概要
「キャプテン翼J」とは、高橋陽一によるサッカー漫画『キャプテン翼』を原作とするテレビアニメ第2作目である。
スタジオコメット制作により、1994年10月21日から1995年12月22日までフジテレビで放送された。全47話。
Jリーグブームを追風に、全シリーズをリメイクする予定で制作され、第1話からフジテレビ系列25局で金曜19時-19時30分枠で放送されたほか、テレビ宮崎(フジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日クロス)、青森テレビ、テレビ山梨、テレビ山口(以上3局はTBS系列)でも遅れネットで放送された。33話の「小学生編」終了後に放送時間が平日の夕方ローカル枠に移動となり、系列局でも遅れネットとなったほか、北海道文化放送、仙台放送、関西テレビ、テレビ新広島、テレビ大分、鹿児島テレビではその33話の最後に「おわり」と表示されて打ち切りとなった。打ち切った局のあるエリアのうち、北海道文化放送は再放送で改めて全47話を放送したほか、毎日放送(TBS系列)、広島ホームテレビ、大分朝日放送(以上2局はテレビ朝日系列)も改めて全47話を放送した。
34話を総集編「翼の夢 ワールドカップ」として放映後、35話からは本来の製作目的だった「ワールドユース編」のサブタイトルが追加され、16歳の葵新伍がイタリアに征くストーリーとなった。
そして「ワールドユース編」に入り「リアルジャパン7」登場を経て「タイユース編」の後に葵の回想による最終回を放映した。事実上の打ち切りであった。
なお、本作品の放映に先駆けて「ジャンプ・スーパー・アニメツアー'95」のイベント内にて「オランダユース編」のアニメ版『キャプテン翼 最強の敵! オランダユース』が放映された。
キャストはテレビアニメ版に準拠するが、異なる場合もある。
ストーリー
南葛小への転校が決まった大空翼は、サッカー部への入部を希望する。
グラウンドへ来て見ると、修哲小サッカー部の2軍を練習させるために、弱小南葛小を追い出そうとしていた。
結局、PK戦で決着をつけることになるが、南葛小は修哲小GK若林に歯が立たない。そのとき、大空翼のシュートがゴールに突き刺さった。
登場人物
キャストは「キャプテン翼J」のものとなる。
少年期(小学生編)、青年期(ワールドユース編)、「オランダユース編」によりキャスティングの変更があるキャラクターもいる。
本作品に登場しなかったキャラは基本記載しない。
「火野竜馬」については「ウルグアイユース代表」としての出番が無かったため「リアルジャパン7」としての記載とする。
日本選手
)
沢田タケシ(CV:少年期・鶴野恭子(現:石村知子) / 青年期・喜安浩平)
松山光 (CV:柏倉つとむ / オランダユース編・菊池正美)
日本選手:ワールドユース編
タイ選手
シンプラサート・ブンナーク(CV:高木渉)
ファーラン・コンサワット(CV:柏倉つとむ)
サークーン・コンサワット(CV:増谷康紀)
チャナ・コンサワット(CV:沼田祐介)
ブラジル選手
カルロス・サンターナ(CV:関智一)
イタリア選手
その他
主題歌
オープニングテーマ
「Fighting!」
作詞・作曲 - FACE FREE(宮路一昭、渡辺学) / 編曲 - 大阪哲也 / 歌 - FACE FREE(渡辺学)
エンディングテーマ
「男だろっ!」
作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 高橋一路 / 編曲 - 矢賀部竜成 / 歌 - 山崎亜弥子
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