概要
「石崎了」とは「キャプテン翼」のキャラクターである。
そして本作品随一の「名バイプレーヤー」である。
プロフィール
出身地 | 静岡県南葛市 |
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所属 | 南葛小学校 - 南葛SC - 南葛中学校 - 南葛高校 - ジュビロ磐田 |
ポジション | DF |
誕生日 | 4月1日 |
血液型 | B型 |
CV | 丸山裕子(1983版)/ 佐藤智恵:少年期 山口勝平(1994年版)/ 高乃麗(2001年版)/ 田村睦心(2018年版) |
解説
「小学生編」より登場。
そして主人公:大空翼が南葛市に転入した時に初めて出会った人物となる。
そしてある意味、大空翼の運命を変えた人物である。
南葛小・弱小サッカー部の主将だった時は若林源三率いる修哲小とは、0対30という悲惨な対戦成績であった。
しかし、「南葛小対修哲小対抗戦」の時に、ロベルト本郷の指導と、翼と岬太郎の存在もあって引き分けるほどに成長する。
そして選抜チームである南葛SCにもなんとかギリギリ補欠であったが選ばれた。
その後、全国大会の対花輪戦にて、西尾浩司の怪我により交代出場、レギュラーとなる。
ぶっちゃけ、翼や岬ほどのサッカーの才能は全く無い。
それどころか試合中での「やらかし」は枚挙に暇が無い。
彼のおかげで「自殺点(現在のオウンゴール)」を知った人も多いだろう。最も有名なのは、蹴ったボールが大きく右に逸れてしまうという致命的な癖である(原作でも「石崎の大チョンボ!の巻」として載っている(アニメでは「石崎の大チョンボ」))。
しかし、それでも自慢の根性で奮戦し、たゆまぬ努力の末にレギュラーを獲得し、チームの主力となっていく事になる。
「中学生編」では最終的に大会優秀選手にも選ばれ、「Jr.ユース編」では全日本Jr.ユースチームにも選ばれ、海外遠征にも参加するようになる。
ガッツあふれるプレーが身上で、弾丸シュートに捨て身で喰らいつく「顔面ブロック」は彼の代名詞的プレーとして知られている。
それ故に「ファンキーガッツマン」と呼ばれるようになっていく。
またそれ以上に、人とのコミュニケーション能力に長けている。
彼の活躍を見た人の中には「翼よりも石崎の方がキャプテン向きなんじゃね?」と考える人もいる。
そして南葛高校ではキャプテンも勤めた。
え?東邦学園との対戦成績?
そしてそのコミュニケーション能力の恩恵を預かったのは、他ならぬ大空翼なのである。
前の学校では独りぼっちであった翼に、出会った早々に話し掛け、南葛小学校サッカー部への入部のきっかけを作ったのが、この石崎なのである。
つまり、石崎は翼にとっての「生まれて初めてのサッカー友だち」。
なので、今でも石崎了は「大空翼にとっての第一の親友」なのである。
余談
イタリアでも「キャプテン翼」はプロサッカー選手に人気がある。
そしてそのほとんどが「大空翼の大ファン」と語っている。
しかし、元サッカー選手「ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ」は「石崎の大ファンである」と公言している。
そしてその言葉を裏付けるかのように、石崎とガットゥーゾのプレイスタイルは「綺麗ではなく、泥臭さを感じさせる」という点で瓜二つであった。
現在、ガットゥーゾは『ACミラン』を経て『SSCナポリ』で監督を勤めている。
関連タグ
銭湯:実家の家業。主に母親が経営しており手伝いをしているシーンがある。