演:戸塚純貴
概要
幼い頃に読んだ「森の魔法使い」という絵本に感化され、魔法使いに憧れる青年。
第2話から登場。
魔法使いとの出会い
彼を襲ったファントムであるヘルハウンドの策略により「魔法使いにはなれない」現実を突きつけられて絶望し、ファントムを生み出しかけたが、晴人に「お前の夢は俺が継ぐ」と言われ、助けられる。
その後、魔法使いになることはあきらめたが、晴人の助手になることになった。
魔法使いになれなかった分、自分にできる精一杯の手助けをすることが晴人の助手をやる意義となっている。
魔法使いの助手として
凛子とは違い、武器を持たない一般人なので普段は情報収集、避難誘導、保護したゲートのケア等裏方に回ることが多い。
だが序盤は一般人と共に怯えたりファントムの策略にハマったりとお世辞にも役に立っているとは言えず、時にはそれが元で自己嫌悪にも陥ることもあった(武装してないから仕方がないとはいえ、序盤は特に目立っていた)。
しかし物語が進むにつれて、晴人不在の状況でも臆することなく凛子と共にファントムからゲートを守り抜いたり、丸腰でファントムに立ち向かったりと助手としての成長が窺える。
また、終盤とある事情からゲートに対して決断を渋っていた晴人へ喝を入れる姿が見られ、初登場時の彼を知る視聴者に衝撃を与えた。
本編終了後は、魔法の指輪を作りながら旅に出た晴人の帰りを待つため、輪島の弟子となり指輪職人になる事を決める。
本編後の時間軸である劇場版では、彼の作った指輪がキーアイテムとなる。
余談
視聴者から序盤での行動からチンプイとも呼ばれる。
作品の序盤から登場している瞬平だが、詳しい素性については詳しく述べられておらず、年配の輪島を除いて家族の姿が描かれたレギュラー陣の中でも浮いており、仁藤の祖母との交流時におばあちゃん子だったことが語られた程度である。
どこに住んでいるのか、仕事をしているのかも不明であり、第36話で車を運転していたことから免許は持っていることが分かる。
交友関係については高校の先輩だった稲垣哲也(演:石田卓也)が登場した他、自転車をくれた友達の存在が本人の口から語られている。
ガラケーからスマホへの移行期だった放送当時では、仁藤と同じくスマホユーザーであった(晴人、凛子はガラケーユーザー)。
作中で触れられることはないが服装が派手であり、その方向性もオシャレというよりは原色同士のレイヤードシャツに鮮やかのパンツ、ボーダー柄にストライプ柄を合わせるといった前衛的なものが多い。第8話では小学生である伊藤洋樹(演:武田勝斗)と瓜二つのコーデのツーショットが見られる。
第26話では高校潜入のために学生に変装したのだが、何を思ったのか女子生徒の制服を着て女装をしている。その制服はどこで入手したのか…
パラレルワールドでの瞬平
ヘルハウンドの自作自演で魔法が使えるようになったと勘違いさせられた彼だが、彼はゲートであった為、魔法使いになれる素質が全く無かったわけではない。
本編では瞬平は魔法が使えないながらもその上で自分のやれる精一杯をするキャラクターに終着した彼だが、劇場版や外伝作品では魔法使いになっている作品も少なくない。
- 魔宝石の世界
魔法使い…ではなく怪人のなり損ないで一昔前の男子高校生のような身なりをしている。
グロンギ、イマジン、ミラーモンスターと自分たちが変身するかもしれなかった種族の名前を覚えているが、全て思い出せているわけではない辺り、なんとも瞬平らしい。
- inマジックランド
魔法使いが当たり前の世界では彼もまた魔法使いである。
他の一般市民同様に琥珀色の仮面ライダーメイジに変身。
戦闘力はそれなりにあり、一般ファントム程度であれば周囲との連携プレーで倒す事ができる。
- ファイナルステージ
魔宝石の世界に住む瞬平が仮面ライダーメイジ(色は山本と同じエメラルドグリーン)に変身。
ただし、戦闘力はかなり低い。
『仮面ライダーウィザード』編「魔法使いの弟子」にて我々の知る瞬平と20年後の瞬平が登場。
現在の瞬平が虹色の魔宝石から作った時を超えるウィザードリング(「タイムウィザードリング」と同一かは不明)によって仮面ライダーポセイドンがタイムトラベルを会得してしまい、その歴史を改変すべく未来の瞬平があの手この手で干渉してきた。
このせいで晴人がポセイドンを倒すべく何度もループを繰り返すハメになってしまった。
仮面ライダーリバースが不良品のポセイドン用コアメダルを媒介にウィザードリングを作り出したことで黒い仮面ライダーウィザード(フレイムスタイル以外はオリジナルと同じカラーリングになる)への変身を遂げた。
戦闘力はオリジナルと同等だが、瞬平の心構えが原因で本領が発揮できない辺り、安定の瞬平である。