中沢早苗
なかざわさなえ
「小学生編」より登場。
髪の色について、黒髪系か暗褐色髪。但し、4期アニメでは赤み帯びた黒髪。髪型に関して、ボブショート〜ミディアムショート。
小学生ながら南葛小学校応援団長を務める、気が強く男勝りな女の子。
学ランに身を包み、団員の男子を連れ回すほどのリーダーシップにも長ける。
そのため皆から「あねご」と呼ばれている。
そして、その声援で選手や観客を奮い立たせていた。
ところが、主人公「大空翼」が南葛小学校に転校してきたことで、その生活が一変する。
翼がサッカーをする様を見て彼に一目惚れ。
自称「大空翼の応援団長」となり、本来なら南葛小の選手たちに向けられる声援が、主に「翼ただ一人」に向けられる事になる。
そして修哲小との対抗戦では、他の競技の応援をぶっちぎって(おいw)「ファイト 翼くん」の文章が入った応援旗を作成。
以降、この応援旗を振るい、大空翼に声援を送る姿が彼女のトレードマークになる。
そして大空翼に声援を送りながら、彼を見守って行くことになる。
そして中学生になり、小学生の時には断られた念願の「サッカー部マネージャー」となり、応援するだけでなく、彼の競技上のサポートにも付くようになる。
で、中学三年生の頃にはなんと「お淑やかなお嬢さん」に。
これには読者も、南葛小からの付き合いだった面々(特に石崎)もびっくり突っ込みすることしきりだったが
番外編では下のイラストにも有るようにあねごの名残を見せた。
ちなみに「中沢早苗」という名前が付けられたのはこの「中学生編」からになる。
以下、「大空翼」との関係が主になるため、別項目とする。
先述の通り、小学生時代に南葛小に転入してきた大空翼と出会い一目惚れをし、以降は翼の為に応援団を引っ張り彼の為に応援を続けた。
中学時代では念願だったサッカー部のマネージャーになり、翼の近くで応援する機会が増えた。
また、翼の実務的なサポートにもつくようになる。
「小学生編」から「大空翼への想い」にはかなり複雑な乙女心を見せており、
翼が「ブラジルに行く」と知った時には「翼くんが負ければ、ブラジルに行かなくて済む」と考えてしまうが、結局は「負けるなんてやっぱり翼くんには似合わないわ!」と思い直し、
「中学生編」の対東邦戦では、負傷してしまった大空翼を交代させようとする顧問に対し、「翼くんからサッカーを取り上げないでほしい」と懇願するも、
ボロボロの満身創痍のままで顔面ブロックを受けた翼を見て、観客席から「これ以上翼くんを傷つけないで!!」と泣き叫んでしまう。
端から見ると、それは「中沢早苗の永遠の片想い」でしかない、と思われた。
しかし翼はその健気な想いに気付き、応える事になる。
同じ南葛中サッカー部マネージャーの「杉本久美」と早苗は、翼をめぐっての「恋のライバル」関係であった。
しかし、翼と早苗の試合中の「見つめ合い」を見て、二人の「想い」を察した久美は身を引くことになる。杉本久美のおかげで2人が結ばれたのもある。
早苗に一目ぼれした神田が早苗を呼び出し、強引にアプローチをした。
その場に現れた翼は神田に対し「中沢早苗はお前には渡さない」と宣言。
それでもひるがない神田にボクシングのパンチで攻撃された翼は「世界を制した蹴り」を加えた。
その強烈な「蹴り」は、神田の肩を直撃し、骨折させてしまう。
翼、どんだけよ。
その後、二人きりとなり、翼は早苗に「中沢早苗が好きだ」と告白した。
そしてブラジル出立前のひとときを二人は過ごし、
一人密かにブラジルに発つ翼の前に早苗が現れた。
早苗は翼にサッカーシューズを渡し、翼も自分の使用していたサッカーボールを渡し、
「夢を叶えてね!」という声援に、翼は敬礼で応え、ブラジルへと旅立っていった。
それからブラジルに行った翼と、南葛高校へと進学した早苗との、超を越えた「遠距離恋愛」が始まる。
そして高校卒業後、「ワールドユース編」では短大に合格するも、自分が何かしたいか分からずに落ち込んでいた時、西本ゆかりに「翼くんに会いたい」との想いを吐露し、ゆかりに背中を押され「翼に会う」ために単身ブラジルへ渡航。
すれ違いを重ねたものの、なんとかようやく翼に再会。
その際に「自分のやりたいことは『大空翼を応援する事』だ」と気付き、大空翼及びユース代表を応援すべくサポーターズクラブ「全日本サポーター」を設立。
「あねごの復活」となる。
そしてワールドユース大会終了後の夜の試合会場で、二人きりになり、翼から指輪を渡されプロポーズをされた。
「初恋は、叶わないものだと思っていた」
「けどそれが、今、叶った」
そしてエピローグにて二人は結婚した。
この後はネタバレになるため→「大空早苗」へ。
中学生で「お淑やかになった」早苗ちゃん。
なのだが。
第1作アニメでは性格改変が行われず、小学生時代と同様に大声で翼を応援したり、石崎や久美と喧嘩する場面が描かれていた。キャプテン翼Jでもあねごのままだったが程よい感じに落ち着いている。
原作でも、
「中学生編」翼の応援している最中に思わず「あねご時代の声援」を送ってしまったり、
原作続編「ROAD TO 2002」でも、リバウールの奥さんにブラジル料理を戴いた折に、
翼が「久しぶりのブラジル料理だなあ」と心の中で思っていたら、
「(ブラジル料理が出来なくて)悪かったわね」
と、心の中でぼそっと返す早苗の姿がある。(その後、リバウールの奥さんからブラジル料理を教わる。)
そのため、
お淑やかなのは猫を被っているだけで、根っこは「あねごのまま」なのではないか? 疑惑もこっそりあったりする。
とはいえ、小学生時代のようなお転婆描写は減っているし第三者代表の石崎をもってしておしとやかになっていると評しているので両方の面を持つようになったと考えるのが妥当なところか。
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