキャラクター・ククルの子孫であることが劇中で語られており、このことから本作とドラえもんは世界観が同一と見る事もできる。


テレビアニメは、1989年11月2日から1991年4月18日までシンエイ動画制作によりテレビ朝日系列にて放送された。全56回・全112話(SPを含めれば全57回・全114話)。

SP放送分は1989年12月29日に『藤子・F・不二雄スペシャル〜ドラえもん+チンプイ〜』として、ドラえもんと共演している。


1990年3月10日には『ドラえもんのび太とアニマル惑星』や『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』と同時上映で『チンプイ エリさま活動大写真』が劇場公開された。


2014~2015年には藤子・F・不二雄ミュージアムにて短編映画『ドラえもん&チンプイ「エリ様 愛のプレゼント大作戦」』が公開された。キャストも内木以外は当時のキャストが演じている。


ストーリー編集

普通の小学生の女の子春日エリはマール星の王子ルルロフ殿下のお妃に突然選ばれてしまう。彼女はクラスメートの内木一郎に心惹かれていることもあって必死に結婚を拒否するが、マール星からエリを説得するためにやってきたマール星人のチンプイはエリの事が気に入り、家に居候として住み着いてしまう。一方で、マール星からはさらにエリを説得するため、変な宇宙人がエリのもとにやってきて騒動を起こすようになってしまう。


登場人物編集

マール星人編集

チンプイ(CV:堀絢子

ワンダユウ(CV:八奈見乗児

ルルロフ殿下(CV:菊池正美

ダルーサ(CV:鵜飼るみ子

ジャラシー(CV:玉川砂記子


地球人編集

春日エリ(CV:林原めぐみ

春日百合(CV:鈴木弘子

春日のどか(CV:津村鷹志

内木一郎/内木翔(CV:佐々木望

小金山スネ美(CV:梨羽侑里

大江山政男(CV:中村大樹

木常コン三郎(CV:金丸淳一

藤野ほたる(CV:深雪さなえ

秦さやか(CV:伊藤美紀


主題歌編集

オープニングテーマ編集

「お願い・チンプイ」

作詞:岩室先子、作曲:池毅、編曲:山本健司、歌:内田順子

エンディングテーマ編集

「シンデレラなんかになりたくない」

作詞:岩室先子、作曲:池毅、編曲:山本健司、歌:林原めぐみ&斉藤小百合


外部リンク編集

TVアニメ公式サイト

関連記事

親記事

藤子・F・不二雄 ふじこえふふじお

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1410748

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました