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概要編集

藤子・F・不二雄によるSF漫画。雑誌「ようじえほん」での前進作品『ぽこにゃん』での連載を経て「希望の友」にて1975年4月号から1978年5月号まで連載された。


TVアニメは『ポコニャン!』のタイトルで、1993年4月5日から1996年3月29日までNHKにて全170話が放送された。

原作漫画とアニメでは、ポコニャンの相方役の子供が原作では男の子でアニメでは女の子など設定が大きく異なっている。ドラえもんとの差別化を図ったためだと思われる。

上記のように全170話だが、最終回は第148話である。これはNHK総合テレビでの本放送期間中に度重なる放送休止が入ったことで放送予定だったエピソードが放送できず、NHK教育テレビ(現在のEテレ)の再放送期間中にそれらが初放送となったため(過去に放送された「おばけのホーリー」も似たような事情がある)。


ストーリー編集

ネコのようなタヌキのような不思議な生き物のポコニャンは、不思議な遊び道具を出してあげたり、困っていると不思議な力で助けてあげたりする物語。


登場人物編集

アニメ編集


原作漫画編集

  • 太郎(CV:寺崎裕香)…Fシアター上映作でのキャスト
  • 太郎の父
  • 太郎の母
  • みき
  • ヒヒ山
  • ラッキョ

へんぽこりんパワー編集

ポコニャンが持つ不思議なパワー。「ぽんぽこぽんの、へんぽこりんの、ニャン!」と呪文を唱えてからパワーの名前を叫び、パワーを使う。また、一度唱えた始めの呪文は、(各話の中では)再度唱える必要はない。一度使ったパワーは、(各話の中では)「ニャン!」で代用できる。自分の姿を変えたり、物体を別の姿に変えたり、人と人の中身を交換したり、物体を宙に浮かせたり多様な能力である。


ポコニャンスロット編集

スロットマシンのコーナーが本編とエンディングの間にあり、毎回「今日は誰かニャン」の台詞と共にリールが止まり始める。毎回、登場人物の顔の2つのリールが揃ったリーチの状態になり、最後のリールで揃うか見所である。


また、このポコニャンスロットはカプコンから「ポコニャンフレンド」という名前のプライズゲームとして稼働され、スロットが揃うとポコニャンの鉛筆が景品としてプレゼントされる。(現在もスーパーのゲームコーナーなどで稼働してる場合もある。ただ本アニメは現在視聴難易度が高いので元ネタを知ってる若い子はほぼいない)。

主題歌編集

オープニングテーマ編集

「賽は投げられた」

作詞・作曲:立川俊之 / 歌:大事MANブラザーズバンド

エンディングテーマ編集

「おやじと話す」

作詞・作曲:立川俊之 / 歌:大事MANブラザーズバンド

「幸福(しあわせ)のプレゼント」

作詞:及川眠子 / 作曲:山口美央子 / 歌:CHIHARU

「けっこんしようよ」

作詞・作曲・歌:MOONCATS

「湯あがりハッスル」

作詞:彩木香 / 作曲:長内悟 / 歌:YUKA

「ポコニャラ音頭」

作詞:藤子・F・不二雄 / 作曲:赤坂東児 / 振付:瀬戸口清文 / 歌:リン・M・ハリス

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